第2話 担当医のショウ先生

3人の自己紹介がちょうど終わった時、病室に1人の男の人が入ってきた。

白衣を着ていて首からは聴診器を下げている。いかにも医者っぽい、とてもかっこいい人だ。

ショウ「らんちゃん。こんにちは。担当医のショウです。これから辛い治療をあるかもしれないけど頑張ろうね。」

らん「はい、」

ショウ「じゃあ早速採血と点滴しよ」

らん「注射はいや!やだやだ」

ショウ「暴れないよーすぐ終わるから。」

らん「やだ!絶対いや」

注射はだいっきらい。。だから必死で抵抗した。

ショウ「らんちゃんけっこう力強いな。マサキ呼ぶね。」

ショウ「マサキごめん。らんちゃんの病室きて。暴れちゃって針させない」

マサキさんはすぐに来てしまった。

マサキ「らんちゃんー大丈夫だよ暴れないよー」

マサキさんとショウ先生に抑えられて採血と点滴されちