第一話:真・アーク刑事 激 誕生
プロローグ
俺の名は、湖台 遺跡。
古代遺跡ではない。
月虹 激という人物の後輩だ。
趣味は、特撮物とアニメだ。
それじゃ、スタート。
第一話:真・アーク刑事 激
チャプタ―1
ここは、署である。
わけあって、この署に、課長は居ない。
「相変わらず、暇な署だな。」
そこへ、二人の人物がやって来た。
「遺跡。行くわよ。」
「三人で競争だ。」
「はいはい。全く。」
チャプタ―2
ここは、異次元である。
「クククッ。この時が来たか。」
そう笑ったのは、トラベラーであった。
トラベラーは、幻衝怪と化した人間が、修行したものである。
「さてと、最初の幻衝怪でも召喚するか。タワシモ。」
トラベラーは、幻衝怪タワシモを召喚した。
「街を破壊して来い。」
「お任せを。」
タワシモは、たわしの幻衝怪である。
よって、素手で握手すると痛い。
「良いのか、あんな奴で?」
チャプタ―3
ここは、渋谷区である。
俺は、青山通りに居た。
「何も起きていないみたいだな。」
俺は、走りながら、百貨店へ向かった。
チャプタ―4
その頃、タワシモは、たわしやモップを次々と食べていた。
「うまい。でも、プラスチックは、駄目だな。」
そこへ、トラベラーがやって来た。
「何をしている?」
「腹が減って。」
「ならば、喰い尽くせ。」
「仰せのままに。うめえーっ。」
チャプタ―5
巳桜と恭は、そこへ辿り着いた。
「見つけたわよ。」
「観念しろ。」
「どうします?」
「ふっ。テンどもを召喚するまでだ。テン。」
トラベラーは、十体ものテンを召喚した。
「キエーッ。」
「何なの、あの怪人達は?」
「倒すしかなさそうだ。」
チャプタ―6
俺は、百貨店へ辿り着いた。
「どうして、誰も居ないんだ?」
そこへ、一匹の蛇がやって来た。
「俺の名は、モグラ。ツチノコって、人間どもは、言うけどな。」
「蛇が喋るかってーの。」
「あのな、その人間だけの常識ってやつ?」
「済まん、済まん。で、何だ?」
「おいおい。変身して戦えよ。」
「どうやって、そんな非現実的な事を?」
俺は、モグラを無視して、巳桜と恭の居るフロアへ向かった。
チャプタ―7
巳桜と恭は、こてんぱんにされていた。
そこへ、俺は、辿り着いた。
「巳桜。恭。大丈夫か?」
「遺跡。来てくれたんだ。」
「遅いぞ。こいつら、強えーっ。」
「お前達の仕業か。」
「御名答。バレたから、消しちまえ。」
チャプタ―8
そこへ、モグラがやって来た。
「これを開けてみな。」
俺は、アタッシュケースを開いた。
「こ、これは、アーク刑事 激の?・・・・。」
「形も威力もそのまま、そっくり同じさ。」
「ブレスだけ、違う?」
「そんな事より、変身しろ。」
「理解った。いくぜ。創造神覚醒。」
俺は、真・アーク刑事 激に変身した。
「な、何だ、この姿は?」
俺は、自分の変身した姿に驚いた。
チャプタ―9
「そこまでだ。」
「な、何者だ?」
「破壊を退治する創造の剣。幻衝怪退治課。真・アーク刑事 激。お前達を逮捕する。」
「テンども、やっちまえ。」
「キエーッ。」
「アークブラスター。狙幻衝。シュート。」
俺は、命中率を高くして、テン達を狙撃した。
「キエーッ。」
チャプタ―10
「何者だ、お前は?」
「俺は、アーク刑事 激とメタルヒーローと仮面ライダーとスーパー戦隊とプリキュアと
ウルトラヒーローの敵「ジェノサイド」の幹部、トラベラーだ。」
「ジェノサイド?」
「いずれ、理解るさ。タワシモ。後は、任せた。」
「えっ、そんな、殺生な。」
トラベラーは、消えるように去って行った。
チャプタ―11
「削ってくれる。ゴシゴシと。」
「巳桜。恭。早く逃げてくれ。」
「気を付けてね。」
「署で待っているぜ。」
巳桜と恭は、走りながら去って行った。
チャプタ―12
「磨幻衝。たわしで、ヒッヒッヒーッ。」
タワシモは、たわしを想像して術を放った。
「ウワーッ。痛てててーっ。何しやがる?」
「だって、タワシモなんだぜ。」
「妖怪のタワシモと弱点が同じって事か。」
「し、しまった。ひーっ。」
「それなら、水幻衝。」
俺は、水を想像して術を放った。
「ウワーッ。トゲが使えねえ。」
チャプタ―13
「遺跡。アークブラスターとアークパルサーとアークソードを一つにするんだ。」
「わ、理解った。」
俺は、三つの武器を合体させて、一つにした。
「アークバルカンアルファ。」
俺は、アークバルカンアルファを構えた。
「アークライトニング。」
俺は、タワシモを狙撃した。
「任務完了。」
「磨けないぜ。トゲトゲーッ。」
タワシモは、爆発して消え去った。
チャプタ―14
そこへ、トラベラーが戻って来た。
「おのれ、巨幻衝。」
トラベラーは、タワシモを蘇生し巨大化させた。
「グオーッ。」
「遺跡。幻衝力で、奴を吹き飛ばすんだ。」
「理解った。」
タワシモは、街を破壊し始めた。
「ウワーッ。キャーッ。」
「いくぜ。幻衝力暴発。全幻衝ーっ。」
俺は、大宇宙を想像して術を放った。
「何だ、その術は? ギャーッ。」
タワシモは、爆発して消え去った。
チャプタ―15
俺は、署へ辿り着いた。
「遺跡。帰りました。」
「あのたわしの怪人は、どうなった?」
「倒したぜ。」
「もしかして、巨大化とか?」
「したけど、何とかなったな。」
「巨大化って、あのな。」
「何か?」
「ううん、何でもない。」
巳桜は、恭を黙らせた。
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