羽弦さんのエッセイは読みやすく、引き込まれます。精神疾患のある当事者の視点も優しく、時には弱音も吐くけれども世界を真っすぐに見ている。精神疾患を巡るエッセイだけど書き手としてのポリシーも忘れてはいないから読みごたえがある。精神疾患で悩んでいる方にもオススメしたいし、それ以外の生きづらさを抱えている方にも読んで欲しい作品。