応援コメント

第57話 科学なお話」への応援コメント


  • 編集済

    非常に興味深く拝読しました。

    私は常々思うのです。
    海にいるフグがなぜ襲われないか。
    ほかの大型魚はなぜ食べたら危険と分かるのか。
    毒が蓄積する前の稚魚フグでは、結構大型魚に食べられていると思うのです。
    図鑑などでは、泳ぎ方や威嚇時に海水を飲んで膨れるフォルム、これらで食べてはいけない魚であると、大型魚が認識しているとの説明をみることがあります。
    (フィッシュイーターは捕食の対象かどうか、ほぼ動きとフォルムで判別してます)
    これが仮に正しいとして、それは誰から教わったのか。
    フグを食べたら死んでしまうのですから、経験による学習は無理。
    そうするとフグのような魚を食べる大型魚は死んで淘汰され、フグのような魚を食べない大型魚が生存競争を勝ち残った、と考えられないか。
    これは、細胞の遺伝子レベルでの記憶といえるかもしれません。

    もっと難しいのは、漁港に住んでいる野良猫が、フグを食べないことです。
    この理由を考えると進化論や細胞、遺伝子の記憶では説明がつかず、迷宮をさまようことになります。
    誰か教えて欲しいです。

    P.S.
    カモメは貪欲で死んだ魚をなげると、カモメ同士で奪い合ってたべますが、カモメにフグを投げると上空から降下中に見ただけで、食べるのをやめます。
    少なくともカモメは、匂いや何かの物質から危険を感じているのでもなさそうです。

    作者からの返信

    海にいるフグを食べる魚がいないのは仰る通り、フグを食べて死んだ魚とフグを食べないで生き残った魚の二種類がいて、そのうち生きた方が子孫を残せていけるから、まるで遺伝子レベルの記憶のように生き残るわけですね。人間にもこれは美味しくなさそう、美味しそうと分類することができると思います。
    ただ他にもいくつか分類する方法があるので、せっかくなので、今回のエッセイのネタにさせて頂きます。

    たぶんネコの方も私なりの持論を展開しようと思っているので、納得できるかは分かりませんが。

  • この話は本当に面白いと思います。わたしは今作にちょっとだけ使いました。

    作者からの返信

    説明が難しいですが、面白いですよね!