第150話 草原の怪物2
-翌日
@レンジャーズギルド
「……碌な依頼が無いな」
「荷物運びに、その他復興作業の雑用……。何だかね……」
しばらくグラスレイクの件や、休息の為にレンジャー稼業を休んでいたが、身体が鈍るのも嫌なので、何か依頼でも受けようかとギルドにやって来た。ちなみに、今日はカティアが一緒だ。
ミシェルは、ノア6にてバイクの訓練や、ロゼッタの授業を受けている。バイクは、以前からガラルドガレージのスクラップをレストアするようせがまれていたので、今回の姫様の命乞いで無給となったミシェルの補填として与える事にした。
そんなこんなでいざ依頼を確認してみたが、碌な依頼が無かった。街は復興中だし、考えれば当然だった。
「ど、どうしますか……? 何か受けられますか?」
「そう言われてもねぇ……。ヴィクター、賞金首でも狩りに行く? 今、モルデミール軍の残党狩りが流行ってるらしいわよ」
「それもアリか……って訳で、今日は大丈夫だ。邪魔したな、アレッタ」
「あ、あのヴィクターさん!」
「うん?」
「この後お暇ですか? 良かったら、ちょっと付き合ってもらいたくて……」
「……別に構わないが、一体何の用だ?」
「父に会ってもらいたいんです」
「「 はぁ!? 」」
* * *
-数時間後
@ブランドール商会
あれから、アレッタに連れられた俺達は、彼女の父親のものだという商会の建物へとやって来た。どうも彼女の親父さんが、俺に指名依頼をしたいそうだ。
「こちらになります、どうぞ中へ……」
「フェイから商会のお嬢様って聞いてたが、まさか本当だったとはな」
建物の中へと入ると、すぐに何人かの職員が飛んできた。
「アレッタお嬢様! 本日はどうされましたか?」
「お客様をお連れしました。パパを呼んできてください」
「はっ、かしこまりました!」
「どうぞお客様、こちらへ……」
そうしてアレッタと別れ、応接室へと案内された俺達には、お茶やらお菓子やらが振る舞われ、パパとやらを待つ事になった。
「うまっ! これ、よく見たら中央地区の高級店のお菓子じゃない! 羽振りがいいわね〜♪」
「やめろカティア、みっともない!」
「何よ、食べないならヴィクターの分貰うからね!」
「あっ、こら!」
カティアは俺の菓子を摘み上げると、全て平らげてしまった……。
その後お茶を飲みながら待っていると、応接室のドアがノックされた。そして、中に仕事着姿の中年の男と、着替えを済ませたアレッタが中へと入って来た。
「ヴィクターさんにカティアさん、お待たせ致しました」
「本日はご足労いただき、ありがとうございます。ここブランドール商会を経営する、パウル・ブランドールと申します。既にご存知かと思いますが、アレッタの父です。以後、お見知りおきを……」
「ヴィクターだ。昨日はフェイが世話になったらしいな?」
「いえいえ、娘もお世話になっておりますし、ほんのお礼のようなものですよ」
「そういえば、仕事中だったのか? 都合が悪いなら出直すが……」
「ああ、こんな格好で申し訳ない! 人手が足らないもので、商会主自らも現場に立たざるを得ないでして」
「あれ? ブランドール商会って、今儲かってるって噂じゃない。だったらもっと従業員増やせばいいんじゃないの?」
「痛い点を突きますね、カティアさん……。実は、ヴィクターさん達を呼んだことと関係ありましてね?」
「……本題に入ってくれ」
*
*
*
「……草原の怪物?」
「はい、隊商の御者はそう呼んでいます。要は、獣害なのですが、昔から冬の前になると村や馬車が襲われましてね……」
「【セルディアンクーガー】か」
「はい。既にウチと
