ここは小説を書く場所

@saori19

第1話

本がないと生きていけない。

でも、小説を書く行為は難しい。子供の頃から、空想の世界に浸る事が多かった。空想の世界は、大抵、家の浴槽が入り口で、水の向こうは別世界。

水の向こうにいる自分は、違う設定で生きている。

ただ、それだけ。

海や川では、その世界を空想することはなく。いつも家の浴槽が、入り口。


だんだんと、その空想の先を脳内で考えた。「水の向こうに、違う世界があると信じる女子高生」や、「意識消失中、水の向こうにある遊郭に迷い込んだ者達」とかとか。眠っている時に見た夢を、思い出しながらスケッチブックに書き起こしたり。

脳内妄想が好きで。でも、描き続ける持久力がない。

場面を切り取った、短歌を作るようになった。あまりにも作りすぎて、作品展をした。

私の短歌を見た人は、「大変な20代を過ごしたんですね」「とにかく、自分を知ってほしいという欲求を感じます。少し、客観的に考えてみては?」などの感想があった。



推理小説家は、みんな殺人犯か?

なんで、短歌だと体験したことだと思うのだろう?

脳内のストーリー。登場人物の心臓が、キリキリするような痛みの出来事。

脳内では、電柱のてっぺんでバレリーナ立ちをして。それを、うたう。

やらんだろ。



※気分屋の筆不精です。次の更新は、一年後かも

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ここは小説を書く場所 @saori19

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る