第6話 だれがチェーンソーの担当になるかでモメる

「じゃあ、レディーファーストで、あたしはメジャーにしておくわ。ムチなら使い慣れてるし」


 おそらくそれが、適切であろう。


 残り三人。肥料は臭いが、無難なところである。チェーンソーなんて使いこなせるわけがない。


「じゃ、じゃんけんだな?」


 結論から言おう!! ブラックが負けた。それにより、ブラックがチェーンソー。イエローが肥料、ブルーが斧に決まった。


「やっべー。おれ、斧なんて使ったことないよ。オーノー!!」


 ダジャレをかましている場合ではない。五人は博士のライトバンに載せられて、犯行現場近くまで運ばれてきた。現場はすぐ近くなのに、それっぽい雰囲気を出したかっただけなのである。


「うむ。そろそろ時間じゃのっ!!」


 すると、博士の予言通りに、黒服の男たちが手に手に武器を持って現れた。闇の森林伐採は法に触れる!! がんばれ、地味レンジャー!!


 つづくのである!!

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