第12話 海堂ルート1
それから一週間後。
本部拠点屋上には、すでにヘリコプターが停まっていた。
ヘリに乗れるのはあまり無い機会なので本来ならテンションが上がるはずなのだが、今はそれどころではない。すでに気分は地の底まで落ちているので、多少あがったところで低いままだ。
「よかったな千歳、お前ヘリ好きじゃん」
「あーうん。ヘリっていいよね、ヘリコプターって感じで」
気を使ってか三上が声をかけてくれるが、それさえも重荷に感じる。優しくされることでかえって嫌なことが頭をよぎってしまうのだ。
微妙に空気が悪くて、というか空気を悪くしているのは自分なのでいたたまれず、「さっさと乗ろう」と言って、黙々とヘリに乗り込んだ。
ヘリコプターは向かい合わせに席が四つあって、そのうち左側の方にはすでに一人座っていた。
蛍光色の模様が入った黒いジャージ姿。ショートパンツにスポーツ用のストッキング、ランニングシューズと今にも走り出しそうな格好で、足を組んで座っている。長い髪を後ろで結んだその女性は、千歳に元気よく呼び掛けてきた。
「よう千歳! 元気か?」
「こんちは、
席に座りながら答えると、彼女はぱちくりと目を瞬かせた。
「元気じゃないじゃん。なんで元気ですって言うんだよ」
「いや、元気ではないんですけど、……でも元気じゃないですって言いづらくないですか?」
霧島はよくわからないようで首をひねった。
三上がドアを閉める。
「大変なとこ悪いな、話したいことあったら聞くぜ。っと、全員そろったから出発してもらおうか」
霧島にも既に千歳の状況は伝わっているようだ。上位の能力者なので、何かあったとき対処するためにも情報伝達がなされているのだろう。
彼女は後ろの運転席を振り返ると、「そろいました、お願いします!」と叫んだ。ややあってヘリが動き出す。
彼女は千歳たちの先輩で、すでにエンディングを迎えているので分類的には主人公ではなく、元主人公とでも言うべき立場にいる。宿敵戦を終えると主人公たちの能力は自然に消滅していくが、霧島の場合は消えずに残ったため後輩たちの支援に当たっているのだ。
本人の戦闘能力もさることながら、能力が戦闘支援に向いているため様々な場面で引っ張りだこで、国内に三か所ある対策都市を飛び回っている。今回千歳もそれに同行することになった。本来ならあまり動かしたくないらしいが、他の対策都市でトップの能力者に関する事件らしく、千歳か諧のどちらかが行くしかないと言われたため引き受けた。
「えっとじゃあ、話、聞いてもらってもいいですか?」
あんまり話したいことではないが、一人で考えるのも限界に感じた。
「おう。なんでも聞くよ」
霧島は大きくうなずく。
彼女には「千歳の敵がやばかった」くらいの情報しか伝わっていなかったので、大雑把にこれまでの経緯を話した。戦うと決意したら予知が変わり、対神的存在ルートであるとわかってしまったこと。
「研究部の人とかが色々調べてくれたんですけど、今のところ対策といえる対策は、できる限り時間稼ぎするしかないみたいです」
外国から資料を集めたり検討したりなど頑張ってくれているが、まだ芳しい結果は得られていないようだ。
最低限とれるのは、延命処置だけ。
「まだ宿敵までに何体か敵がいるはずなんで、それと戦わずに結界とかで閉じ込めておく選択をとるとか。もし宿敵が現れたら俺が拘束して時間を引き延ばすか、できれば結界系の能力者に協力してもらって閉じ込めておくか――――」
もしくは、諦めて自分が犠牲になることをさっさと選ぶか。
さすがにそれは口に出すのが恐ろしくて言えなかった。
八房の時のような出入り可能な異界の場合であれば、交代して日常生活を送りつつ時間の許す限り引き延ばすことができるだろう。しかしこれまでの神的存在の例では、異界は出入り不能だったという。千歳一人で引き延ばすなら、さすがに食料などの問題もあるので長くは持たない。
より有効そうなのは宿敵前の敵と戦わず放置しておく方法だろう。原則として、五・六体ほどの敵を倒した後に宿敵は現れるので、倒さずにいれば宿敵は出てこない。ただ、そんなに長く敵を放置し続けたことはこれまでにないので、どうなるか分からないとのことだった。
「そうかぁー……お前も難儀な運命背負っちまったな」
霧島にならこのことを相談できると思った。
なぜなら、彼女もまた過酷な運命を背負っていたから。
「事前に分かっただけいいかもしれないけど、それはそれでつらいよな。あたしもできることがあれば協力するし、きっとみんな頑張ってくれてるし……うーんごめん、普通の励まししかできない」
