ファイル4:フェレス刑事 剣
チャプター1
俺は、駒沢公園に向かって走っていた。
「もうすぐ、着くな。その前に、腹ごしらえと。ピザ屋に行ってくれ。」
「激。よく飽きないな。毎日、ブラックコーヒーとピザか。いつの日か、きっと体にくるぞ?
言っても無駄か。」
「お前も食べてみれば、理解るさ。」
チャプター2
その頃、明一と美佐と鈴は、滅の裁判について調べていた。
「滅って、もともと、あんなとんでもない性格をしとったんか?」
「それは、違うみたいね。フムフム。」
「剣と壊と却? 誰、この三人は?」
「極悪非道で残虐な事で有名。」
「それで、その三人が滅を裁いたと?」
「それが変なのよ。滅は、何も罪を犯していなかったらしいの。」
「それなら、何で、こんな事に?」
「どうやら、この三人の作戦らしいで。でも、何で、有罪に?」
「違法な権力か。それに、何とかの罪とかは、全く無いわね。」
「どう考えても、おかしいやろう。」
「言われてみれば。罰も無しと。」
「滅茶苦茶ね。全く。」
「それで、激は、今、何処?」
「駒沢公園やと思う。」
チャプター3
俺は、駒沢公園へ辿り着いた。
「剣。何処に居る? 姿を見せろ。」
「クククッ。私なら、国際プールに居る。テンども、激を消せ。」
すると、何体ものテンが出現した。
「キエーッ。」
「これも罠か。良いぜ。アークマグナム。」
俺は、アークマグナムを構えた。
チャプター4
その頃、レイドは、多摩川で釣りをしていたが、一匹も釣れないでいた。
「おかしいな。ここになら、ん?」
その時、何かが掛かった。
「せーの。いくぜ。ん、幻衝怪?」
掛かったのは、幻衝怪「アンボイナ」であった。
見た目は、イモガイの怪人だ。
「レイド様。良くぞ、釣って下さいました。さあ、御命令を。」
「危険な奴を釣っちまったな。アンボイナ。お前の出番は、まだだ。済まない。」
「そんな。理解りました。必要になったら、相模川まで来て下さい。では。」
アンボイナは、泳ぎながら去って行った。
チャプター5
テンを一掃し終えた俺は、横浜の国際プールに向かっていた。
「ここからだと、一時間は、掛るぞ。」
「それでも、行くしかない。」
「しっかり捕まっていろよ。はーっ。」
アークトマホークは、全力で向かった。
チャプター6
その為、十分で、着いた。
言っておくけど、Gが凄すぎて、お勧めは出来ない。
俺は、中へと入って行った。
「剣。何処に居る?」
「私なら、ここだ。クククッ。いくぞ、激。着鳥神。」
剣は、フェレス刑事 剣に変身した。
俺は、変身出来なかった。
「変身は、まだ、出来ない。くそっ。」
「どうした、激? フェレスボウ。」
剣は、フェレスボウを構えて、空へ飛び上がった。
「フェレスダイビング。」
剣は、俺を狙撃した。
「ウワーッ。このままだとまずいな。」
「クククッ。止めだ。フェレスパルサー。」
剣は、俺を狙撃してから、消えるように去って行った。
「ウワーッ。ブレスが治っていれば。」
俺は、気絶して、瓦礫の山に埋もれた。
チャプター7
その頃、却は、東京タワーのてっぺんに居た。
「ここは、やはり、眺めが良いな。」
そこへ、剣がやって来た。
「却様。激を始末しました。」
「良くやった。約束の五億を払おう。」
「ありがたき幸せ。それで、次は?」
「街の破壊でもして来い。」
「理解りました。それでは、仰せのままに。」
剣は、地上へ向かった。
チャプター8
俺は、気が付いて、瓦礫の山からはい出た。
「ブレスを使ってみるか。」
俺は、アークトマホークに乗った。
「激。大丈夫か、その怪我?」
「ああ。大した事はない。」
そこへ、天衣から連絡が入った。
