おばあちゃんのラン活~サイボーグ高齢者、罪な女の夢を配っても良いんじゃない?~

@maetaka

第1話 「ラン活」って、何ですか?それは、孫世代をかわいがると輝く、罪深い魔法でした。財布を持つ皆が、この魔法に、かかっているようですよ!

 「ラン活」

それは、小学生たちにお似合いの、ランドセルというアイテムの、プレゼントバトルだ!

 ランドセルは、たくさんの人たちを、罪深くしていく。

 小学生になる子に、ランドセルを贈る活動、「ラン活」は、大にぎわい!

 あなたのまわりでは、どんなランドセルが流行していますか?

 少子化、少子化だなんていわれる、今の、日本。

 おじいさんおばあさん世代が孫1人にかける金額が、上がっているらしい。

 子どもが2人いた家庭のケースを、考えよう。

 その家庭では、それぞれの子に、500万円ずつをかけて、小学校生活の準備を整えるとする。

 それが、子どもの少なくなった少子化社会だと、たった1人の子どもに、めいっぱいの10 00万円をかけて育てるんだっていう。

 たった1人の子は、貴重で、かわいいものね。

 両親と両祖父母、合わせて6つの財布からお金が出て、1人の子に、ピカピカで豪華なランドセルが贈られることも、多くなった。

 そんなお金事情を表したのが、この言葉。

 「シックスポケット」

 このお金の出し合いバトルで、ラン活は、ますます、ビッグボス。

 「もう、ランドセル、決めた?」

 「ランドセルは、何を選べば良いの?」

 「うちの子に、合うタイプって?」

 子どもの周りにいる人たちは、絶対に、ラン活の魔法に、かかっている。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る