黒き鏡の玉兎。
増田朋美
黒き鏡の玉兎
その日も暑い日で、9月になったというのに、まだ真夏並みの暑さであった。なんでこんなに暑いんだろうなと思われるほど、今年の夏は暑い。それは毎年言っている言葉かもしれないけれど、最近は夏が暑く、熱中症とか、そういう言葉が流行ってしまうようなところがあった。暑いと感じているのは、人間だけでは無いと思う。他の動物も暑いと思っているらしい。杉ちゃんが連れてきた、二匹の足が悪いフェレットたちも、元気がない顔をしている。
「おーい、梨をもらってきたぞ。富士なしとして作っている農家があってな。なんでも蘭のお客さんだそうだが、梨がなりすぎたので、分けてくれたらしい。」
杉ちゃんが、車椅子のトレーに乗った皿に、切った梨をいっぱい乗せて、四畳半にやってきた。ウトウトしていた水穂さんは、目を覚まして布団の上に起きた。
「はい。梨を剥いてきた。さあ食べようぜ。富士市名物の富士なしだよ。きっとうまいよ。」
と、杉ちゃんは梨のはいったお皿を、サイドテーブルに置いた。
「じゃあ、いただきます。」
と、水穂さんと杉ちゃんは梨を一切れ取って、食べ始めた。すると、歩けないけど食いしん坊で有名なフェレットの輝彦くんが、
「ちーちー。」
と小さく鳴いたので水穂さんが思わず、
「ほしいの?」
と聞くと、輝彦くん、正輔くんは、待ってましたとばかり
「ちーちー。」
と答える。そこで水穂さんが、梨を二切れ取って、二匹の前においた。二匹は梨を美味しそうに食べ始めた。
「美味しい?」
と水穂さんが、聞いても答えないのは動物ならではだった。二匹はあっという間に梨を食べてしまって、
「ちーちー。」
というので、杉ちゃんが、
「おう、もう一個食べろ。」
と梨を二匹の前に置こうと思ったが、その隣に、ふわふわした、茶色のボールのような生物が居るのを見てびっくりしてしまう。
「あれ?何だ?このボールみたいな生物は?」
杉ちゃんがそう言うと、
「ミミちゃん、ここにいたのね。勝手に入って、足を拭かなくちゃだめだってあんなに言ったのに。」
と、女性が一人やってきたのが見えた。
「あれ?あなたは、以前製鉄所を利用されていましたね。名前は確か?」
水穂さんがそう言うと、
「はい。三枝真奈です。最も、この製鉄所を利用していたときは、吉田真奈で名乗っていましたので、そっちのほうが覚えているかもしれません。」
と女性はにこやかに言った。
「ええ、名前は覚えているが、一体この変な動物は一体何なんだよ?」
と、杉ちゃんがそうきくと、
「はい。すでに、皆さんにはうちに家族が一人増えたと知らせて居ると思いますが、その子が、このミミちゃんなんです。うちの子になってくれて、それでお披露目しようと思いまして、今日連れてきました。三枝家に新しい家族が来てくれました。よろしくおねがいします。」
と、真奈さんは急いでその茶色い生物を抱き上げた。なんだか顔もよくわからないほど被毛が伸びていて、もふもふした生物だった。
「この子は、どちらで買ったんですか?この毛並みの良さといい、高級なサテンアンゴラウサギですよね?どちらかペットショップかどこかで購入されたのでしょうか?」
水穂さんがそう言うと、
「サテンアンゴラ?何だそれ?」
と、杉ちゃんが言った。
「ええ、うさぎの品種ですよ。毛並みがサテンのように美しいので、そう呼ばれているんですよね。先日、動物病院に行って、サテンアンゴラであることは確認できました。名前は、ミミちゃんって呼んでいます。」
真奈さんはにこやかにそう答えた。
「主人も、私が一人で寂しがるのもペットがいてくれればなくなるだろうなと言うことで、この子を飼うのを公認してくれています。私達は、結婚はしたんですけど、結局子供ができなくて、寂しい思いをしてきましたし、私のほうが、不妊治療でえらく負担がかかってしまった事を、主人は悔いていたようです。だから、ミミちゃんがうちに来てくれたときは、子供が来てくれたような気がしました。」
真奈さんはにこやかに言った。
「ということはつまり、ミミちゃんは、どこからかもらってきたんですか?アンゴラウサギを飼育している、関係者の方とか?」
水穂さんがそうきくと、
「うちの家の前で、誰かが捨てていったんです。それで私達は、ミミちゃんを家族の一員として育てようとしています。」
と、真奈さんは答えた。
