アーク刑事 激フレンズ ＳＥＡＳＯＮ２

第二話：風の幻衝怪

チャプタ―１

また、何か説明って事か。良いぜ。

俺は、毎食、フライドポテトとウーロン茶だ。

それ以外は、遠慮しておく。

そんな事より、第二部スタート。

チャプタ―２

ここは、練馬区である。

俺は、パトカーで巡回をしていた。

「連絡が入ったのは、ここだな。」

そこへ、テンの大群がやって来た。

「キエーッ。」

「こいつら、何で、ここに？」

そこへ、モグラがやって来た。

「遺跡。現場まで、強行突破だ。」

俺は、アークソードとアークブラスターで、テン達を退治しつつ、土支田通りへ向かった。

「何かの跡、みたいだな。」

「これは、きっと、幻衝怪「鎌イタチ」の仕業だな。」

チャプター３

ここは、富士街道である。

恭は、写真を撮影していた。

「随分、吹っ飛んでいるな。」

恭は、交差点へ辿り着いた。

「一瞬で？　竜巻にしては、変だ。」

恭は、署へと戻って行った。

チャプタ―４

ここは、練馬駅である。

巳桜は、線路を調べていた。

「レールが斬られている。」

レールは、途中から斬られていた。

電車用だが、一両も通らない場所である。

「何で、レールだけ？」

巳桜は、署へ戻って行った。

チャプタ―５

ここは、光が丘公園である。

そこには、トラベラーと幻衝怪「鎌イタチ」が居た。

「鎌イタチ。ここも吹き飛ばせ。」

「レールがもっとあれば・・・。」

「そうか。行って来い。」

「それじゃ、昼食に行って来ます。」

鎌イタチは、消えるように去って行った。

チャプタ―６

ここは、署である。

俺と恭と巳桜は、会議を始めた。

「何かの跡らしき物があったぞ。」

「突風や竜巻ではないな。」

「レールだけ無かったわ。」

「何の為に、レールを？」

「食べてエネルギーに変えるとか？」

「一理あるわね。」

チャプタ―７

ここは、高野台である。

鎌イタチは、レールを食べていた。

「喰った、喰った。げっぷーっ。」

鎌イタチは、爆睡した。

そこへ、トラベラーがやって来た。

「寝るな。さっさと街を破壊しろ。」

「あっ、忘れてた。ひーっ。」

チャプタ―８

鎌イタチは、エネルギーを溜め始めた。

「いくぜ。旋幻衝。はーっ。」

鎌イタチは、竜巻に姿を変えて、街を破壊しながら、レールを回収して行った。

「一年分、回収してくれる。キエーッ。」

鎌イタチは、東大泉へ辿り着いた。

「クククッ。レールがうまい。」

チャプタ―９

俺は、パトカーでそこへ辿り着いた。

「あいつの仕業か。」

モグラもついて来ていた。

「あいつは、鎌イタチだ。壁幻衝を使え。」

「理解った。行って来る。」

「どうなるか、楽しみだ。」

チャプタ―１０

俺は、鎌イタチに体当たりを喰らわせた。

「な、何をする？　ウワーッ。」

「いくぜ。創造神覚醒。」

俺は、真・アーク刑事　激に変身した。

「な、何者だ？」

「破壊を退治する創造の剣。幻衝怪退治課。真・アーク刑事　激。

　幻衝怪鎌イタチ。お前を逮捕する。」

「テンども、やっちまえ。」

鎌イタチは、十体ものテンを召喚した。

「キエーッ。」

「アークソード。アークブラスター。」

俺は、テン達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―１１

「や、やるな。喰らえ、旋幻衝。」

鎌イタチは、竜巻に姿を変えた。

「ウワーッ。何て風力だ？」

「このまま、吹っ飛んでしまえ。」

「そうはいくか。壁幻衝。」

俺は、壁を想像して、幻衝力の結界を張った。

「何だ、この壁は？　前に進めない。」

「今のうちに。アークソード。」

俺は、アークソードを構えた。

「行ってくれる。うおーっ。」

鎌イタチは、結界を破壊した。

「斬幻衝。アークフレアブレイク。」

俺は、鎌イタチを一刀両断した。

「任務完了。」

「ギャーッ。」

鎌イタチは、爆発して消え去った。

チャプタ―１２

そこへ、トラベラーがやって来た。

「クククッ。やるな。だが・・・。巨幻衝。」

トラベラーは、鎌イタチを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「くそっ。幻衝力が足りねえ。どうすれば？」

チャプタ―１３

そこへ、モグラがやって来た。

「遺跡。アークスティラコを召喚しろ。」

「理解った。召幻衝。アークスティラコ。」

俺は、トリケラトプス型の神獣「アークスティラコ」を召喚した。

「クルルーッ。」

「これが、アークスティラコ？　で、でけえ。」

「遺跡。こいつに飛び乗れ。」

俺は、とりあえず、飛び乗った。

「クルルーッ。」

「アークスティラコ。行こうぜ。」

「クルルーッ。」

チャプタ―１４

「そんな者で、勝てるか？　旋幻衝。」

鎌イタチは、竜巻に姿を変えて、突撃して来た。

「アークスティラコ。あの技を消せるか？」

「クルルーッ。」

アークスティラコは、鎌イタチを突き飛ばした。

「ウワーッ。痛ててーっ。」

「アークスティラコ。止めだ。」

「クルルーッ。」

アークスティラコは、口から、聖なるブレスを吐き出した。

「えっ、嘘だろ？　ギャーッ。」

鎌イタチは、爆発して消え去った。

チャプタ―１５

ここは、署である。

俺は、ソファーに座って、休んでいた。

「なあ、モグラ。お前は、一体、何者なんだ？」

「それは、言えないな。でも、そのうち、理解るさ。」

「そのうちか。」

そこへ、巳桜と恭がやって来た。

「今、その蛇、喋らなかった？」

「常に浮いているのも、変だな。」

「ば、バレた。ひーっ。」

モグラは、猛スピードで去って行った。

巳桜と恭は、後を追った。

「は、は、はははっ。」

俺は、台詞が出て来なかった。

チャプタ―１６

ここは、異次元である。

そこには、トラベラーが居た。

「真・アーク刑事　激か。面白い。クククッ。」

そこへ、幻衝怪「ネコマタ」がやって来た。

「トラベラー様。私に任せて下さいニャーッ。」

「ネコマタか。もう少し、待て。」

トラベラーは、不気味にほほ笑んだ。