番外編 キャラ紹介①&小話

・カイム・セルトファディア

 本作の主人公。前世は湯治原翔人という、おもちゃ会社勤務の社畜。

 セルトファディア家三男で、八歳の時にネンガ村に左遷された。

 固有スキル:人脈(初対面の人に話しかけるたび好感度15%アップ)

 家系スキル:剣華(持っている剣の性能10パーセントアップ)


 金髪碧眼ショタ。小柄で美形。八歳。


・ピーノ・レイシア

 カイムの専属メイド。長女。

 固有スキル:舞姫(トンファーを自由自在に扱える)

 家系スキル:?

 

 茶髪のツインテールで、紅眼。二十一歳。


・ジロウ・サイオンジ(西園寺次郎)

 カイムの専属老執事。日本出身の元武士。

 固有スキル:超耳めちゃきこえる★(みみに力を入れるとなんでも聞こえる)

 家系スキル:瞬俊ばくそく★(足に力を入れると、走るのが早くなる)

 

 イメージは、黒●事の大きいタナカさん。


・リーナ

 正体不明の少女。ピーノとは面識がある。

 固有スキル:整頓(対象をイメージだけで、整頓できる)

 家系スキル:?

 

 イメージは、ボカロのIAの茶髪、紅眼、十二歳。


・ソリド・アイリス

 アイリス王国第六王子。長耳エルフで、白髪碧眼。低身長の美ショタ。

 九歳。


・ゾルフ・ネンガ

 ネンガ村代理村長。筋骨隆々のマッチョおじさん。


・アレル・フィングス

 ネンガ村の住民。頼りがいのあるおじさん。ひょろひょろの細身。


・アオイ・タナカ

 ネンガ村の数少ない若者。あまり前に出たくないが、やることはやる。

 

・おじいちゃん

 村で一番高齢なおじいちゃん。お金に目がなく優しい。


 イメージは、ド●ターストーンのカセキのじいさん。


・オッズ

 本名はオズワルト・ジン・セルトファディア。現当主の弟の分家の長男。

 八歳の時に追放された。

 オズワルト、オッズ以外にも人格は複数いる。

 固有スキル:換力かんりょく(回復した体力が芸術などの才能に変わる)

 家系スキル:剣華


 水色の髪に、透き通る碧眼。童顔。十七歳。

 




 そろそろ地図が完成したと思うから、オッズくんのところに取りに行こう。

 僕は風魔術を操作して、爆速でカン塔に向かう。

 

 螺旋階段を上って、二階へ。オッズくんのラボラトリに入る。

「こんにちは!」

 僕は元気よく挨拶した。

「え、あっ、こんにちは。えっと、カイム君だよね?えへへ」


 また、違う人!?てかなんで僕の名前を知ってるのかな?

「驚かせちゃってごめんね?私はルノ。オズワルトの人格の一つよ」

「あ、そうですか…」

 オッズくんの顔で女性の声がするから、脳がバグりそう…。

「オッズに用があったのね?ごめんね。すぐに交代してみるから」

 交代できるもんなんだ…。でも、前は倒れて気絶しちゃったし少し心配かも。

「え、いえ、僕は少しあなたに興味があります。お話しさせてもらえませんか?」

 少し気になるし。


 ルノさんは、少しきょとんとしていたが、すぐにいいよと言ってくれた。

「何が聞きたい?」

「オズワルトさんは、僕の事知らなかったのに、なんで知っているんですか?」

 オズワルトさんを見ている限り記憶は共有されないはずだけど…。

「あぁ、私には記憶が共有されちゃうの。リミッターでも外れてるんじゃない?」

「そんなこともあるんですか…」

 実際にあるかどうかも分からないけど、きっと個人差はあるよね。


「でも、私の記憶は共有されない。こっちには弁がついているのよ」

 笑いながら僕に話してくれた。不思議な人だ。

「君が言ったことは、私が全部覚えてるから。私と話すときは、普通に話してくれていいよ」


 彼女は、僕の顔をつねりながら話す。

「いふぁいんふぇすふぇど」

「何て言ってるかわかんないなぁ」


 僕たちは、結構早く打ち解けたので、即席カードゲームで、夜まで遊んだ。

「オッズの事、よろしくね」

 ルノさんは、少し悲しそうに、けど、嬉しそうに僕を見送ってくれた。


裏話的な稚拙な自分のあとがきですが、こちらからどうぞ。

https://kakuyomu.jp/users/ioriyuuki/news/16817330648327759980

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