第4話 四つ巴戦争
入隊試験を終えたこころ達。
今回はこの世界の出来事について教えてくれるみたいだ。
────────────
にゅーたいしけんを終えて私、こころ達はギルドにやってきたよ!
スプラウト「こ〜んな依頼はどうかな?」
レジネス「やだね必要レート6.00なんて、簡単すぎてくしゃみがでる」
スプラウト「それを言うならあくびだろうが…」
レジネス「横隔膜がひくひくするね」
スプラウト「くしゃみだ…」
こころ「その依頼なーに?」
スプラウト「あぁ、《ノワール・サーペント》の討伐だ。」
真心「ノワール・サーペントというと…暗い洞窟とかにいてあまり害がない印象なんだが」
スプラウト「おそらく亜種だな。カメレオンサーペントとかのほうがわかりやすそうじゃないか?」
真心「カメレオンサーペント…」
こころ「カモフラージュとかしてくるの?」
スプラウト「まぁそんなところだ。」
真心「俺らは森から出てきたからこの世界の事が全然わからん。そいつを討伐するついでに世界について教えてくれるか?」
スプラウト「構わない。」
レジネス「ドンガラガッシャーン!」
こころ「ひゃあぁっ!?」
???「帰ったぞー」
スプラウト「相変わらずの破壊登場か、そして擬音はレジネスが担当か、そしてそれにしっかり驚くか、カオスだな」
スプラウト「こいつはスピカ。戦いにおいてはおそらく一番強いぞ。」
スピカ「なんか増えてんな…」
スプラウト「今からノワール・サーペント亜種のカメサー(カメレオンサーペント)討伐いくぞ」
スピカ「おいおい…休憩をくれよ…」
スプラウト「単独任務に特攻するのが悪い。」
スピカ「ぐっ…!」
レジネス「スピカに30のダメージ!」
スピカ「スピカは…倒れた…」
スプラウト「倒られたら困るんだが」
─怒涛の会話が繰り広げられてる…私達置いてけぼり…?
スプラウト「ま、これはさておき…行くか、討伐」
─────────────────
まぁなんやかんやがあって(?)私たちはノワール・サーペントの討伐に向けて現地にむかってるよ。
世界について教えてもらうって真心くん言ってたからわかんなくなってぷしゅぅは避けないと…
スプラウト「この世界についてだったか?」
真心「あぁ。現在の時事的なやつで構わない。」
スプラウト「…そうか。それじゃ、長くなると思うが聞いてくれ。」
スプラウト
「この世界は絶賛冷戦中だ。物騒だな。「まぁ冷戦が終わって熱い戦争になってもいいようにこちらは軍を強化しているわけだが。「それも一つの種族じゃない。
レジネス「おっなんだタイトル回収か?」
スプラウト「黙れ」
真心「待て」
スプラウト「? どうした?」
真心「半魔神は恵み人だよな…? なぜ戦っているんだ…?」
スプラウト「あー…なんだっけな…魔族には心恵に反発的な帝国魔族が現れ、神にも心恵に反発的な邪神が現れたみたいだ。」
真心「心恵に反発的…突然変異というやつか?いままで経験したことがないからいまいち理解が追いつかない。」
スプラウト「突然変異…まぁそんなところか。個体も最初からかなりの数がいたから対処が難しかったようだな。神はともかく魔族にかんしては王がまだ幼いらしいからな。」
真心「まさか幼魔族が魔族を統べているとでも言うのか…?」
スプラウト「詳しいことはわからない。」
真心「十分詳しいと思うが。」
レジネス「ところで真心、なぜこころをお姫様抱っこしているのかい?こころ様はおねむなのかい?」
真心「いや、俺らがこころにとって難しい会話をしていたから理解が追いつかなかっただけだな。」
こころ「ぷしゅぅぅ…」
レジネス「あー冷やさないとだな」
真心「放っておいても大丈夫だ。つく頃には復活してる。」
スピカ「ついていけねぇ…」
レジネス「は、無能が。」
スピカ「黙れ怠惰魔術師。」
レジネス「ぬ」
スピカ「一文字で会話するな」
レジネス「りょ」
スピカ「二文字ならいいとは言ってない」
レジネス「二文字が悪いなんて聞いてない」
真心「ところで、戦ってかなり強かったがこの世界には強さ指数みたいなものはあるのか?」
こころ「あぁぁ…」
私の前で数字の話はやめてぇぇ…
スプラウト「あるが…こいつ(こころ)は大丈夫なのか?」
真心「大丈夫だ問題ない、ただのバカだ。」
スプラウト「この世界の冒険者には強さ指数、レートと呼ばれるものが設定されている。0.00〜10.00までだ。俺らのレートは9.12…上位0.5%といったところだ。」
こころ「うぅぅ…」
真心「ギルドで言っていた必要レートもそれが参照されるのか。」
スプラウト「まぁそんなところだ。ちなみにレートはこの第三世界を出ると適応されなくなる。」
真心「ここだけで適応される強さ指数か、自由に冒険するにはそれぞれの世界でレートを上げないといけないか。」
スプラウト「レートの計算式は世界それぞれだからな。」
こころ「ひぇぇ…」
もうやめてぇぇぇ…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます