第84話 エンデ・ポート・ダンジョン (2)
りっぱな宮殿だ。といっても、主、一人だけなんだけどね。
正面の大きな椅子に座って待っていてくれる、5mくらいの大きなヴァンパイアだ。レベルは200、普通に勇者クラス?だな。
早速、「召喚」された?魔蝙蝠が数百? パタパタと向かってきている。
容赦無い出迎えなんだな。なら、こちらも、やや強めの「浄化」に「光射」を混ぜてみた。
すべて一気に光の粒となって消滅していった。残りは、ボスだけだけど、まだ何か出てくるのかな?
凄いな、幹部を2人も召喚したよ。レベル150のが2体。
やることは変わらないので、強めの「光射」で2体の眉間を撃ち抜く。
同時に、ボスからの攻撃があったが、光の結界で自動的に弾かれて無事。
すかさず、「光射」を浴びせて、続けて「光刃」で首を狩る。
「闇」の力には、「光」だよ。
でかい魔石を回収して、現れた宝箱。これには、罠も、呪いも、付いている。
僕の魔力を強めにぶつけてみれば、モヤモヤって黒い煙が出てくるので、「浄化」「解呪」して、一応「クリーン」。
「気配察知」では、罠、呪いが無くなっているので、開ける。
◎宝箱:ポート・ダンジョン:30階層
*エンデ金貨1500枚
*指輪 転移の指輪 不壊、サイズ自動、
*指輪 収納の指輪 容量無限、時間停止、不壊、サイズ自動、
*指輪 状態異常無効 闇耐性、毒耐性、呪耐性
イイね、この宝箱の中身、いろいろ「錬金」して使えそうだよ。
行きますか40階層。
いきなり居る、ドラゴン。赤竜。レベル250。
しかも、いきなりの火炎ブレスかいな・・・ま、僕には効かないけどね。
と、うん?赤竜の気配が小さくなっている?
って火炎が晴れてから見れば、何?体を小さくして、しかも、遠く離れている?
って、お前、逃げたのか?
念話
「おい、なぜ逃げる? ブレス吐いて攻撃したろ?」
「・・・」
「おいお前、聞こえているよな〜」
「はい、聞こえております。これ以上は、許して下さい」
「って、お前から攻撃したんだぞ」
「はい、そのとおりですが、私も痛いのはイヤなので」
「そう言っても、お前生き返るんだろ?」
「そうなんですけど、痛いのはイヤなので」
「じゃ、一気に瞬殺で、どう?」
「もう、勘弁して下さい、ごめんなさいです。お宝出しますから」
って、僕の目の前に、宝箱の大きいのが現れた。罠や呪い、まさか?無いよ。
開けてみれば、
◎宝箱:ポート・ダンジョン:40階層
*エンデ金貨2000枚
*赤竜の素材一式
*赤竜の革素材のマジックバッグ
・容量無限、時間停止、不壊、
・色・形状変更、状態保存、
*腕輪 赤竜の加護
「ありがと」って伝えて、帰還の魔法陣を使わないで、「転移」で帰ってきた。
サザン別荘で、ゆっくりメロンを食べながら、「収納」の目録を見ているけど、
エンデ・ダンジョンで、結構、エンデ王国のお金を入手できたな。
💰ポート・ダンジョン (合計)エンデ金貨 4800枚 銀貨 1300枚
あと、ヴァンパイアの指輪、これは使える。これらは、最高級品だよ。
💍*指輪 転移の指輪:不壊、サイズ自動、
💍*指輪 収納の指輪:容量無限、時間停止、不壊、サイズ自動、
しかも、れっきとしたダンジョン産だからね、言い訳など必要ない。
もっとも、普通は、あの階層を攻略するのは「なかなか・・」だよな。
あとは、今回の反省で、もう少し、「魔法創造」で、光魔法を作っておこう、
従来の、
*光刃 *光射 *レーザービーム
これらに加える、光の魔法攻撃として、
*光雨 光魔法・浄化を水魔法・雨と一緒に降らす
*光槍 光で槍を作り、光速で必殺命中で放つ、
*光弾 光の魔力弾を光速で放つ
海竜の宝箱から出た「水上歩行の腕輪」から、「魔法複製」で、
*水上歩行
あとは、水中関連の腕輪や指輪から、魔法複製する
*水中呼吸
*水中遊泳
とりあえず、「魔法複製」の練習になったな・・・
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