第196話クリニックの風景

今日は午前中、整形外科を受診したが、夕方は消化器内科を受診した。

採血と動脈硬化の検査をした。

糖尿病の状態を知る、HbA1c《ヘモグロビンエーワンシー》は、6.4と安定している。

動脈硬化は、前回の血管年齢は70代であったが、今回は年相応の血管年齢だった。

また、主治医が体重が徐々に落ちている所を見て、褒められた。

今日は、仕事の日よりも疲れた。

でも、素面ではぐっすり眠れないので、少しだけ焼酎を飲もうと思う。


整形外科のクリニックでは、お年寄りらが10人ほど、待合室に座っていた。

そこで、お婆さん同士がしゃべっている。

「あら~、お久しぶり」

「あら~、珍しい。先週、ここに居なかったじゃない」

「そうなの、膝が痛くて調子が悪かったの」

「あら、調子が悪い時はじっとしてなきゃね」

僕は思った。病院は調子が悪いから行かなくてはいけないのではないか?

まぁ、お年寄りだから病院もコミュニケーションの場であろう。


本日の読み切りエッセイ、これまで!

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