第七章Ⅾ
チャプタ―31
ここは、埼玉スーパーアリーナである。
そこには、首領が居た。
「この再生したゲマトリックオーブさえあれば、どんな悪の組織もいくらでも作れる。
フハハハーッ。」
俺は、入口へ辿り着いた。
「行くしかねえな。」
そこへ、二人の正義の味方がやって来た。
「共に首領を倒そう。」
「私達にも協力させてくれ。」
「理解りました。行きましょう。」
俺達は、中へと進んで行った。
チャプタ―32
「首領。見つけたぞ。」
「もう、逃がしはしない。」
「観念するんだ。」
「貴様ら三人ごときに何が出来る? 邪幻衝。」
首領は、邪気を想像して術を放った。
「ウワーッ。」
「クククッ。何っ?」
「お前の仮面を剥がしてやる。」
「な、何をする? や、止めーい。」
俺達は、首領の仮面を強引に取り外した。
すると、中から、無属性の毒ガスが噴き出した。
チャプタ―33
「ウワーッ。くっ。」
「何だ、その顔は?」
「キシャーッ。私の顔を見たな。生かしては、帰さん。」
首領は、戦闘員の大群を召喚した。
「キエーッ。」
レイドも出現した。
「いくぜ、野郎ども。ケヘヘッ。」
「激。今、首領を倒せるのは、君しかいない。」
「ここは、私達に任せて、早く行け。」
「理解りました。恩に着ます。」
チャプタ―34
「ゲマトリックオーブを。」
「アークブラスター。シュート。」
俺は、アークブラスターでゲマトリックオーブを破壊しきった。
「な、何という事を・・・。」
「そこまでだ、首領。」
「クククッ。ここまで来るとは。バカな奴め。」
チャプタ―35
その頃、二人の正義の味方は、様々な技を駆使して、次々と戦闘員達を倒していった。
「キエーッ。」
「残るは、レイド。お前だけだ。」
二人の正義の味方は、それぞれ、必殺技を決めた。
「も、もう、良いです。参りました。」
レイドは、爆発して消え去った。
「本当に、あいつで、大丈夫なのか?」
「ああ。正義の味方の代表の承認済みだからな。」
チャプタ―36
「そこまでだ、首領。創造神覚醒。」
俺は、変身が何故か解けたので、アーク刑事 激に再び変身した。
「な、何者だ?」
「破壊を斬り裂く創造の剣。幻衝怪退治課。アーク刑事 激。首領。お前を逮捕する。」
「ほほう。そいつは、面白い。受けて立とう。」
俺と首領は、対決を開始した。
チャプタ―37
「瞬幻衝。」
「それなら、俺も、瞬幻衝。」
首領と俺は、測定不能なほど、素早くなった。
俺と首領は、互いに拳や蹴りやチョップを次々と喰らわせまくった。
「ウワーッ。」
「ウワーッ。」
「これなら、防げまい。」
首領は、触手で、俺を締め上げてから、無属性の莫大な電流を流しまくった。
「ウワーッ。アークソード。はーっ。」
俺は、触手を全て斬り落とした。
「やるな、激。次は、どうだ? 翼幻衝。」
首領は、物凄い強風を放った。
「くっ。何て風だ。壁幻衝。」
俺は、防ぎきった。
チャプタ―38
首領は、幻衝力のミサイルを放った。
「ウワーッ。」
「止めだ。ブレードギラーを使ってな。ゲマトリックディザスター。」
首領は、ブレードギラーの刃先から、特殊な力を放った。
「ウワーッ。くっ。」
「消し去ってやろう。全幻衝。」
「そう簡単に負けてたまるかってーの。ブレードギラーブラフフェニックス。」
「御望み通り、消し去って進ぜよう。」
首領は、大宇宙を想像して術を放ったが、俺は、強行突破して、不死鳥に姿を変えて、
首領を貫通し、突破した。
「ヌオワーッ。」
「どうだ?」
「こ、ここで朽ち果てる訳には、いかぬ。」
チャプタ―39
そこへ、二人の正義の味方がやって来た。
「激。大丈夫か?」
「ああ。どうにか。」
「一気に行くぞ。」
俺達は、それぞれ、名乗った。
「破壊を斬り裂く創造の剣。幻衝怪退治課。アーク刑事 激。首領。お前を多くの罪により、
逮捕する。」
「クククッ。喰らえ。全幻衝。」
首領は、大宇宙を想像して術を放ったが、俺達は、強行突破した。
「そ、そんなバカな。」
「首領。お前に見せてやる。」
「正義とは、何かという事を。」
「これが、その答えだ。」
「アークスぺ〇〇〇〇〇〇ーキック。」
俺達は、飛び上がってから一回転し、フルパワーの蹴りを決めた。
「ギャーッ。」
「任務完了。」
「も、もう少しのところで、究極の破壊神になれたものをーーーっ。」
俺達は、後ろを向いてポーズを決めた。
首領は、爆発して消え去った。
チャプタ―40
「空の様子がおかしいぞ。」
「何だ、あの漆黒の太陽は?」
「何か、出て来そうな気がする。」
そして、全体が暗闇に包まれた。
俺達は、正義の味方達に合流した。
そこへ、首領がやって来た。
「お、御出で下さい。我が御本尊、ゲマトリスク。」
首領は、跡形も無く、消え去った。
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