タイトルに偽りなし。囲われるのも大変です。。リアリティがありながら官能に飛び込み過ぎない、いい塩梅の書き味が魅力の物語でした。この匙加減、ぜひお読みになって、味わってみてください。
「妾」というのは、現代では愛人、浮気相手といったネガティブな意味で捉えられるが、江戸時代では女性の立派な職業の一つだった。日本に似た世界に転移してしまった主人公は、この妾システムで4人もの旦那に囲われることになるが……乙女ゲームにあるようなお気楽な逆ハー生活ではなく!?着眼点が面白く、リアルな逆ハーレムが文章から伝わって来ました。