こんにちは、モブ モブ夫です。
最新話まで読了しましたので、感想を述べさせて頂きます。
※以下はモブ モブ夫個人の感想ですので、過度に気にし過ぎる事はありません。
気楽に読み飛ばして下さい。
◆ 優良点 ◆
◇行頭の一字下げ、感嘆符〔!〕・疑問符〔?〕後の全角スペースなど、最低限の文章作法は守る事が出来ている。
☆執筆作業において当たり前の事なのですが、昨今のウェブ小説にはこれすら満足に出来ていない作品も数多くあります。
◇心理描写、情景描写、戦闘描写共に、簡素過ぎず味わいがある。
☆心理描写はかなり詳細で、登場人物の気持ちがよく表されていると思いました。
戦闘描写では、徒手空拳を特に研究されている事が読み解けますね。
◆ 賛否両論点 ◆
◇『第七章 綺麗な月とともに ②』時点では、舞台、登場人物の設定に独創性が見られない。
☆『異能の所為で家族を殺害された主人公らの復讐譚』、『幼馴染みや学園のマドンナの好意に長期間気付かない鈍感主人公』など、テンプレ要素がてんこ盛りですね。
これからの展開に期待したいと思います。
※テンプレ要素自体には何の問題もありません。
ストーリー展開が独創的ならば全て良しです。
◇物語の中核人物達が裏社会の人間と云う現実感が薄い。
☆これはひとえに、学園生活描写の多さと裏社会描写の少なさが原因と思われます。
作中では累や優弥が暗殺の仕事を請け負っていますが、その仕事の背景が明示されていないので薄味になってしまっていますね。
これからの展開に期待です。
◇今の所、ほぼ全ての戦闘が力押しで決着している。
☆格闘描写は文句無しなのですが、欲を言うと頭を使った戦闘も欲しい所ですね。
◇今の所、異能によるパワーアップの詳しい設定が明示されておらず説得力が無い。
☆異能や魔法を扱う場合、きっちりとした理論構築をしていないと、物理現象を超える描写が陳腐な表現として受け取られる場合があります。
◆ 問題点 ◆
◇『聞く』、『聴く』を使用する場面で、『訊く』を表記する誤用が多い。
☆連載初期から散見されますね。
解決策としては、『訊く』を『尋ねる』に入れ替えてみて、そのまま意味が通るか調べてみる方法が良いと思われます。
◇一人称と三人称の混在が著しい。
☆以下に例を挙げます。
『第二章 裏世界への門出 ②』より。
『魁斗は好奇な視線には気づいていたが、あまり気にならなかった。それどころじゃないというのが正直なところ。彼らの好奇心や興味に対し、なにかを思う余裕が今の自分にはない。』
前半部分の『魁斗は好奇な視線には気づいていたが、あまり気にならなかった。』は三人称文章。
中間部分の『それどころじゃないというのが正直なところ。』は、一人称とも三人称とも取れる文章。
後半部分の『彼らの好奇心や興味に対し、なにかを思う余裕が今の自分にはない。』は、一人称文章。
同じ段落内に、一人称と三人称が混在しているのが御解り頂けたと思います。
一人称と三人称の混在は執筆初心者あるあるなのですが、読者様によっては、作品を見限る理由になりかねません。
特別なこだわりが無いのであれば、修正した方が良いでしょう。
大変差し出がましい行いで恐縮ですが、以下に改善策を述べますね。
★ 改善策その一 ★
◇主人公の魁斗が居る場面では、魁斗の一人称に統一。
魁斗が居ない場面では他の人物の一人称に。
誰も人物がいない中での描写は三人称とする。
又、一人称に切り替わる場面では、作中でも使われている『※※※』などの約物で、三人称から一人称への切り替わりを視覚的に明示する。
☆作中は魁斗視点が多いのでやりやすいと思います。
★ 改善策その二 ★
◇三人称を基本とし、登場人物の心情吐露は、〔――(ダブルダッシュ)〕、或いは〔()(半角丸括弧)〕などの約物で表す。
以下はその例。
『累に手伝われながら、しぶしぶ学校へ行く準備を始める。(三人称文章)』
(あんなことがあったのに……。何で学校なんか……。(心情吐露))
☆拙作ではこの手法を使っていますね。
★ 改善策その三 ★
◇作品タグや紹介文スペースに、『一人称と三人称が混在、目下修正中』、『一人称と三人称の混在がオレのスタイル!』などの語句を追加する。
☆変則的で姑息な方法ですが、タグや紹介文に明記していますので、修正までの時間稼ぎや言い訳としては使えるかと思われます。
☆以上が主な感想になります。
時告げ鳥様は現在御身体の調子が御悪い様ですので、もし問題点を修正されるのであれば、体調が万全になってからを御勧め致します。
又、拙作を御読み下さり改めて御礼を申し上げます。
これからも御作を楽しみに拝読させて頂きますモブ モブ夫でした。
作者からの返信
モブ モブ夫 さま
最新話までお読み頂いてありがとうございます。
そして、感想から様々な点、改善点まで書いて頂きありがとうございます。
一人称と三人称の部分は、最初書きはじめる時に迷ってしまい、とりあえず書いてみるか、と始めてしまったのが、やっぱ出てますね。
モブ モブ夫さまの改善策を参考にさせて頂きながら、色々と落ち着いたら考えてみようと思います。
ここまで丁寧に読み進めて頂いて、本当にありがとうございました。
今後とも【鬼狐ノ月】をよろしくお願いします。
コメント、失礼いたします。
魁斗が自分の気持ちと向き合ったように、
累ちゃんも自分の気持ちと向かい合ったのでしょうか。
色々な想いを抱えて寄り添い始めたふたりの姿、とても眩しいです。
左喩さんもきっとここに絡んでくるでしょうし、
この先、どんなドキドキが待っているのか、
更新を楽しみにしております。
作者からの返信
下東 良雄 さま
コメントありがとうございます。
自分の中で、この小説の裏テーマでは『気持ち探し』であると思っているのでそれぞれが気持ちに向かい合ってきてるのだと思います。
それでも、まだ探し中なのですけど……。
左喩さんもここでは明かせませんが色々とあった女の子ですので、この先いつかお話で出てくると思います。
お読みいただきありがとうございます。
今後とも【鬼狐ノ月】をよろしくお願いします。
編集済
いいですね!
本当に人と人が分かり合うのは
難しいと思います。
特に魁斗君や、累ちゃんみたいな
経験をすると!
でも二人は、乗り越えたんだと
私は思ってます😊
ありがとうございます😂
体調は、大丈夫ですか?
本当に気を付けてくださいね😊
無理しない様に‼️
どちらも良かったです😂
魁斗君、累ちゃん
そして、時告げ鳥様
ピークが過ぎても
油断大敵ですよ😊
何時も応援してますので🎵
今日は、2番で悔しいです😢
明日は頑張ります👍
作者からの返信
aki さま
いつもコメントありがとうございます!
わたしのモチベーションです 泣
大きなモノを乗り越えたと思います。
特に累ちゃんは。
ピークは過ぎて、だいぶ治ってまいりました。気にかけていただきありがとうございます😭
無理はしません!!
akiさまもご無理はなさらずに 笑
なんだってよくねーよヽ(´▽`)ぷすり。
そおいぅとこが残念で、姉さんタイプ女子の母性本能をくすぐるカワイイとこの一つか?