キャラクター紹介⑪
カーラ・パレット
12歳。本名はカーラ゠レインボー・パレット。レインボーの部分は秘密の名前であり、大事な人にしか教えないという文化のあるところで生まれた。
外国からこちらに来た際、そこの小学校で珍しい容姿からいじめに遭う。まだ日本語に慣れておらず、元々口下手な性格だったこともあり、抵抗することが出来ずに、いじめはエスカレート。
その過程で、7つの人格を生み出した。そして自身は外に出ることをやめた。今は小学校には通っておらず、通信教育を受けている。そしてその傍ら「湖畔隊」に属し、与えられた任務をこなしている。
こちらに来てしばらく経つが、まだ日本語は不慣れ。そのため、変な敬語の使い方をしている。
最初は
「color pallet(カラーパレット)」
色から連想される効力が、彼女の放つ絵の具に触れることによって発動する能力。
・赤→熱 ・橙→活力 ・黄→痺れ
・緑→治癒 ・青→冷却 ・紺→防御 ・紫→魅了 となっている。
さらに今回、そこに 虹→ランダム も加わった。何が起こるかは分からないが、その時の場面に一番適した効力を発揮する。
ただし代償として、使用時間と比例した時間分だけ、自分が使っている色しか識別出来なくなる。
14歳。今世紀最大の凶悪異能力者(通称「五感」)の内の1人であり、その異能力から「聴覚」と呼ばれている。だが異能力が知られていないので、本当の異能力と「聴覚」はあまり関係がない。
桃色のベリーショート、同色の瞳、どこかの制服を身に着けており、脚にはカラフルな絆創膏を貼っている。
友達が欲しくて、人を呼び込んでは異能力を使ってその人のことを全て知り、友達になろうとしていた。だが過去を覗かれた人は怒り狂うか、泣き喚くか、放心状態になってしまうか、で、今まで友達になれた人はいない。そのため、悪意もなく犯行を繰り返していた。
「不思議の国のライフ」
任意の相手を穴に落とし、その穴を球状にして、閉じ込める能力。閉じ込めることに成功すると、その人の過去を見ることが出来る。
だが使われた相手は時に、一生見たくないようなトラウマを掘り起こされたり、黒歴史を暴露されたような気分になるので、そのストレスに廃人状態になってしまったり、怒ったりする。(廃人状態になっていない人が情報共有に応じなかったのは、黒歴史を暴露されたことを隠したかったからである)
ただし代償として、自分の過去も相手に全て伝わってしまう。本人的には、友だちになるためだから厭わない。
第34話あとがき(イラスト付き)
→https://kakuyomu.jp/users/rin_kariN2/news/16818093075749216534
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