「いや、ですよね」
「あたしも自分のとき励まされまくったから言われる側の気持ちわかるんだけど、マジで言う側になると何とも言えないなってわかった」
変に気まずくなるより正直に言ってくれたほうがありがたい。
気分を変えたかったので、千歳は仕事の話に移る。
「そういや今回の仕事のことざっくりとしか聞いてないんですけど、どんな感じなんですか?」
「あぁ、説明しなくちゃだな。千歳はどのくらい話聞いてる?」
「第三都市のトップがやばそう、くらいです」
千歳たちが暮らしているのは第二都市で、作られた順番にナンバリングされている。人数が均等になるように分配されているが、どのくらい能力が成長するかを転入時点で完璧に予想するのは困難であるため、レベルはどうしても不均等になる。能力の相性もあるので、能力者の貸し借りで補っている状況だ。
「今回あたしらが手伝うのは
「え、宿敵じゃないんですか」
他都市から二人も救援に呼ぶのに宿敵ではないのは驚きだった。ゲームでいうなら中ボスレベルではないか。ほとんどの場合、霧島だけで事が済むはず。よっぽど厄介な敵なのかもしれない。
そもそも、敵の出現時期の予測は困難だ。宿敵であれば告白によってある程度調整可能だが、それ以外ではどのタイミングでどの敵が発生するのかはわからない。恋愛イベントの発生をコントロールすることで中ボスクラスの敵を強制的に意図したタイミングで出現させる試みは行われたことがあったが上手くいかなかったと記憶している。主人公のメンタル的な問題も関わってくるので難しいのだ。
そういう事情があって、事前に助っ人を呼び寄せられるのは基本的に宿敵戦だけだ。
「うん。でも前回すごい苦戦してやばくて、途中からあたしも救援に行ったんだ。だから今回は最初から行くことになった。時間経過型なんだが周期がかなりはっきりしていて、予想じゃそろそろ出るらしい」
「へー、途中から行くなんてよっぽどやばかったんですね」
時間経過で敵が出現するタイプのルートは珍しくないが、次の出現が予想できるほど周期が決まっているのはかなり希少だ。
都市間はかなり距離があるので行くまでに時間がかかる。それでも霧島を呼び寄せるほどなのだから、相当の事態だったのだろう。緊急時にはワープホールを使うらしいがあまり推奨されていない。
その時着信音がして、霧島がスマホを取り出した。ヘリの運転手にも何か連絡が入ったようでどこかと通信しだし、急に慌ただしくなる。
霧島は画面を見て顔をしかめた。
「まいったな、先に始まっちまったみたいだ」
「あれ、敵もう出ちゃったんですか?」
「そうだ。……ヘリを着陸させるの危ないな。千歳、飛び降りよう」
「はいはい」
「えっ」
三上が動揺したような声をあげる。
「そ、それって僕も一緒に降りなきゃいけない感じですか……?」
「何言ってんだ、当たり前だろ」
「あ、三上は残っても大丈夫だよ。このままヘリ引き返すんですよね?」
「一緒に行くけど! でもその……そんなに危険なんですか? 敵がいないところのヘリポートに着陸してもらうんじゃ駄目なんです?」
ついてくる気はあるらしいが腰が引けている。パラシュートなしでスカイダイビングすると思えば、怖がって当然か。
「それが無理なんだよな。あー、暗いけど見えるか?」
といって霧島は窓の外を指さす。外はすでに日が落ちて薄暗くなっていたが、かろうじて見えた。山間部の中、盆地のような場所にビルが並んで都市を形成している。――――そのビルのはざまに、巨大な丸い虫がうじゃうじゃとうごめいていた。
「げぇ……」
虫モチーフの敵というだけでも嫌なのに、ここから見える範囲では道路を埋め尽くしている。
「海堂ルートの敵はこれまで例外なく無限湧きだ」
「これ全部雑魚敵ってことですか……。でも弱そうっすね」
見た感じ一体一体は強くないし千歳や霧島だったら秒殺できるだろう。
無限湧きとのことなので、この雑魚敵はいくら倒しても一定数になるよう再発生するのだろうが、別に珍しいことではない。メインの敵を倒せば同時に消滅するため、通常は結界などで一か所に閉じ込めておくものだ。
「いや、あれ全部敵本体」
「は!? それじゃ倒せないじゃないっすか!」
メインとなる敵が無限湧きするなら、どんなに頑張ろうと討伐できないことになり、意味がわからない。
「しかも時間経過で増殖する」
「……からかってます?」
「面白がってるのは確かだな。あたしも前回聞いたとき同じリアクションしたから」
霧島はにやにやと口角をあげた。
「あぁ……普通に倒すとリスポーンする系の敵ですか?」
三上が言うと霧島は頷いた。