「はあ、そうですか。家族が増えてくれて嬉しいですね。きっと、家を和ませてくれるでしょうし、いい存在になるのではないかな。そんな存在がいてくれることで、真奈さんも心が安定するんじゃないですか。うんとたくさん遊んでかわいがってあげてください。じゃあ、ミミちゃんにもなしを食べてもらおうかな。」
水穂さんはその茶色いウサギさんの前に梨を一切れおいた。ミミちゃんは嬉しそうに梨を食べた。正輔くんたちと一緒に嬉しそうに梨を食べているミミちゃんは、とてもかわいらしくて愛らしかった。
「動物ってかわいいなあ。なんか癒やされるよなあ。正輔たちもそうだけど、居るだけでかわいい。」
杉ちゃんがそんな事を言っている。
「ホントだね。」
と、水穂さんも三匹が仲良くなしを食べて居るのを見て、にこやかに笑ったのだった。
「ありがとうございます。水穂さん。もしよろしかったら、ミミちゃんも、正輔くんたちの仲間に入れてください。うさぎの女の子は、ちょっときついとかいいますけど、全然そんな事ないし、人懐っこくていい子ですよ。ずっとケージの中に入れておくのもなんだか可愛そうなので、運動させてあげないといけませんから。お願いできませんか?」
真奈さんがそう言うと、
「ああいいよ。いつでも遊ばせに来な。うさぎだって運動が必要なときはあるだろうしねえ。」
と、杉ちゃんはにこやかに笑った。
「本当にありがとうございます。ここで遊ばせてくれるなんて、嬉しいです。また定期的にこちらへ連れてきます。良かった。水穂さんたちが、苦手かなとか、心配だったんですよ。」
真奈さんはとてもうれしそうに言った。
「それなら、公園で遊ばせたらどう?その方がよほど運動になると思うけど。ウサギさんにしても、正輔たちにしても。」
と、杉ちゃんは提案した。確かにカイウサギらしく、ミミちゃんの首には首輪がついている。それではリードを付けても問題ないだろう。
「そうですね。それなら、今行きましょうか。ちょうど、いい天気だし。」
と、真奈さんは提案した。すぐに、スカートのポケットからリードを出してミミちゃんにつけた。ミミちゃんは何も嫌がらない。犬は大人しく紐で繋がれても平気だが、うさぎの中には紐で繋がれると嫌がる個体が多いと聞くので。杉ちゃんは、正輔くんと輝彦くんを膝の上に乗せた。水穂さんは製鉄所に残った。
正輔くんたちは杉ちゃんの膝の上で、ミミちゃんは、地面を歩きながら、杉ちゃんたちと一緒に公園へ向かった。まあ最近では犬の散歩をする人はよくいるが、うさぎやフェレットを散歩させるのは珍しい。まあ、良く声もかけられるが、それでも良かった。特に子どもたちは、フェレットやうさぎに興味を持ってくれるようだ。
杉ちゃんたちが、公園に行くために四つ角を渡って、向こう側へ行ったとき。杉ちゃんたちの周りをパトカーが走っていった。なんだろうと思ったら、公園近くの小さな家の前でパトカーが止まるのである。
「おい、どういうことだ?なにかあったかな?」
と、杉ちゃんが聞くと、ミミちゃんはうさぎらしく耳を立てた。ダジャレを言っているのではない。本当にそうだからそう書いたのである。うさぎは、警戒すると耳を立てるのは、良くあることだった。
「おい、なにかあったのか?」
と、杉ちゃんが、そばを通りかかった警官に聞くと、
「はい。この家の女性が死体で見つかりました。それだけのことです。」
と、警官はさっさと行ってしまった。
「はあ、殺人とかそういうことかな?」
杉ちゃんがそう言うと、
「ちょっと怖いわね。」
と、真奈さんも言った。
「一体どこの誰なのかしら?」
真奈さんが表札を見ると、表札には篠崎と書いてあった。もちろん杉ちゃんたちは、赤の他人であるから、篠崎という家と関わりがあるわけではないけれど、皆、変な事件が起きてしまったということで、警戒の表情をしている。
「なんかこれでは公園に行けないかもしれないな。ちょっと怖いから、今日は帰ろうか?」
と、杉ちゃんが言ったので、一行は製鉄所に帰ることにした。ミミちゃんごめんねと、真奈さんが言うと、ミミちゃんは、なにかいいたそうな顔で真奈さんをじっと見ている。ウサギさんの言葉がわかれば、もう少しなにか知れるのかもしれないが、人間には残念なことにそれがわかるわけではない。真奈さんは、ミミちゃんを抱っこして、製鉄所に戻った。その間にも、パトカーが何回もやってきて、その小さな家に入っていくのが見えた。そうなると、結構重大な事件になるのかもしれなかった。
