第9話 『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』(宝島社文庫)

こんばんは。

雪の香り。です。


『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』という小説を読み終わりました。

感想は「なにこの夫婦すっごい可愛い!」です。


あらすじをご紹介しましょう。

一年の半分近くが冬という極寒の国の伯爵リツハルドは、嫁取りに訪れた異国の夜会で女性軍人であるジークリンデに一目惚れして求婚する。

断られるかと思いきや、ジークリンデは「一年間は仮の夫婦としてお互いを知る期間とする」という条件を付けて承諾する。

というものです。


この仮の夫婦として過ごす一年間のスローライフが物語となります。

一緒に狩りをしたり、伝統工芸品を作ったり、釣りをしたり、オセロなどのゲームをしてすごしたり。


旦那様であるリツハルドはジークリンデのことを太陽みたいだと想ってて、ジークリンデはリツハルドのことを雪妖精みたいだと想ってる。

……一年間の仮の期間って必要かな?

お互いにもうすごく好きじゃない?

と読んでいる私なんかは思ったのですが。


リツハルドはなれない者には雪国の生活はつらいだろうからとジークリンデをよく気づかっているし、ジークリンデも役に立とう、リツハルドの想いに応えようと頑張っている。


二人ともとても良い人でお似合いの夫婦。

読んでてとてもほっこりする。


スローライフものやじれったいラブスト―リーものがすきな方は好きな物語だと思います。

おすすめです。


以上、感想でした。

ここまで読んで下さった方ありがとうございました。

あなたに幸運が訪れますように。


おわり

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る