おばあちゃんのラン活~サイボーグ高齢者、罪な女の夢を配っても良いんじゃない?~
第9話 コメコメタウンの3丁目に住む、リンネおばあちゃんの事情…。高齢者たちが、ラン活サイボーグになっちゃうぞ!孫世代への愛は、どうなる?
第9話 コメコメタウンの3丁目に住む、リンネおばあちゃんの事情…。高齢者たちが、ラン活サイボーグになっちゃうぞ!孫世代への愛は、どうなる?
さて、さて…。
ラン活で、強くなるのは、保護者や小学生たちだけではありません。家族で、最も勢いをつけたのは、誰でしょう?
それこそ…。
高齢者!
孫を愛する日本の高齢者たちは、ランドセルのような輝きを、みがいていった。近未来では、サイボーグになっていく高齢者が、後を断たなくなっていく!
…かも?
ここ、コメコメタウンの3丁目に住む、リンネおばあちゃんも、最近、サイボーグとなった一人だった。
「高齢者が、もっと長生きをすれば、孫たちが、もっと、幸せになれるだろう」
日本は、そんな、高齢者世代の変わった考え方に、支配されていた。だったら、高齢者には、もっともっと、働いてもらいましょ?
ラン活で、人は、変わる。
「子どものランドセルは、誰が買うの?」
それは、絶対に、決めておくべきことなんだという。家族で、もめることも、多いし。
「あたしに、買わせて!」
「ダメじゃ!わしが、孫のランドセルを、買うんじゃあ!」
孫のランドセルを買うことを、まるで、戦士から騎士にランクアップできたことのように感じてしまう高齢者とか。…いるだろうね。
ゆがんだシックスポケットは、ますます大きくなり、家族の教育劇も、大きくしていく。
少子化日本の今、たった1人の子は、貴重で、かわいい。
ということ、で…。
ラン活は、苦労続きです。
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