製鉄所に戻ると、他の利用者が食堂でテレビを見ていた。ちょうど報道番組をやっている時間帯であった。暇そうなアナウンサーが、原稿を受け取って、次のように読んでいるのが聞こえてきた。
「次のニュースです。静岡県富士市のバラ公園近くの住宅で、女性の変死体が発見されました。女性の名前は、富士市在住の篠崎美寿々さんと判明し、カーテンレールで首をつった状態で見つかりました。遺書のようなものはありませんでしたが、警察は自殺と判断しました。篠崎さんは、一年前から、一人暮らしをしており、近所付き合いもほとんどなかったということです。警察では、篠崎さんの経済状況などを調べています。」
そこまで言って、テレビは天気予報に変わってしまったので、篠崎さんのニュースが報道されることはなかった。
「はあ、一人で寂しくなってどうにもならなくなって自殺したのかな?」
と杉ちゃんが思わず呟いた。真奈さんの腕に抱っこされたミミちゃんは、その画面を見て、人間には表情も何も変わらない様に見えるけれど、もしかしたらうさぎなりになにか考えているのかもしれない、そんな気がする顔をしていた。
「まあ確かに、孤独は命取りになることもあるけどねえ、、、。」
杉ちゃんはそう呟いた。
その翌日のことだ。真奈さんがいつもどおりに、自宅内でミミちゃんに好物である人参を食べさせていたところ、インターフォンがなった。
「はい、どちら様ですか?」
と、真奈さんが玄関先に行くと、
「失礼ですが、富士警察署刑事課の華岡でございます。」
玄関先に立っていたのは、華岡と部下の刑事であった。
「すみません。三枝真奈さんですね。」
「は、はい。そうですけど。」
真奈さんがそう言うと、
「実はですね。俺たちは、篠崎美寿々さんの自殺事件を調べているんですが、あなた、うさぎをかっていらっしゃいますね。そのうさぎはどちらで入手されていましたか?」
と華岡はいきなり聞いてきた。
「はい。私達は、家庭菜園をしているのですが、一月ほど前でしょうか、うさぎが庭で育てていたラディッシュを食べていたのを捕まえました。しばらく飼い主が現れるかなと思ったんですが、そのような事がまったくなかったので、うちで育てることにしました。」
真奈さんは正直に答える。
「はあ、一ヶ月前ですか。」
と、部下の刑事が言った。
「よし。じゃあ、篠崎美寿々さんが、一ヶ月前にうさぎを手放したということになるのかもしれないな。このあたりもう一度当たってみる必要があるな。」
と華岡が言う。
「ちょっと待って下さい。ミミちゃん、いや、今はうちのうさぎになっていますので、そう呼んでいるのですが、そのうさぎは篠崎美寿々さんという人が飼っていたと言うことですか?」
真奈さんが急いでそうきくと、
「はい、その可能性があります。篠崎さんの娘夫婦が、篠崎さんが散々寂しがるので、彼女にペットを飼ったらどうかと提案したらしいのです。それで、日頃から寂しがると言われているうさぎをペットにさせたとか。」
と、華岡が答えた。
「篠崎さんは娘さんと一緒に住んでいたんですか?」
真奈さんが聞くと、
「はい。それは間違いありません。娘さんである、篠崎広江さんと、その夫、そして、お孫さんと住んでいたということははっきりしています。」
と部下の刑事が答えたのだった。
「そうですか。そんなに家族がいたのに、なんでまた、、、。」
真奈さんは、びっくりしてそう言うと、
「いやあね。その辺りを調べて、皆さんに知らせていくのが警察の仕事ですからな。」
と、華岡が言った。
「またこれからも協力してくださいね。そのうさぎがなにか変な素振りを見せたら、直ぐ知らせてください。」
まあ、うさぎなので、人間にあるようなコミュニケーション能力を持っているわけではないが、でも何か持っているような気がしてしまった。
「わかりました。お伝えします。」
とりあえず真奈さんはそう伝えておく。
「それでは、今日は帰りますが、また何か聞きたいことが出てきたら、訪問させてもらいますからね。じゃあ、よろしく頼みますよ。」
警察二人はそういう事を言って帰っていったが、真奈さんは、なんだか後味の悪い事件だなと思った。なんで、娘さん夫婦がいて、孫がいて、そんな絵に書いた幸せなのに、自殺なんかしなければならなかったのだろうか?