セルディアンクーガー……ピューマの一種で、ネコ科の動物だ。セルディアの固有種で、崩壊前は保護指定されていた動物だが、崩壊後の世界では害獣に成り下がっているらしい。
話によれば、その村の周辺や街道近くの草原に数頭が住み着き、家畜や人間を襲っているらしい。本来、ピューマが群を作ることは珍しいが、昔とは生態が変わったのかもしれない。
「それなら、他のレンジャーに頼んだらどうだ? 別に俺達じゃなくても良さそうだが……」
「ところが、そうもいかんのです」
「ヴィクター、セルディアンクーガーの危険度はだいたいD〜Cぐらいなのよ。でもそれは、単体での話。それが群れたら……」
「危険度が跳ね上がるって事か」
「そういう事です。現状、この街のレンジャーでこの厄介な案件を確実に処理できそうなのは、ヴィクターさんしかいないのです! もちろん、報酬は相応の額を用意します……どうか、引き受けて貰えないでしょうか!?」
「どうしてそこまでするんだ?」
「この街は現在、7日間戦争の影響で建設ブームとなっています。ですが、そのせいで街に入る物資は建築資材の割合が増え、食糧の割合が減っているのです」
「現状、この街に食糧を入れてるのはパパの商会と、ガフランク農園連合、それと数えるくらいの商会だけなんです」
「ヴィクター、そういえばモニカが、鶏肉とか卵が値上がりしてたって言っていたわよ」
「ガフランクは、小麦とか野菜、加工肉が主体だからな。新鮮な肉や卵、牛乳とかは近くの村から仕入れる必要がある訳か……」
「復興の為に、労働者にはタンパク質が必要不可欠です! ヴィクターさん、引き受けて貰えないでしょうかッ!」
「ヴィクターさん、お願いします!」
「……分かった、引き受けよう」
俺は彼らの熱意に負けて、依頼を受けることにした。結局その日は、ガレージにて武器の手入れやら、罠の準備をすることになった……。
* * *
-数日後
@ケイラン村
依頼を受けた俺達は、ブランドール商会の隊商を護衛しつつ、被害を受けた村……ケイラン村へと向かう事となった。この村は、養鶏を生業としているらしく、鶏卵や鶏肉が主な産品のようだ。
隊商とは言うが、カナルティアの街から車で半日程の距離なので、そう遠くはない。しかしその村は、草原地帯のど真ん中にある為、村人達は下手に外に出られず、現在陸の孤島と化しているそうだ。
ブランドール商会の隊商は、この村へ生活必需品や食糧などの救援物資を運ぶ為に編成されたらしい。なんと、商会主自らが先頭馬車の御者を務めるらしい。街の議員でもあるというのに、変わった奴だ。嫌いじゃないが……。
今回は俺とカティア、ミシェルの他に、ジュディ達のチームとパーティーをくんでいる。指名依頼はポイントが高いそうなので、受けさせてやろうと思ったのだ。
それに、今回は新人のデビューもある。皆に、彼の特性を理解してもらうという目的もあった。
「これは酷いな……」
「我々はブランドール商会です! 誰かいませんか!?」
村は、まるで廃村のように静まり返り、あちこちに逃げ出した鶏が闊歩している状態だった。しかし、俺達が村の広場に到着すると、恐る恐るといった感じで村人達が顔を出した。
「見ろ、ブランドール商会の馬車だぞ!」
「助けに来てくれたのかッ!」
集まってきた村人から話を聞くと、皆ピューマの襲撃を恐れて、家に閉じ籠っていたらしい。だが、奴らの餌となる鶏がそこらに散っているこの状況はまずい。これでは、奴らをおびき寄せるだけだ……。
とりあえず、村総出で逃げ出した鶏を養鶏場に戻し、破られた柵も修理する必要があるだろう。
「それでは、ヴィクターさん達の方もよろしくお願いします」
「ああ、分かった」
