第04局 五五五 555 ⅤⅤⅤ

エピソード:04 逆転環境で見えたもの

SUZUME が挑む、初めての門前の断公九、平和、三色同順。

TSUBAMEの作る、七対子、対々和、三暗刻。

門前払いのモンゼンでは無く、メンゼンと発音。

ポン、チー、明槓(=ミンカン)が無い状態の手持ち牌のことを指す。

明槓の対義語は暗槓。明暗の分かれる話は又、尺を設けてから。


門前で目指す断公九、平和、三色同順は果てしなく遠い……。

三色同順は「萬」「筒」「索」の順子で同じ数列を作ること。

「萬:二三四」「筒:234」「索:ⅡⅢⅣ」三色同順、完成!

「萬:三四五」「筒:345」「索:ⅢⅣⅤ」三色同順、完成!

「萬:四五六」「筒:456」「索:ⅣⅤⅥ」三色同順、完成!

「萬:五六七」「筒:567」「索:ⅤⅥⅦ」三色同順、完成!

「萬:六七八」「筒:678」「索:ⅥⅦⅧ」三色同順、完成!

断公九を満たす、三色同順の全例。絡み方で言えば

1位:456=3回 2位:37=2回 3位:28=1回

断公九、三色同順を狙う時は「456」牌は容易に切れない。

「筒」表現時に使用するアラビア数字「2345678」で表現したが

「萬」「筒」「索」共通の情報として捉えて欲しい。

三色同順は門前で2翻。ポン、チー、明槓が絡むと1翻に格下げ。

マージャンは先ず4翻を目指す遊戯と思い知れ。これが満貫に当たる。

点数で表したら8000点。他家に大きくリードする好機だ。

満貫:   8000点「04翻05翻」の上は

跳満:  12000点「06翻07翻」よりも翻を荒稼ぐと……

倍満:  16000点「08翻09翻10翻」ここまで行くと独壇場正宗である。

三倍満: 24000点「11翻12翻」

数え役満:32000点「13翻」

和了役:門前清一色6翻、対々和2翻、三暗刻2翻、ドラ3翻

「6翻」+「2翻」+「2翻」+「3翻」=数え役満「13翻」

一見、単なる美麗な手作りに見受けられるが

門前で「対々和」「三暗刻」が並んでいるなら役満の「四暗刻」の聴牌である。

聴牌=テンパイ。あと一枚で和了。門前なら立直が掛けられる。

ドラ=持っているだけで1翻付く牌。立直を掛けると裏ドラが付与されることもある。

立直=リーチ。1000点出して聴牌を宣言。

特典で裏ドラが付くが、当たり牌以外はオート自摸切り。諸刃の剣。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る