第7話シャンプーおじさん

昔、私の近所にシャンプーおじさんと呼ばれる人が出没していた。


聞いた話では、見た目は上下ともに黒の長袖、長ズボン。


髪は短髪。


痩せこけた頬、生気のない顔。


手にはシャンプーの容器を持っている。


昼夜問わず一人で歩いていると、後ろから「シャンプーある?。」と声が。


とっさのことで驚いているうちに、シャンプーの容器からドス黒い液体をかけてくる。


逃げるといつの間にかいなくなるようだ。


今ではその話は聞かなくなったが、トリートメントおじさんと呼ばれる人が現れるようだ。


シャンプーおじさんがイメチェンしたのだろうか。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る