俺は、乗ってきたアポターの元へと戻る。アポターの周りでは、皆身体を動かして、準備をしている最中だった。
「で、どうするのヴィクター?」
「俺達は予定通り、村の周りに罠を仕掛ける。俺とカティア、ジュディとカイナ、そして……ミシェルとチャッピーの3組で行く。いいな、チャッピー?」
『はい、お任せを……ミシェルは私が守ります!』
「よろしく、チャッピー!」
チャッピー……ミシェル専用のテトラローダーであったが、この数日で以前よりアップデートを施されていた……。
具体的にはモルデミール潜入時、“巨人の穴蔵”より回収したAIデバイスを搭載し、自律行動が可能となっていた。また、AIデバイスには名前が無かった為、そのままチャッピーと呼ばれることとなり、引き続きミシェルの専用機となった。
チャッピーのAIとしての基礎人格は、『面倒見の良い長男』タイプらしく、ミシェルのボディーガード兼、俺達の荷物運びとして活躍してもらう予定だ。ミシェルも末っ子の妹だし、彼との相性もきっと良いだろう。
「ノーラは、アポターの屋根から村を偵察。万が一、村に奴らが入って来たら躊躇わず撃て」
「……分かった」
「よし、行くぞ!」
* * *
-数時間後 夕方
@ケイラン村近郊 草原地帯
ケイラン村は、草原のど真ん中にある村である。しかし、今年はイネ科と見られる植物が異常に繁殖しているらしく、人間の腰くらいの高さまで伸びた、丈の長い草が生い茂っていた。この現象は、何十年かに一度のサイクルで発生するらしく、ケイラン村がピューマの被害に遭っているのも、この現象が影響していた。
ピューマの狩りは、地面に伏せて獲物に忍び寄り、背後や物陰から一気に飛びかかるという、奇襲が基本である。丈の長い草は、彼らの姿を隠すのにうってつけであり、ここは彼らにとって絶好の狩場であった……。
「よし、帰るよカイナ」
「うぃっす! しっかしここ、草ボーボーで歩きにくいっすね」
「思ったより時間を食ったし、さっさと戻らないと……」
罠を仕掛け終え、村へと引き返すジュディ達。そして、その背後をゆっくりと追う二つの眼光があった……。
「そういえば、ジュディはいいっすよね〜」
「は? 何が?」
「またまた……今回だって、新しい武器貰ってたじゃないっすか!」
「これ? へへ……いいでしょ?」
ジュディには今回、新装備として短銃身の散弾銃が支給されていた。これは、7日間戦争時のジュディの経験から、屋内でも取り回しがよく、かつ盾を構えながら片手でも撃てる散弾銃が欲しいとヴィクターに訴えた所、彼から支給された物だ。
「これ、意外と反動少なくて、バイクからも撃ちやすいんだ♪」
「ぶー、ジュディばっかりズルい……」
「カイナも欲しいのあるなら、おねだりすれば良いのに」
「ふん、自分にはコレがあるからいいっすよ〜だ!」
そう言うと、カイナは自分のアサルトライフルを掲げる。かつてヴィクターが使用していたソレは、今では奇抜なカラーリングが施され、見る影もなかった。
「……相変わらず、変な塗装だね」
「えへへ、可愛いっすよね!」
「いや、んな事一言も言ってないけど」
「あっ……そういえば、おねだりってどんな感じにしたんすか?」
「えっと……ヴィクターが全部出しきって、お互い息が荒い時に耳元で……あっ」
「へ〜、ふ〜ん?」
「ちょっ……カイナ、あの……」
「ジュディって、床上手なんすね〜。いや〜、普段からは想像できないっすねぇ〜」
「カイナ、絶対に誰にも言わないでね! てか、忘れろぉッ!」
「のわっ!? そ、そうやってすぐ暴力振るうのは良くないっすよ〜ッ! わわわっ!?」
「あっ!?」
──ガサガサ…… シャーッ!
