第四話:謎の扉

チャプタ―1

ここは、署である。

俺は、立ちながら、フライドポテトを食べていた。

「ここのフライドポテトは、一味違うな。」

そこへ、恭がやって来た。

「朝も昼も夜も、フライドポテトのみで、よく飽きないな。」

「気にするな。健康状態、異常無し。」

「どういう体をしているんだ?」

チャプタ―2

ここは、羽田空港である。

そこには、幻衝怪「ネコマタ」が居た。

「破壊開始実行ニャ。」

ネコマタは、右手から、幻衝力のロケットを放った。

「ウワーッ。キャーッ。」

「ニャハハ八ッ。もっと騒ぐのニャーッ。」

ネコマタは、京浜島へ向かった。

チャプタ―3

俺は、パトカーに乗って、巡回をしていた。

「現場は、羽田空港か。」

俺は、羽田空港へ辿り着いた。

「随分、派手にやられたな。」

そこへ、恭と巳桜がやって来た。

「何だ、この被害は?」

「猫の臭いがする。このまま、まっすぐだと・・・。」

「品川か。ここの調査は、任せた。」

俺は、パトカーに乗って、品川へ向かった。

チャプタ―4

ネコマタは、八潮で、貨物を破壊していた。

「ニャハハ八ッ。もっと、怖がるニャーッ。」

「ウワーッ。キャーッ。」

俺は、そこへ辿り着いた。

「そこまでだ。創造神覚醒。」

俺は、真・アーク刑事 激に変身した。

「ニャ、何者ニャーッ?」

「破壊を退治する創造の剣。幻衝怪退治課。真・アーク刑事 激。」

チャプタ―5

「このネコマタに逆らうとは。良い度胸ニャ。喰らうニャ。」

ネコマタは、二つの尻尾で、俺を締め上げた。

「ウワーッ。」

「フフフッ。このまま、消えるのニャ。」

ネコマタは、俺を投げ飛ばした。

「ウワーッ。くっ。何て強さだ?」

「喰らっちゃってニャ。」

ネコマタは、右手から、幻衝力のロケットを放った。

「ウワーッ。もう、駄目みたいだ。」

俺は、気絶して倒れた。

「ニャハハ八ッ。大した事は、無いわニャ。」

ネコマタは、消えるように去って行った。

チャプタ―6

俺は、診療所のベッドで、目を覚ました。

そこには、恭と巳桜が居た。

「一体、どうなるかと思ったぜ。」

「もう、心配したんだから。」

「す、済まん。」

「猫の怪人。」

「右手に兵器。」

「猫って、何に弱いか知っているか?」

「あの種類は、鯛だな。」

「猫っていったら、またたびよ。」

「ありがとう。痛ててーっ。」

チャプター7

ここは、異次元である。

「ネコマタ。良くやった。褒美だ。」

「ま、またたびでございますニャ。」

「思う存分、破壊して来い。」

「仰せのミャミャに。」

ネコマタは、街へ向かった。

チャプタ―8

俺は、署で、鯛に幻衝力を入れていた。

「これで良し。後は、ネコマタの出現を待つだけか。」

そこへ、モグラがやって来た。

「俺に乗って行け。」

モグラは、アークトマホークマークⅡに変身した。

俺は、アークトマホークマークⅡに乗って走り出した。

「またたびで、ネコマタを誘き寄せるか。」

俺は、またたびをポケットから出して、芝公園へ向かった。

「もうすぐ、良い場所へ着くぞ。」

「東京タワーの下か。」

俺は、東京タワーへ辿り着いた。

チャプタ―9

しばらくすると、そこへ、ネコマタがやって来た。

「そのまたたびをよこすニャ。」

「そうは、いかないな。創造神覚醒。」

俺は、真・アーク刑事 激に変身した。

「な、何者ニャ?」

「破壊を退治する創造の剣。幻衝怪退治課。真・アーク刑事 激。

 幻衝怪ネコマタ。お前を逮捕する。」

「テンども、やる

ネコマタは、十体ものテンを召喚した。

