第2話 ラン活は、大流行!こんなにも、はやるようになったのは…。今どきの学校の先生のレベルがアレだからっていうの、本当なんですか?

 小学校入学まで、まだ1年以上ある子の家庭でも、ランドセルが購入されるっていう。

 ラン活の白熱バトルには、びっくりだね。

 「うちの子は、好き嫌いが、激しくて…」

 「うちも、そう」

 「こだわりが強すぎて、予算オーバー」

 「でも、予約しちゃいましたけれどね」

 「…うちの子は、試着を嫌がるので、困りましたよ」

 試着っていう言い方も、良いね。

 ランドセル選びって、これまでの日本で、こんなにも、盛り上がっただろうか?

 ラン活は、過保護就活と、似ている?

 企業の説明会に、親が、長い列をつくる。社会に出ない子たちは、誰かに何かをやってもらうのが当たり前の、王子様に、お姫様。子どものためなのか、親自身のためなのかも、わからなくなっちゃってさ。

 「そんな過保護就活と、似ている」

 誰ですか?

 そんなことを、言ったのは?

 小学校生活は、意外に、ハードモード。

 教科書やら副教材、タブレットを、子どもたちが、持ち運ばなければならないんだから。

 「学校に、教科書を、置いておいてはいけません!置き勉は、禁止にします。そういう決まりなので、よろしく!」

 学校のマニュアル病が、小学生たちを、苦しめていく。

 ラン活を推しているのは、学校の先生が、小学生の悩みをわかってあげようとしていないリアルでもあるんじゃないのかな?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る