同じ空

僕らは同じ星見上げて

同じ空の下、繋がってる


本当にそうだろうか?


僕が今見てる雲は

君が昨日見た雲かもしれない

僕が太陽を見てるとき

君は月を見てるかもしれない


自転と公転繰り返して

同じ日にまた雨が降っても

曇天の向こうの天の川は静かに輝く

1つ減った星には誰も気づかない


空はどうして青いのかな

神様が青いペンキ溢したからよ

じゃあ夕焼けは赤いペンキ

おっちょこちょいな神様ね、そうね


子供の頃から変わらない

空想に夢を見て

希望を託してどうにか生きてる


僕が雨宿りしてるとき

君が日向ぼっこしてるみたいに

僕が水溜りの月を蹴ったとき

君は花火見上げて笑うんだ


目に映る景色は違うけど

見たいものは同じかもな

同じもの見てなくても

君はそこにいるんだよな


虹の麓で太陽を探した

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詩集 ケタ陀羅 @ketadara

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