第七章B

チャプタ―11

ここは、空の診療所である。

「かつ丼でも食べに行くとするか。」

そこへ、アーク刑事 衝がボスキャラ達を引き連れてやって来た。

「クククッ。ここも破壊しちまおうぜ。」

「おーっ。」

「そいつは、良い気がしねえな。メディカルチェンジ。」

空は、烈風医師 空に変身した。

「治療してやるから、掛って来な。はーっ。」

空は、神の領域モードになった。

「クククッ。勝負は、お預けだ。」

アーク刑事 衝達は、消えるように去って行った。

「一体、何が?」

チャプタ―12

一時間後、俺は、担架で、空の診療所へ運ばれて来た。

運んでくれたのは、明一と美佐であった。

「空。激の治療をやってあげてくれへんか?」

「何で、こんな事に?」

「ゲマトレッド達に襲撃されたみたいなの。」

「こりゃ、また、随分と派手にやられたな。」

「まあな。痛てててっ。」

「喋るな。じっとしていろ。」

空は、俺の治療を開始した。

チャプタ―13

ここは、首領の基地である。

クククッ。レイド。デリート刑事 斬は?」

「もうすぐ、開始するかと。」

「そうか。レイド。幻衝怪仮面とデリート刑事 斬に、命令しろ。」

「仰せのままに。二人とも、お願い致します。」

「了解。」

「へへへっ。任せて下さい。」

デリート刑事 斬と幻衝怪仮面は、引き連れて来た怪人達や怪獣達と共に、

街を破壊し始めた。

「ウワーッ。キャーッ。」

チャプタ―14

首領は、自分の姿を空中に映し出した。

「クククッ。この世界は、この首領が支配した。ゲマトリックオーブは、既に存在しないがな。

 我にひれ伏すが良い。フハハハーッ。

 組織名は、ゲマト〇〇〇カーだ。破壊し尽くして進ぜよう。」

チャプタ―15

その頃、正義の味方の代表は、レイドが送り込んだ戦闘員の大群と戦っていた。

「くそっ。きりが無い。全体攻撃しても、無限に湧いて来る。はーっ。」

チャプタ―16

俺は、ベッドの上で目を覚ました。

「ん、ここは?」

「気が付いたんだ。」

「心配したんだよ。良かった。」

「激。もう少し、休んどき。」

「安静が一番ね。」

「んな事、言っている場合じゃ、痛てててーっ。」

「激。どないしても行くいうんか?」

「ああ。止められても、行くさ。」

「空。診療は、良いのか?」

「気にするな。先に行っててくれ。」

「恩に着るぜ。またな。」

俺は、アークトマホークに乗って、走り去って行った。

チャプタ―17

ここは、ビッグサイトである。

そこには、敵が大集合していた。

「我ら、ゲマト〇〇〇カーに、乾杯。」

敵達は、パーティーを開始した。

そこへ、首領がやって来た。

「これで、準備は、整った。」

チャプタ―18

その頃、俺は、アークトマホークで、ビッグサイトへ向かっていた。

「一人じゃ、無理だ。」

「でも、行くしかない。いや、行かなきゃいけないんだ。」

「そう言うと思っていたぜ。しっかりと捕まっていな。」

アークトマホークは、猛スピードで、ビッグサイトへ辿り着いた。

「気を付けて、行って来い、激。」

「理解っているさ。」

そこへ入ると、俺は、異次元へ瞬間移動した。

チャプタ―19

「ここは、一体?」

そこは、何も無い大地であった。

そこには、首領と敵達が居た。

「ここからなら、いつでも、何処にでも行ける。破壊し放題だ。」

俺は、少しだけ進んで、立ち上がった。

「そこまでだ、首領。」

俺は、飛び降りて地面へ着地した。

「バカな奴め。一人で来るとはな。」

チャプタ―20

そこへ、正義の味方の代表と変身した空がやって来た。

「そいつは、どうかな?」

「激。お前は、一人じゃない。

すると、後ろから、大勢の正義の味方達がやって来た。

「アーク刑事 激 フレンズにス〇〇〇〇隊にオー〇〇〇ダーにプ〇〇〇ア〇〇〇〇〇〇ズに

 メ〇〇〇ーローにウ〇〇〇ヒーロー? どうして、ここに? まっ、良いか。創造神覚醒。」

俺は、アーク刑事 激に変身した。

正義の味方は、全員名乗った。

そして、俺も。

「破壊を斬り裂く創造の剣。幻衝怪退治課 アーク刑事 激。お前ら全員逮捕する。」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る