第4話 『なないろ金平糖いろりの事件帖』(宝島社文庫)

こんばんは。

雪の香り。です


本日は『なないろ金平糖 いろりの事件帖』という小説の感想をつづりたいと思います。


食べる金平糖によって違う超能力が使える(記憶が見えたり未来が見えたり)いろりという女の子が主人公です。


超能力を使っていろんな事件を解決していきます。

失せ物探し、殺人犯探し、嘘つきの正体を暴く、誘拐された友人を探すなど。


波乱万丈でドキドキします。


でもハラハラドキドキだけではなく、母娘のあいだの愛情とか、友情とか、そういうものの大切さを伝えてくれるストーリーです。


私は第一話に登場し、以降主人公の友達になった絹ちゃんが好きですね。

彼女はとても良い子です。


いろりは超能力が使える以外は普通の女の子で、ゆえにいろいろ葛藤があったりします。そこらへんの感情の動きがリアルだなと思いました。


超能力を扱っている割には地味な物語なのかなと思うけれど、そこがいいですね。

等身大の女の子が描かれていて感情移入できるっていうか。


この物語もおすすめです。



おわり

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る