「何っ? それで、場所は? 理解った。」
「どうした、激? また、事件か?」
「ああ。所沢市に向かってくれ。」
「了解。それで、何処ら辺だ?」
「インターチェンジの近くだ。」
俺は、所沢市へ向かった。
チャプター9
その頃、剣は、街を邪幻衝で破壊していた。
「クククッ。もっと騒げ。」
「ウワーッ。キャーッ。」
「面白いぜ。テンども、もっとやれ。」
「キエーッ。」
テン達は、街の人々や生物を襲っていた。
チャプター10
そこへ、俺は、辿り着いて、拳や蹴りで、テン達を一掃した。
「キエーッ。」
「ん、何だ? この気は、まさか?」
「そこまでだ、魔獣 剣。とおーっ。」
俺は、剣に体当たりを喰らわせた。
「き、貴様。まだ、生きていたのか?」
「まあな。いくぜ。創造神覚醒。」
俺は、アーク刑事 激に変身した。
「破壊を斬り裂く創造の剣。幻衝怪退治課。アーク刑事 激。魔獣 剣。
お前を権力の悪用の罪により、逮捕する。」
「それなら、こちらも。着鳥神。」
剣は、フェレス刑事 剣に変身した。
チャプター11
「止めを刺してくれる。」
「アークソード。」
「フェレスシミター。」
「剣。観念して自首しろ。
「するものか。するくらいなら、消えた方がましだ。それに、私は、幻衝怪だ。壊もな。
狙幻衝。乱幻衝。フェレスボウ。はーっ。」
剣は、俺を狙撃しまくった。
「ウワーッ。クアトルモード。聖幻衝。」
俺は、クアトルモードになってから、聖なる力を想像して術を放った。
「ウワーッ。やりおるな。フェレスパルサーフルパワー。」
「反幻衝。アークリフレクト。」
俺は、アークソードで跳ね返した。
「ヌオワーッ。お、おのれ。フェレスキャノンを使ってでも、貴様を。」
剣は、フェレスキャノンを構えた。
「フェレスヘルフレイマー。」
剣は、俺を狙撃したが、俺は、ブレードギラーで強行突破した。
「はーっ。ブレードギラーブラフフェニックス。おりゃーっ。」
「何だ、その技は?」
俺は、不死鳥に姿を変えて、剣を貫通し突破した。
チャプター12
「ヌオーッ。まだだ。邪幻衝。」
剣は、邪気を想像して術を放った。
俺は、アークガトリングにアークランサーを合体させて、アークガトリングオメガにした。
「アークガトリングオメガ。」
俺は、アークガトリングオメガを構えた。
「アークバイブルオーバー。」
俺は、剣を狙撃した。
「ウワーッ。ふ、防ぎきれない。」
剣は、変身が解けた。
「私を倒しても、まだ、壊と却様が居る。この私としては、無念だ。ぐはっ。」
剣は、爆発して消え去った。
チャプター13
そこへ、レイドがやって来た。
「出でよ、幻衝怪「大蛤」。」
レイドは、幻衝怪 大蛤を召喚した。
「グオーッ。」
レイドは、消えるように去って行った。
「召幻衝。アークテリオン。アークタートル。アークモード。」
俺は、召喚したアークテリオンを人型に変形させてから飛び乗った。
「アークフリート見参。」
チャプター14
大蛤は、口から幻衝光線を放った。
「ウワーッ。やるな。アークフリート。アークタートル。いくぞ。」
「理解った。見せて進ぜよう。」
「今度は、あの球技か。」
アークフリートは、アークシミターを手に取って構えた。
「アークタイダルスマッシュ。」
アークフリートは、アークソードで、大蛤目掛けて、アークフリートを叩き込んで、激突させた。
「ピギューッ。」
大蛤は、爆発して消え去った。
「激か。剣を倒すとは。だが、私は、そうはいかないぞ。クククッ。次の作戦でもたてるとするか。
待っていろよ。」
その台詞を言ったのは、壊であった。
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