そうやってじゃれ合う2人であったが、ジュディがカイナに掴みかかり、カイナが姿勢を崩した。そして、二人はそのまま地面へと倒れ込んでしまった。
そして丁度その時、倒れ込んだ二人の上を何かが飛んだ。鋭い爪と牙……セルディアンクーガーである。
「ッ!? ジュディ!」
「分かってる!」
二人は急いで立ち上がると、背中合わせになりながら武器を構える。だが、奇襲が空振りした敵は、既に草影に身を潜めており、完全に姿を消していた。
「どこ行った!?」
「わ、わからないっす!」
周りは夕陽に照らされ、風に靡く藪……このまま陽が落ちると、視界も悪くなる。ただでさえ丈の長い草で、敵の姿が見えないのだ。早めにケリをつけなければ、マズい状況になる。
敵もそれを理解しているようで、日没を待つかのように中々姿を見せなかった。
「ど、どうするっすかジュディ!?」
「くそ……奴め、まさか夜を待つ気!?」
「頭がいいって聞いてたっすけど、本当っすね! 多分、ウチらを釘付けにする気っす!」
「このままじゃマズい……そっちが出てこないなら、こっちから炙り出してやる! カイナ、閃光弾!」
「分かったっす!」
カイナは、アサルトライフルの銃身下部にマウントされているグレネードランチャーに、閃光弾を装填すると、その辺に向けて発砲した。
「目と耳塞ぐっすよ〜!」
──ポンッ!
兵器とは思えないような、間抜けにも聞こえる音が響き、グレネード弾が発射され藪に落ちる。その刹那、強烈な閃光と爆発音が辺りを包みこんだ。
──バンッ……ィィィィン!!
──ニギャァァッ!!
およそ自然界では発生し得ない光と音に、草原に潜んでいたピューマは驚き、草原を掻き分けながら逃げて行った。
「あっ、逃げたっす!」
「今のうちにここを離れるよ!」
「了解っす!」
* * *
-同時刻
@ケイラン村近郊 街道
所変わり、ミシェルとチャッピーのペアも罠の設置を終えて、帰路につこうとしていた……。
「よし、コレで最後だね!」
『私もペグ打ちを手伝えれば良かったのだが……』
「いや……罠重かったし、運んでくれただけでも助かってるよ」
ヴィクターが用意した罠は、いわゆるモーションセンサーと呼ばれる物だ。動物の発する心音や呼吸、足音や振動などを感知して、草原に潜む敵の位置を割り出す。
地面に穴を掘り装置を埋めて、地面にペグを打ち付けて固定する。だが、チャッピーには構造的にその作業が難しく、手伝う事が出来なかったのだ。
その事がチャッピーには心苦しいらしく、彼は無念を口にした。彼らAIデバイスは、人間の役に立つ事が存在意義である。身体を手に入れた今も、それは変わらない。役に立てない事は、自らの存在意義に関わるのだ。
『初の仕事でこの様とは……自分が情けない……』
「そ、そんなことないよチャッピー! 僕は君とお話しできて、凄く楽しいから!」
『しかし……おや?』
「どうかした、チャッピー?」
『ジュディさん達から通信だ。ピューマに襲われたらしい』
「ええっ、大丈夫なの!?」
『無事に撃退したみたいだ。我々にも注意を呼びかけている』
「そ……そうだね、早く帰ろう!」
『……』
「……チャッピー?」
チャッピーは、肩に装備したガトリングガンを街道近くに生い茂った藪に向けると、無言でそれを斉射した。
──ヴィィィィッ!
「チャッピー!?」
『ミシェル、敵だ! 早速、仕掛けたセンサーに反応があった!』
「……!」
ミシェルが腕時計を弄ると、宙にホログラムで周辺の地形が表示される。そこには、仕掛けたセンサーの反応が表示されており、ミシェル達以外にも何らかの生物がいる事を示していた。
──カラカラカラ……
「やったの!?」
『……いや、まだ反応がある! 動物の癖に、銃声に慣れてるみたいだ』
セルディアンクーガーは、人間を襲うことも多い。当然、人間と対峙すれば銃器による攻撃に遭うことも多い。彼らは、銃声に慣れてしまっていたのだ。
先程の閃光弾はともかく、小口径のガトリングガンの銃声では、逃げる事はなかった。
──シャーッ!