「そう。海堂ルートの敵は、規則を見抜いてリスポーンしないように大量の敵を倒すことが必須なんだわ」
「はぁ……。よくわかんないです」
普通に倒してはいけない、という敵は時折いる。けどよくあるのは倒すと自爆するとかそういうのだ。
「まぁあとで実際にやってみたら分かるさ」
そのタイミングで、運転手からそろそろ本部拠点上空に到着すると告げられた。
「了解です。さ、見てみろ。あそこがヘリポートだ」
言われた通りに斜め下を見てみると、ひときわ幅の広い建物が見えた。あれが第三都市の本部拠点だろう。第二都市のとそんなに変わらないデザインなのですぐに分かった。
そしてその屋上、ヘリポートがあるであろう場所にはナイター用みたいなでかいライトが点灯していて、そのせいで屋上を丸い虫が埋め尽くしているのがはっきり見えてしまった。
なるほど、あれでは着陸できない。
「あそこに飛び降りて、ついでに屋上の敵を片づけるのが最初の仕事だ。着地場所確保するのはあたしがやるから、千歳は三上を安全に降ろしてやんな」
「了解です」
「ありがとうございます……」
三上は絶望したような顔でお礼を言った。どうやら抵抗するのを諦めたらしい。
「あれ、倒しても復活するんですよね? 下に落とす感じですか?」
「そうだな。リスポーン地点がどこなのかまだわかんないらしいけど、できるかぎりその方針でいこう」
持ってきていた学校用の鞄から銃を取り出す。上着のポケットに入れていたスマホは落としそうなので代わりに鞄に入れて三上に預けた。あと鞄には充電器くらいしか入れてないのでわざわざ鞄に入れなくてもよかったかもしれない。
準備が整うと、霧島がヘリのドアを開けた。強い風とプロペラの爆音が一気になだれ込んでくる。
「先行するから、少し遅れて降りてきてくれ!」
「わかりました!」
霧島は躊躇なく飛び降りた。
千歳はいつものように三上を小脇に抱え、強めにベルトのあたりをつかむ。
「いくよ三上くん」
「絶対離すなよ!」
それってフリか? と聞きたかったが絶対違うので黙っておいた。
床を蹴って空に飛び出す。
薄暗い中で街灯が光り、道を浮かび上がらせている風景は幻想的といえるだろう。そこが大量の虫によって彩られているのでなければ。
風圧の軽減と体勢をコントロールするために落下しながら魔法をいくつか発動しておく。
先に屋上付近まで到達した霧島が、右手を振りかぶるのが見えた。
「【速度+】【威力+】【攻撃範囲+】――――いくぞ!」
霧島が手を屋上にうごめく虫たちに向かって振り下ろす。
すると触れてもいないのに虫がつぶれてから消滅する。まるで見えない大きな手ではたかれたように。
「あっ」
霧島がそんな声を上げてから空いたスペースに着地する。千歳もそれに倣った。
彼女は頭をかく。
「しまった。吹き飛ばすだけのつもりが倒しちまったな。あんまり付与してないのになぁ。気をつけろ千歳、こいつらすごい弱い」
霧島の能力はバフやデバフを対象に付与する【付与術】。さっきのは自分にバフをかけることで殴打の威力を上げたのだが、そもそも素の身体能力が高いのでやりすぎてしまったのだろう。主人公の中でも数少ないレベル100オーバーの能力者だ。
「あはは。気を付けます」
見れば空いたスペースにぱっと小さな光が湧き、次の瞬間には新たな虫が生まれていた。霧島が今倒した分、次々に敵がリスポーンしているようだ。
二人で協力してさくさく虫を外に落としていく。虫は近くでよく見ると、テントウムシに似ている気がした。真っ黒な個体が多いが、時折違う模様のあるやつもいる。つやつやしている表面に赤や青などの水玉模様が描かれていて、かわいいような気味悪いような複雑な雰囲気だった。
「すげぇ数いますけど、これどうやって倒すんですかね?」
「さあな。まぁ、実際に考えるのは海堂くんたちだから大丈夫だろ」
「ふーん……そういや、俺らは何すればいいんですか?」
さっき説明が途中になったままだった。作業を続けながら霧島が答えてくれる。
「あたしたちの仕事は単純で、海堂くんが敵を討伐するまで都市を守ることだな」
「へー。都市守るなら結界系の方が向いてそうですけどね」
「それが、リスポーンするだけじゃなく時間経過で増殖するから最悪国土全体を埋めつくすだろーって言われてるんだよな」
「……それは俺らでもどうにもならないのでは」
強い敵一体を倒すのは簡単でも、数が無制限に増え続けるのに対応するには限界がある。
「リスポーンするのにある程度時間かかるから、増えるより速く多く倒すことで数を一定に保つ、みたいな攻略法で前回はもたせたな」
