第三話:アークナイト

チャプタ―1

俺が、何処出身かって?

それは、想像にお任せする。

言ってなかったっけ?

架空の人物だって。

そんな話より、第三話スタート。

チャプタ―2

俺は、署で、フライドポテトを食べながら、ウーロン茶を飲んでいた。

「最高の食事だ。ヒャッホウ。」

そこへ、恭と巳桜がやって来た。

「何だ、そのハイテンションは?」

「朝から、フライドポテトって・・・。」

「何を言っている? フライドポテトとウーロン茶は、最高の食べ合わせだ。」

チャプタ―3

ここは、東京駅である。

そこには、幻衝怪「ブロッケン」が居て、人々を驚かしていた。

「ウワーッ。キャーッ。で、出たーっ。」

「ケケケッ。このまま、地下へ行ってくれる。」

ブロッケンは、大手町へ向かった。

ブロッケンは、実体が無い。

チャプタ―4

ここは、八重洲である。

俺と恭と巳桜は、情報収集をしていた。

「ホームに、謎の人影?」

「写真には、写らない。」

「壁から染み出て来る。怖ーいっ。」

巳桜は、震えた。

チャプタ―5

ブロッケンは、新宿へ辿り着いた。

「このまま、驚かしていてもつまらないな。そろそろ、始めるとしよう。」

ブロッケンは、地下鉄へ侵入した。

地下鉄は、急停止した。

「これで良し。全て、停めてくれる。」

ブロッケンは、六本木へ向かった。

チャプタ―6

その頃、俺は、大手町に居た。

「ここにも、出たのか。」

そこへ、モグラがやって来た。

「遺跡。大変だ。地下鉄が、次々と停止している。」

「何だって? 理解った。」

俺達は、線路を走りながら、新宿へ向かった。

チャプタ―7

恭と巳桜は、六本木に居た。

「犯人が来るとすれば、たぶん、ここだな。」

「来たら、どうするの?」

「手段が一つも無い。済まん。」

「わ、私は、し、信じてな、ないから。」

「もしかして、怖いのか?」

「そんな訳、な、ないって。」

チャプタ―8

そこへ、ブロッケンがやって来た。

「ケケケッ。俺を御捜しかな?」

「で、出たーっ。」

巳桜と恭は、気絶した。

「弱-っ。いくら何でも、驚き過ぎだぜ。」

チャプタ―9

俺達は、そこへ、辿り着いた。

「あいつが、犯人か?」

「あいつは、幻衝怪ブロッケンだ。」

「そこまでだ。創造神覚醒。」

俺は、真・アーク刑事 激に変身した。

「な、何者だ?」

「破壊を退治する創造の剣。幻衝怪退治課。真・アーク刑事 激。幻衝怪ブロッケン。

 お前を逮捕する。」

「テン。やっちまいな。」

ブロッケンは、十体ものテンを召喚した。

「キエーッ。」

「いつもの事か。アークブラスター。シュート。」

俺は、アークブラスターで、テン達を一掃した。

「キエーッ。」

「ちっ。まだ、戦えない。」

ブロッケンは、品川へ向かった。

俺は、その後を追った。

チャプタ―10

ブロッケンは、品川駅のホームで立ち止まった。

「邪幻衝で、吹き飛ばしてくれる。」

俺は、そこへ辿り着いてから、アークパルサーを構えた。

「そうは、いくかよ。アークパルサーフルパワー。」

俺は、ブロッケンを狙撃した。

「し、しまった。間に合わねえーっ。」

「任務完了。」

「物理攻撃しか防げましぇーん。」

ブロッケンは、爆発しえ消え去った。

チャプタ―11

そこへ、トラベラーがやって来た。

「ふっ。何て、ざまだ。巨幻衝。」

トラベラーは、ブロッケンを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。アークスティラコ。」

「クルルーッ。」

俺は、召喚したアークスティラコに飛び乗った。

「遺跡。アークモードで、私をアークナイトにしろ。」

「理解った。アークモード。」

俺は、アークスティラコを人型に変形させた。

「アークナイト参上。」

チャプタ―12

「何だ、てめえは?」

「アークナイト。虹の騎士だ。」

「いくぜ。ブロッケン。」

「良いだろう。ケケケッ。透幻衝。」

ブロッケンは、自分を透明な色にした。

「消えたのか?」

「いや、違う。遺跡。気を付けろ。」

「了解。集中力アップだ。」

「させるか。邪幻衝。はーっ。」

ブロッケンは、邪気を想像して術を放った。

「ウワーッ。くっ。目を閉じてと・・・。」

チャプタ―13

俺は、目を閉じて、心を集中させた。

「アークナイト。ブロッケンは、そこだ。」

「そういう事か。ん、これは?」

アークナイトは、小麦粉の古くなって捨てられた物の山の一部をブロッケンにまき散らした。

「な、何をする?」

ブロッケンは、真っ白くなった。

チャプタ―14

「遺跡。アークホーンファングだ。」

「アークホーンファング。」

アークナイトは、アークホーンファングを右手に装着した。

「そんな物、効くかよ。邪幻衝。」

ブロッケンは、邪気を想像して術を放った。

アークナイトは、無傷で突破した。

「拳幻衝。アークフレアドライブ。」

アークナイトは、ブロッケンに拳を決めた。

「実体が無いのに、何でだーっ?」

ブロッケンは、爆発して消え去った。

チャプタ―15

ここは、署である。

俺は、ソファーで寝ていた。

そこへ、恭と巳桜がやって来た。

「遺跡。あのお化けは、どうした?」

「あいつなら、とっくに倒してきたぞ。」

「どうやって、あ、あんな化け物を倒したのよ?」

「言ったって、お前らは、信じてくれないだろう。」

「そ、それは、そうだけどさ。」

「い、一応、信じてみるから。」

チャプタ―16

ここは、異次元である。

トラベラーは、次の作戦を練っていた。

「クククッ。悪のアーク刑事を、正義の味方の世界に送り込んでくれる。」

トラベラーは、幻衝力を溜め始めた。

「出でよ、悪のアーク刑事達よ。はーっ。」

トラベラーは、悪のアーク刑事達とゲマトレッドを復活させた。

チャプタ―17

ここは、署である。

俺は、屋上でモグラと話をしていた。

「遺跡。ジェノサイドの奴らは、これからもやって来る。」

「そんなの、理解しているさ。」

「で、これが、俺の本当の姿さ。」

モグラは、スクーター型の乗り物「アークトマホークマークⅡに変身した。

「アークトマホークマークⅡ。」

「モグラ。あのな・・・。」

俺は、溜め息を吐いた。

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