登場人物紹介
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本作の主人公。昔は一人称が「アユ」だったが、その後俺に変わった。
夢渡りというスキルを有しており、寝ている間に異世界へ行く事が出来る。なお、異世界での体は言わばアバターの如く生成されているので、異世界でけがを負っても現実世界に反映されることも無いし逆もまた然りである。この能力を使って毎夜従姉妹と共に異世界へ旅立っており、冒険者として活動を開始した。
この能力のおかげで精神年齢の発達が速く、周囲からも一目置かれていたりする。
訳あって従姉妹の家族と暮らしており、咲良と加奈とは大の仲良しである。起きても寝ても一緒に過ごしているので、三人の結束は固い。
ちなみに、実の両親はちゃんと生きている。では、なぜ別々に過ごしているのかは次章以降で。そして、育ての親(叔父と叔母)の事はお義父さん、お義母さんと呼んでおり、生みの親の子とは父さん、母さんと呼んで区別している。
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本作のヒロイン。一人称は私。大人しく、あまりしゃべらない。また人見知りするらしい。
タリスマンの力を借りて回復魔法を使っているうちに、ヒーラーのクラスを取得。同時に回復魔法を手に入れた。今ではパーティーのヒーラーとして活躍している。
歩夢の従妹であり、歩夢の事はアユ君と呼んで慕っている。頼れるお兄ちゃん兼友人と思っており、一緒にいると凄く安心するらしい。なお、修学旅行で歩夢と別々に寝た時は、不安でなかなか眠れなかったとか。
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本作のヒロイン。一人称は私。妹とは真逆で、元気溌剌な性格。
剣で魔物を倒すうちに剣術スキルを手に入れた。魔法とは違って目に見える何かがある訳ではないが、剣術スキルを手に入れて以降は剣の振り方がカッコ良くなったそう(歩夢談)
中学に剣道部があったので入部した。日本では剣術スキルが生かされないので、自力で剣を振る必要があるので、異世界とはまた違った感覚を味わえるとのこと。とは言え、剣術スキルを使って魔物を倒すという経験は体に染みついているので、剣道の腕前はかなりの物らしい。
ただ、「お前の剣筋は
歩夢の従姉であり、歩夢の事はアユと呼んでいる。大事な弟と思っており、頼りにされると嬉しいらしい。なお、咲良の修学旅行の時「私がいなくてアユ、寝れてないんじゃないかな?」と不安に思っていたらしい。その後、普通に熟睡していたと聞いて地味にショックしたとか。
・リエル=ヘキサウィング
本作に登場した初めてのネームドモンスター。ヘキサウィングというのは種族名であり、リエルが名前である。
容姿は美しい女性そのもの。だが、その頭上には光の環が浮かんでおり、背中には虹色に光る羽が生えている。天使というよりは昆虫の羽に近く、左右3対、合計6枚の羽を小刻みに動かして空を飛ぶ。
余談だが、天使という敵もいるという設定である。今後登場するかどうかは不明だが。天使は白鳥の羽のような羽を使って空を飛ぶのだが、あまり速くは飛べない。だから遠距離攻撃を使えば倒す事が出来る。一方、ヘキサウィング族はトンボのように超高速で空を飛んだり、アクロバティックな動きで敵を翻弄したりできる。おそらく人類が倒す事は不可能であろう。
剣を持っており、それを使って戦うらしい。また、魔剣術というスキルを持っているので、剣に魔法を纏わせるのだと推測できる。ただ、この人(?)が戦う様子はこの作品では出てこないだろう。
歩夢たちに歩夢の能力やこの世界の事を教えた訳だが、実は色々と隠している。隠しているというより、「話す事が出来ない」が正しいが。真実を知っているのはステータスシステムのみである。
既に「ステータスシステムが歩夢達をこの世界に呼んだ」と書いてあるように、システムには意志がある。ただし、人と会話する事は基本的には不可能であり、リエルなどのネームドモンスターを介して意志を伝えているという裏設定があったりする。
※裏設定。リエルのスキルとクラスについて
『リエル=ヘキサウィング』
レベル:65535
生命力最大値:9223372036854775807
生命力回復率:18446744073709551615
魔力最大値:18446744073709551615
魔力回復率:18446744073709551615
スキル(一部)
・ヘキサウィングの加護(Lv.---)
レベルが自身よりも低い相手からの攻撃を全て無効化
・リポップ(Lv.---)
一定時間が経過する事で、ダンジョン内に復活できる
・物理攻撃無効(Lv.32767)
・魔法攻撃無効(Lv.32767)
・精神攻撃無効(Lv.32767)
・魔剣術(Lv.32767)
クラス(一部)
・ヘキサウィング、ダンジョンの魔物
・キャシー
猫の獣人女性。白くてふさふさな猫耳と、すらっとした尻尾を持つ。
・マリ
・ユイナ
狐の獣人女性。黄金色のモフモフ尻尾を持つ。
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