第55話 女の子って怖い。

 私は大学生の頃、かなり複雑な立場に追いやられていました。

 一年の頃にB子さんという女の子が私に話しかけてきて、まるで気があるかのようでした。でも男子ZくんがA子さんと一緒にいるところを見てしまいました。二人で買い物していました。

 でも一年の終わり頃にZくんがB子さんに告白して、B子さんはNくんに相談したのです。Nくんは「好きな人がいなければ付き合ってもいいんじゃない?」と言ったそうです。

 そうしてZくんとB子さんは付き合うようになりました。

 ここで私がフラれたことが分かると思います。

 そして三年生の始めの頃、A子さんが私がどの研究室に入るか、訊ねてきました。ここで私が気になるのかな? と思ってしまいました。

 でも、実際に研究室に入り、一緒に下校したりすると、A子さんは他の男の話ばかりしてきました。あげくにはデートしたという話を聞きました。

 A子さんはいろんな人とデートしていて、サークル内でもかなりダメージがあったようです。

 そうしてしばらくしたあと、A子さんは同じ研究室になったとき、「よし!」って言ったのです。まるで気があるかのような発言でした。

 でも四年生になり、A子さんは他のKくんと一緒に就職説明会に二人きりでいったのです。デートです。

 そのKくんは私の友達でした。Kくんは明らかにA子さんが好きでした。

 そのあと、B子さんはZくんにDVに合っていたり、性的暴行を受けていたりして、分かれることなく、私に甘えるようになってしまいました。

 そして私が「分かれないなんて、そんなに好きなんだね」と言ったのですが、それでもB子さんは私を好いているような素振りを見せたのです。

 にも関わらず、B子さんは私をもう一度フッたのです。

 そのあと、B子さんはZくんと分かれたそうです。

 しばらくして、私はB子さんと付き合う? となりました。

 そして私に対して「なんでこんな奴のこと、好きになったんだか」と言うようになりました。それに加えてZくんとの性的なことを気持ちいいと言ったり、私を「人格破壊者」と言ったりしてきたのです。これを一日で言いました。

 ちなみに私は母親から「気持ちいいから生んだわけじゃない」という言葉を聞いていて、子どもとしては言い訳にしか聞こえなかったのです。

 正直、B子さんのことが信じられなくなり、一日というか、付き合ったその日、数時間で分かれました。

 ちなみにA子さんも私のことが好きという情報もありましたが、他の男とデートを楽しんでいたので、なぜ私が否定されているのか、分からない状況でした。

 だから大学卒業する頃にはもう精神的にボロボロで、私は軽く鬱になっていたと思います。

 このあともちょっとあったのですが、この辺りで。


 重い話になってしまい申し訳ない。

 でもどこかで吐き出したくて。

 もっと純粋な恋を知りたいです。

 今日はこの辺りで。


 ではでは。

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