第4話

疲れて寝てると朝になったらしい、部屋が明るい男の人がきて、手を上に上げて、ついてこいみたいな手振りをする。

廊下に立ってるので、服を整えて後ろをついていく。

夜中のうちに雨が降ったのだろうか、空気がなにか湿っぽい、そして臭い臭いが大分とましになってる

悪臭が雨で流されたのだろうか。


昨日とは違う部屋につれてこられると

何人かの人がいて俺はその真ん中に立たされた

「■■■■■■■■」

椅子を指差してる

座るのか?と思って椅子に座ると

椅子を手で叩いてるので、椅子から立つ

「■■■■■■■■」

コップを手で叩いている

どうも、モノの名前を聞いているみたいだ

「コップ」

と答えるとなんども頷いた

そしてまた

「■■■■■■■■」

コップを手で叩いている

「コップ」

と答える

「■■■■■■■■」

椅子を手で叩いてるのでこんどは

「椅子」と答える

その人はうなずいで

今度は人の絵を見せた

「人」

次は違う人の絵を見せた

「人」

犬っぽいなにかの絵

「犬」

窓の外を指でさす

「外」

「空」

もいちど窓の外を指す、今度は窓から少し乗り出して

「空」

今後は空を描いた絵を見せてきた

「空」

指先から火を出す

「■■■■■■■■■■■■■■」

俺は、これは火の事だと思い

「火」と答える

そうして、その日はいろんなモノやいろんな絵をそれが何か答えていた。

気がつくと、太陽が空のふちにきていた、そして、周囲はすこし暗くなっていた。

最後に手で後ろに下がる手つきをすると、男の人が来て、部屋に帰された。


俺は部屋に帰って、そしてその日は寝た。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る