そして、藪から街道に1匹のピューマが飛び出すと、ミシェル目掛けて素早く駆け寄ってきた。
「わぁ、出たッ!?」
『ミシェルには、指一本触れさせんッ!』
──パシュッ……ビリビリビリ!
──ニギャァァッ!?
チャッピーは腕をピューマに向けると、チャッピーの腕から針状の電極が発射され、電線がピューマに伸びた。これは、新装備である腕部内臓の射出式スタンガンである。
本来は、街中などの人を殺すのが躊躇われる環境での使用や、敵を無力化することを目的に装備された物だ。だが、腕に装備されている関係で、咄嗟の敵への対応がしやすく、目の前のピューマが倒れるくらいの威力はあるという、中々優れた装備だった。
『ミシェルを襲おうなど、200年早いわ! 出直して来いッ!』
──ヴィィィィンッ!
チャッピーは容赦なく、電撃を受けて動けなくなったピューマに向けて、ガトリングガンを発射する。文字通り蜂の巣となったピューマは、そのまま絶命した。
──カラカラカラ……
『ミシェル、大丈夫だったか?』
「凄いねチャッピー、テトラ君みたいだった!」
『テトラ君? 連合軍のマスコットキャラクターか』
「うん! チャッピーも帰ったら観ようね」
『そろそろ陽も落ちてきたか。帰ろう、ミシェル』
ミシェルは、チャッピーの背中に騎乗すると、村への帰路についたのだった。
□◆ Tips ◆□
【セルディアンクーガー】
大型のネコ科動物。ピューマの一種で、ライオンやトラなどのヒョウ亜科ではなく、イエネコやヤマネコなどのネコ亜科に属する。要はネコ……だけど猛獣。
セルディアの固有種であり、セルディア全土に生息している。山岳地帯から草原地帯、荒地など様々な環境で生活していたが、崩壊前はその生息数が減少しており、連合政府から保護指定を受けていた。
しかし、文明が衰退した崩壊後では、その生息数は増加しており、家畜や人間を襲う害獣となっている。
犬程ではないが鋭い嗅覚を持ち、視力も良く、聴力も優れている。哺乳類最強クラスの跳躍力と瞬発力を持ち、音もなく獲物に接近し、確実に仕留めるハンター。
一方で知能も高く、動物園ではショーもこなせた上に、幼獣から育てれば猫並に人間に懐くと言われる。飼育下での寿命は30年程。
危険度はD〜Cランク。
【TS-5】
崩壊前、警察の特殊部隊や軍で使用されていた、CQB・突入用の短銃身散弾銃。銃床が省略され、全体が短縮されているので、サイドアームとしても携行しやすい設計になっている。
セミオート式で、独自の反動吸収メカニズムにより、ショットガンとは思えない低反動を実現している。
[使用弾薬]12ゲージ
[装弾数] 5発
[モデル] レミントン V3 Tac13
【チャッピー 改】
モルデミール潜入作戦の際に、旧連合の秘密バンカーである“巨人の穴蔵”より回収したAIデバイスをリンクさせたテトラローダー。
基本的な構成は以前と変わっていないが、AIによる柔軟な動きが可能となり、両手のマニピュレーターを有効に活用できるようになった。その為、新たに設計された腕に換装されており、歩兵用の小火器や重火器を携行使用することが可能となっている。その代わり、腕部内蔵式の武装が減らされている。
出番の無かったハウンドの機関銃を改造し、歩兵仕様とした物を専用装備として支給されている。
背中の座席も健在で、いざとなれば騎乗できる。
[武装]・スタンニードル発射機×2(両腕)
・試製個人携行式ガトリングガン(左肩)
・発煙弾発射機(腰)
・デスペラード(7.62mm機関銃)
・RT-91ミサイルランチャー等
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