事件簿6:却との決着
チャプター1
俺は、ある山へ辿り着いた。
その場所は、言ってはいけないと書いてあったので、言えない。
「この山に、何かがあるみたいだな。」
そこへ、鈴がやって来た。
「技幻衝と速幻衝を完璧にマスターするなら、この山しかないわ。」
「それで、何をすれば、良いんだ?」
「頂上まで走って行って、頂上から飛び降りつつ、太陽の光を蹴って。」
「理解った。鈴。またな。」
俺は、頂上を目指して、ひたすら進んだ。
チャプタ―2
「一体、何キロあるんだ? 空気が薄くなってきたなって、ん?」
俺は、看板を見て驚いた。
「何ーっ? もうすぐ、大気圏だと? 殺す気か。全く。」
俺は、五日以上経ってから、頂上へ辿り着いてから、しゃがんだ。
「や、やっと着いた。って、こんな場所から飛び降りれるか? や、やってやる。」
俺は、飛び降りつつ、太陽の光を蹴った。
チャプタ―3
すると、そこへ、白たくが出現した。
「クククッ。お前自身に勝てるか?」
「何だと? 俺自身か。何もしないと。」
俺は、ばかばかしいので、眠った。
「おい、こら、何かしろ。」
「戦わないで勝つ事もあるそうだしな。」
「や、止めろーーーっ。ギャーッ。」
白たくは、爆発して消え去った。
チャプタ―4
俺は、いつの間にか、下山していた。
「激。どうだった?」
「もう終わったぜ。きつかった。」
俺は、アークトマホークに乗って、却捜しを開始した。
チャプタ―5
「激。却なら、何処かの球場に居るはずだ。」
「ああ。気配のする方へ向かってくれ。」
「理解った。全力で行かしてもらうぜ。」
チャプタ―6
俺は、東京ドームへ辿り着いた。
「却が、ここの何処かに居るのか。」
俺が中へ入ると、そこには、却が居た。
「クククッ。良くここが理解ったな。」
「却。観念しろ。」
「嫌なこった。ニュークリアー大首領も賛成してくれている。全ての破壊をな。」
チャプタ―7
「それなら、仕方ないな。創造神覚醒。」
俺は、アーク刑事 激に変身した。
「そう来ると、思っていたぜ。核酸操作人間。」
そして、俺と却との対決が始まった。
チャプタ―8
「速幻衝。技幻衝。はーっ。」
「速幻衝。技幻衝。おりゃーっ。」
俺と却は、説明が出来ないくらいの速さで、互いに拳やチョップや蹴りを決めまくった。
「や、やるな、激。決着をつけるぞ。」
「望むところだ。それじゃ、いくぜ。」
「脚幻衝。はーっ。」
俺と却は、飛び上がって、一回転してから、互いにフルパワーの蹴りを決めた。
「ウワーッ。何て強さだ。くっ。」
「クククッ。どうやら、私の負けのようだ。激。教えてやろう。私のボスは、全ての悪の組織の
大首領達の神、ニュークリアー大首領だ。そいつは、全てを消しつくすつもりだ。
お前になら、倒せるかもな。ぐはっ。」
却は、爆発して消え去った。
チャプタ―9
そこへ、一報が入った。
「東京上空に、巨大な何かが出現? 理解った。今から行く。召幻衝。アークビースト。」
俺は、召喚したアークテリオンに飛び乗った。
「アークモード。」
俺は、アークテリオン達を合体させて、ブラフアークにした。
「完成。創造剣士ブラフアーク。」
チャプタ―10
俺は、そこへ向かった。
出現したのは、ニュークリアー大首領であった。
「全てを消去し尽くしてくれる。」
ニュークリアー大首領は、両手から、破壊の波動を放った。
「何だ、あの技は? 一瞬にして、クレーターが次々と出来ていく。」
「フハハハーッ。我らに逆らう者も逆らわない者も全て消して進ぜよう。」
ニュークリアー大首領のその台詞は、全世界(異次元や分類不可能な世界も含む)まで、
大地が崩壊するぐらいに響いた。
チャプタ―11
「何て、大音量なんだ? くっ。みんなで奴を止めるぞ。」
「ブラフスペースシャイニングフルパワー。」
ブラフアークは、ニュークリアー大首領を浄化しようとしたが、全て吸収されてしまった。
「技が通じていないぞ。」
「クククッ。余計な事を。さあ、消してやろう。この幻衝力で。フレアビッグバン。」
ニュークリアー大首領は、隕石空中爆発を想像して術を放った。
「ウワーッ。何て破壊力だ?」
ブラフアークは、合体が解けた。
チャプタ―12
「激。ここで、お別れだな。済まん。」
「激。色々と楽しかったぜ。」
「激。また逢えると良いね。それじゃ。」
そこへ、アークホークがやって来た。
「いつでも行けるぜ。激。御免な。」
「止めろ。何をする気だ?」
「一か八か、決めるぞ。」
「アークフォースインペリアル。」
アークテリオン達は、力を一つにして、ニュークリアー大首領を直撃したが、全く通じなかった。
そして、跡形も無く、消滅した。
「クククッ。何をしても無駄だというのに。待っているぞ、月虹 激。クククッ。」
ニュークリアー大首領は、消えるように去って行った。
「ちくしょう。何で、あいつらまで。何で、こんな事に。」
俺は、泣き崩れて、地面を思い切り殴った。
チャプタ―13
そこへ、鈴と雷がやって来た。
「あの巨大な化け物が、今までの事件の黒幕という訳か。」
「激。ここから、あの怪物の居る場所へ行けるはずよ。」
鈴は、俺に地図を手渡した。
「鈴。雷。いつも済まない。行って来る。」
俺は、アークトマホークに乗って去って行った。
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