第796話グランドフィナーレ

この話しを持って、「障がい者堂便り」を最終回にしたい。

日記は1年毎に、新エッセイになります。

良くもまぁ、生意気な事を書いてきました。

憤慨された方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?

僕の文体は、故・田山幸憲氏のエッセイの影響をおおいに受け、……である。とか、……だ。で、終わる文章が多い。

しかし、論文を書いた時と同じ文体で、日記やエッセイを書いたら、面白いと言う読者の方もいらっしゃるかも知れないので、こういう文体になりました。


今夜は、ちょっと酔っ払っています。

黒生ビールと赤星をたらふく飲んでいますので。

今夜は、スーパームーン。

8時位に外に出ようと思う。

最後に。

僕は障がい者です。しかも、一番嫌われる、精神障がい者。

ですが、みんな真面目なのです。健常者より真面目に働く障がい者も多いのです。

中には、犯罪を犯す障がい者もいますが、犯罪はどう見ても、精神障がい者より普通の人の方が多いのです。

僕は日記を通じて、たまに本音を漏らしたり、弱音を吐いたりしました。

僕自身は、ダメな方だと思いますが、他の精神障がい者の多くは頭が良く、仕事を皆勤賞取るくらい真面目なのです。

明日から、新エッセイ「星降る街で」を執筆します。

1年間、こんなバカの日記を読んで下さった読者の方には感謝では済まないそれ以上の思いがあります。

本当にありがとうございました。

この言葉を持って、「障がい者堂便り」は終わります。


一年に渡る読み切りエッセイ、これにて完結。


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障がい者堂便り 羽弦トリス @September-0919

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