第6話 学校の先生は、ぽんぽこりん。ランドセルって、学校の道具として、どういう位置付けなの?実は、学校の指定品じゃあ、なかったのです!

 ラン活が、おかしな方向に向かっていくのは、なぜ?

 それは、学校の先生のレベルがぽんぽこぽこりんだからってなことも、言われていますが?

 「学校の先生が言うことなんだから、正しいんでしょ?」

 …ちー、がー、うー!

 ラン活の魔法は、終わらない。

 保護者は、気が付いたら、高い費用をかけなくっちゃならなくなっていく。

 ランドセルは、学校の指定品じゃないのに!

 こういう、学校を通さなくても良いような金は、隠れ教育費とかって、よばれていようです。あ、なるほど。

 「高すぎます!ランドセルは、高すぎます!」

 日本中、どこへいっても(たぶん)、孫は、かわいがられた。

 「しかし…」

 「あの価格って、どうなんだ?」

 孫への愛も、ランドセルの値段も、高いまま。

 「ランドセルは、皆と、同じで良いんだ。世界に1つだけの花だなんて、アホなことを言うやつがいるから、いけないんだ」

 「ナンバーワンにならなくても良いから、オンリーワンになれだって?」

 「日本の社会は、お疲れ」

 保護者らは、ぶつぶつ言って、無我夢中。ランドセルのカタログにも、魔法が、かけられていたから。

 「オンリーワンのランドセルを、子どもに背負わせて、かえって、珍しいっていじめられたりすれば、誰が、責任を取るんだ?」

 「フツーで、良いんだ。フツーで」

じゃあ、フツーって、何?

 難しいねえ。

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