それからしばらく、真奈さんは、ミミちゃんを定期的に運動させるため、リードをつけて、公園に散歩させた。公園に行く度にあの事件があった家の前を通らなければならなかったが、ミミちゃんは、その家の前に差し掛かると動きを止めてしまうのだった。やっぱり前の飼い主が恋しいのだろうか?そうなる度に真奈さんはミミちゃんを抱き上げて、無理やり移動させたけれど、ミミちゃんは、それをずっとやめなかった。
「元のお家が恋しいの?」
と、真奈さんがまた動かなくなったミミちゃんに聞いてみても、うさぎと人間では言葉が違いすぎる。
真奈さんが、またミミちゃんを抱き上げて、その家の前を通り過ぎようとすると、その家のドアがギイっと音を立てて開いた。誰が出てくるのかなと思ったら、一人の若い女性だった。
「あの、もしかしたら、篠崎美寿々さんの、」
と真奈さんは思わず聞いてしまう。
「ええ、娘の篠崎広江です。正式には後藤広江ですが。」
彼女は形式的に言った。
「じゃあ、結婚してご主人の姓を名乗っていたんですか?」
と、真奈さんが聞くと、
「ええ。そのつもりだったんですが、母がどうしても介助者が必要になったものですから、それで、同居することにしたので、姓は後藤のまま一緒に暮らしていたんです。」
と、彼女は答えた。
「そのうさぎ、母が長らく飼っていたうさぎですよね。悪いけどそちらでそのままにしておいてくれますか?私達は、これから、別の場所に引っ越すつもりですから。」
そういう彼女は、本当に篠崎美寿々さんと暮らしていたのか、疑ってしまうくらい冷たい口調だった。
「あの、お母様と一緒に暮らしていたんですよね?なんで、そんな平気な顔をしていられるんですか?私が娘なら、お母さんが自殺されたら、すごく取り乱すと思うんですが?」
真奈さんは広江さんに聞いてみる。
「ええ。これで良かったんですよ。母のうつ状態はいつになっても改善させないんですもの。母は、あなたにはわからないと思いますけど、すごいうつ状態で、私達を仕事にも行かせないくらいひどいものでした。入院させようかという話も出ましたが、世間体が悪いと言って応じてくれなかったし。それなのに、精神科の薬を大量に飲んだりして。もう私達はお先真っ暗。母が自殺してくれて、これで良かったんです。」
と、広江さんは事務的に答えた。
「本当にそうでしょうか?少なくとも、あなたのことを、育ててくれたお母さんでもあったわけですから。」
真奈さんがそう言うと、
「いえ、そんな事ありません。あたしたちの結婚だって反対でしたし、母は、結局わたしが何をしても、気に入らなかったんですよ。もうそういう人でした。すごいキャリアウーマンで、一生懸命働いていましたが、わたしのことは、ほとんど構いませんでしたよ。先日トイレで転んで背中を圧迫骨折してからうつが始まって、あれよあれよと年を取ったおばあさんになってしまいましたが、本当にわたしの事は、放置しっぱなし。母らしいことはしませんでした。だから、これで良かったんです。」
広江さんは言った。でも、それはどこかに無理しているところがあって、無理やり言っているような気がした。
「本当はそうでは無いのでしょう?お母さんにもっと優しくして上げたいと思っているのでしょう?」
真奈さんは、そういう広江さんに向かってそういった。
それと同時に、
「ガブ!」
と広江さんの足首に鋭い痛みが走る。何だと思ったら、ミミちゃんがいつの間にか真奈さんの手から離れ、広江さんの足首に噛み付いていたのだ。
「痛い!何この子!」
広江さんはそう言うが、
「あの、本当の事を言ってください。これで良かったなんて、これっぽっちも思っていないんですよね?それよりもお母さんに謝りたいと思っているのではないですか?だからミミちゃんもそれを察して噛み付いたんです。」
真奈さんはそう説明した。そしてミミちゃんを無理やり広江さんから引き離したが、広江さんの白いストッキングには大きな穴が開いてしまった。
「まあ、動物は飼い主に似るって言うけど本当ね。わたし、母のことなんて、思い出したくもないのに!」
広江さんはそう言っているが、真奈さんはそれは嘘だと思った。
「正直におっしゃってください。お母さんに本当は謝りたいと思っていませんか?でも、もうときすでに遅い。だから、ここから離れようとなさってる。それをちゃんと認めてあげないと、私も、ミミちゃんも納得できませんよ。」
「私、そんな事。もうあなたがそんな事言っても私は関係ないと思いますけれどね?」
と、そういう広江さんに、
「いえ、人間誰でもこうして上げればよかった、ああして上げればよかったという気持ちはあるものですよ。それは、誰でもそうだから、それを忘れずにいてあげてください。」
と、真奈さんはそう言って、ミミちゃんを抱っこして、その場を立ち去った。広江さんがどんな反応をするか何て見たくもなかった。
外は、暑かった。まだまだ夏の空気がくすぶっている、秋の初めだった。そのうち、季節も変わってくるのだろうが、人間はこうは行かないと、真奈さんは思うのだった。
黒き鏡の玉兎。 増田朋美 @masubuchi4996
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