第17話 古龍・風龍 ストーム 

さあ、気になっている山岳の高山へ行ってみよう。

雰囲気で、ほぼ解るんだけどね、これ、ドラゴンの気配だ。

流石に大きい魔力だし、ダダ漏れだもの、レベル300ってとこだね。

まあ、こんなところまで来れる人なんていないから、魔力ダダ漏れでも問題ないのかな?

場所は、ほぼマッピングできているので、転移してきたが、まあ寒いかな?

ここは、高山の中でも、高い方だよ、標高7000m超えだ。

今日は、もう一つ、雰囲気の違う気配がある、これ「神」だね。

とにかく、行ってみるか・・・


山の頂上付近に横穴が空いている、そこだね。

一応、入り口で声をかけてみる、「こんにちわ〜〜」

って、いきなり、冷たいブレスが飛んできたよ、まあ、絶対防御もあるし問題ないけど、先日手に入れた、防御結界を強めに張ってみた、バリバリ割れそうだけど、一応絶えている。

ついにバリンって割れてしまったが、そこでブレスも止まった。

と同時に、穴の奥から、ガハハハハって笑い声が聞こえてきた、「中に入ってこい」って聞こえるから奥へ進む。

最奥の一段山になったところに龍がいるよ、風龍だ。鑑定では、6000年、これ古龍なのか? レベル350って、まあ、今の僕じゃあ敵わないな、って思いながら、もう一つの神気を探してみるが、分からないな・・・

ふと、声が聞こえる、風龍だ、

「さっきのブレス、よく受け止めた! 見事だ」な、って、「驚きますよ、小心者なんですから、お手柔らかにお願いします。」

ワハハハ笑いながら、自己紹介をしてくれた、どうやら、敵対しないで済みそうだな・・・僕の鑑定を組み合わせた詳細は、


*風龍(古龍)6000年超え? ストーム 

・レベル350 

・主に、雨・風・雷と天候、空気、大地、を司る

・時間、空間、次元を自由に巡回する、

・風龍魔法 魔法適性全般 魔法創造※ 


さっきまで、そこに居たんだが、僕には直接は干渉できないってことで、どうやら、時空神様はどこかへ隠れてしまったようだ。ということで、コロンって転がってきた宝石のようなものが「神」の僕への置き土産だってさ。

手に取って見ると、みるみる手に吸い込まれていった。

「ほお?全部吸収したか、なかなかお主、あやつと相性が良いようじゃの」

っていうから、とりあえず、、自分を鑑定してみれば良いんだろ?


名前 ヒカル 異世界人 31歳 男 

レベル 400 生命力 100% 体力 100% 魔力 700

*時空神の加護 

・不滅、不壊、絶対防御、攻撃反射、魔力吸収、

・時空断裂、時空斬撃、転移、転送、

・魔法創造、召喚魔法、

・指輪(神級)の効果倍増


うん?何かレベルが急上昇だよ。

「ほう? もうお主に敵うドラゴンも居ないのではないか?一つか2つ、世界でも滅ぼすのか? 手伝うぞ〜〜」 

って、そんなことはしませんよ。

「なんだ? もう余計なお世話かもしれんが、儂のも持っていけや〜」

って、コロンと宝石が転がってきたので拾うと、また、すぐに取り込まれていった。

得られたものは、龍魔法(風龍)って、感謝、感謝です、ありがとう!


※風龍の加護

※龍魔法(風龍)全般 


でも、真面目に、僕、こんな力、どう?すれば良いんだ???

「ああ、やつから伝言でな、・・・今まで通り、気楽に、好きなようにやっていけ、ってよ、忘れるなよ。」

はい、分かりました、忘れませんよ。


「魔力創造」か・・・楽しそう、きっと、魔力をいろいろ使うほどに、魔力レベル、上がっていくんだろうな。

たまには、顔を出しても良いか聞いたら、酒を持ってこい、っていうから、OKして、他に? 肴は? 「イヤ、酒だけで良い、どんなのでも良いからな〜」って

どれだけ酒が好きなんだよ。きっと、「神」も飲むんだろうな、いろいろ揃えて持ってこよう。


また、山の中腹にきている、「ドワーフの強いのも良いぞ〜」って遠くから聞こえてきたよ。解ったよ。



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