「キエーッ。」

ネコマタは、東京タワーの中へ逃げ込んだ。

「おい、待て。くそっ。」

俺は、拳や蹴りで、次々とテン達を倒していった。

「キエーッ。」

「最上階か。おりゃーっ。」

俺は、ネコマタの後を追った。

チャプタ―10

ネコマタは、東京タワーの屋上に居た。

「ここからなら、思う存分、破壊が出来るニャ。」

俺は、そこへ辿り着いてから、鯛を投げた。

ネコマタは、その鯛を飲み込んだ。

「ごちそうさまニャ。し、しまったニャ。」

ネコマタの飲み込んだ鯛は、ネコマタの体内で大爆発した。

「フギニャーッ。」

ネコマタは、勢い良く落下した。

「脚、幻、衝。」

俺は、東京タワーの屋上から飛び降りつつ、ネコマタにフルパワーの蹴りを決めた。

「幻衝力ロケットを。あっ。」

「任務完了。」

「ニャニャニャのニャーッ。」

ネコマタは、爆発して消え去った。

チャプタ―11

そこへ、トラベラーがやって来た。

「ネコマタまで倒すとは。巨幻衝。」

トラベラーは、ネコマタを蘇生し巨大化させてから、新宿へ瞬間移動させた。

「ニャアアアーッ。」

「召幻衝。アークスティラコ。」

「クルルーッ。」

俺は、召喚したアークスティラコに飛び乗った。

「アークモード。」

俺は、アークスティラコを人型に変形させた。

「アークナイト参上。」

チャプタ―12

「喰らうニャ。はーっ。」

ネコマタは、二つの尻尾で、アークナイトを締め上げつつ、無属性の電流を流した。

「ウワーッ。」

「遺跡。またたびは、あるか?」

「ああ。あるけど?」

俺は、またたびをアークナイトに転送した。

アークナイトは、ネコマタにまたたびを投げ付けた。

「惑わされないニャ。喰らえ。幻衝力ロケット。」

ネコマタは、右手から幻衝力のロケットを放った。

チャプタ―13

「遺跡。アークホーンファングだ。」

「アークホーンファング。」

アークナイトは、アークホーンファングを右手に装着した。

「これで、おしまいニャ。」

「そいつは、どうかな? おりゃーっ。」

アークナイトは、幻衝力のロケットを跳ね返した。

「ビャ、ビャキャニャーッ。」

「遺跡。決めるぞ。」

「OK。拳幻衝。アークフレアドライブ。」

アークナイトは、ネコマタに拳を決めた。

「ニャンてキョトをーっ。」

ネコマタは、爆発して消え去った。

チャプタ―14

一週間後、俺は、テンの大群と戦っていた。

「キエーッ。」

「こいつら、きりがねえ。」

そこへ、トラベラーがやって来た。

「クククッ。人間ごときが・・・。」

そこへ、アークトマホークマークⅡがやって来た。

「遺跡。ここは、ひとまず逃げるんだ。」

「理解った。で、何処へ?」

「署の最下層だ。しっかり捕まってな。」

俺は、その場を後にして、署へ向かった。

チャプタ―15

ここは、異次元である。

「この世界には、友情の印「証」があるのか。」

「その阻止は、我ら悪のアーク刑事にお任せを。」

「任せたぞ。クククッ。」

悪のアーク刑事達とゲマトレッドは、消えるように去って行った。

「正義の味方の敵の悪の組織の資金源こそ、我らジェノサイドだ。フハハハーッ。」

チャプタ―16

ここは、署の最下層である。

そこには、五つの扉がある。

「遺跡。五種類の正義の味方に、友情の印、「証」を貰いに行くぞ。」

「戻って来れるのか?」

「証を入手すればな。」

「行ってみるか。」

俺は、アークトマホークマークⅡに乗って、最初の扉へと入って行った。

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