「もう俺らで全部倒しちゃいません?」
「そう思うよなぁ。ただ、あんまり減らしすぎるとリスポーン速度が上がるんだよ。だから正攻法以外で倒すのは厳しい。それに今回も同じ方法が通用するとも限らん」
霧島が言うのなら無理なのだろう。
しかしなんというシステムだ。倒しても倒しても増殖し、無理矢理物量作戦で押し切ろうとしてもさらに増えるなんて、絶対に増殖規則を解かないと勝てないではないか。
「海堂くんかわいそう……」
「あぁ、海堂ルートはかなり厳しいルートなんだ。実際にはあっちの研究部も合同で考えるから一人ではないけど、まぁ前回も海堂くんが思いつくの待ちって感じだったな」
厳しいルートと言葉を濁したが、たぶんバッドエンド傾向の強いルートなのだろう。しかし序盤の敵からこの調子とは、プレッシャーがすごそうだ。
自分だったら逃げてしまうんじゃないか、と思うくらい厳しい条件だ。
失礼ながら少し興味を持った。
海堂は一体どうやって、こんな状況を乗り切っているのだろう。
「無理ー!! マジで無理だよぉ、俺に思いつくわけないじゃん! 死ぬ、死ぬからもう許して! 逃げさせて!」
全然乗り切れていなかった。
千歳たちが到着した時、彼は絶賛逃げようとしている真っ最中だった。
第三対策都市の本部拠点屋上にいる敵を全て下に落とし終えると、中から軍の人が迎えに来てくれた。
案内されて建物内に入ると廊下で泣き叫んでいる人がいて、それが海堂だった。
黒い学ランを着た彼は、でかい柱にへばりついていた。その仲間らしきショートカットでセーラー服の少女が柱から引き離すように襟首を引っ張っている。
「そんなこと言ったってあんたが考えるしかないでしょ! 私たちも一緒に考えるから頑張んなさいよ!」
語調はきついが内容的には一応励ましているようだ。しかしあまり効果はないようで、海堂は引き続きぐずぐず泣いている。
「ははは、相変わらずだな海堂くん」
霧島が笑っているので、前回もこんな感じだったのだろうなと察せられた。
案内してくれた人は忙しそうにどこかへ行ってしまったし、さてどうしたらいいだろうかと思っていると、もう一人海堂たちの近くにいたセーラー服の少女が駆け寄ってきた。海堂の首根っこを掴んでいる少女と同じデザインの制服で、腰まで届くロングヘアーが走るたび綺麗に揺れる。こっちまで来ると霧島に話しかけた。
「霧島さん、すみませんこんな遠くまで来ていただいて」
「何、近いもんだよ。君は空……
「そうです。お久しぶりです」
「久しぶり! 紹介するな、こっちが今回一緒に手伝ってくれる千歳くんで、こっちが……付き添い? 友達? の三上くん」
「初めましてー千歳です。よろしくお願いします」
「三上です。語り部なので役には立ちませんがよろしくお願いします」
紹介されたので二人で挨拶する。
「こちらこそよろしくお願いします。……ていうかせっかく来てくれたのにすみません、その、お見苦しい感じで」
空上はぺこぺこ頭を下げた。その後ろで今も海堂たち二人は言い争いをしている。
「つかよく考えたら俺にできるわけなくない? は? いみわからん。帰っていい?」
「あんたの方が意味わかんないわ。私たちがやらなきゃいけないことだから。駄目だから」
「
「まだやれることはあるでしょ。ふざけんな」
話を聞いているに進捗状況は芳しくないらしい。そのうえ肝心の海堂が討伐を放棄しようとしている状況のようだ。
「すみません、今ちょっと行ってきますね」
空上は眉間にしわを寄せた後、ずんずん二人に歩み寄っていく。
「二人とも、いい加減にして」
語気は強くないが迫力のある言い方だった。海堂と陸がぴたっと口を閉じる。
「第二から応援の人が来てくれたよ、ほら、海堂くん頼りになるって言ってた霧島さん。もうちょっと頑張ろうよ、海堂くん」
「……あ、霧島さんだ」
霧島のほうを見るとなぜか泣き止んだ。
「海堂くん久しぶり! 今回も厄介そうな敵だなぁ!」
「そうなんですよ……ほんとやばくて、俺もう無理です」
海堂はしがみついていた柱から手を離し、床に手をついてからゆっくり倒れた。
「でも前回も倒せただろう? あたしも微力ながら手伝うから、今回も力を合わせて頑張ろうぜ!」
「……はい……よろしくお願いします」
海堂は床に伏しながらも小さくそう返した。一応少し落ち着いたようだ。
まだ敵が現れてそんなに経っていないはずなのにこんな調子で大丈夫なのかと思ったが、とにかくやれることをやっていくしかない。
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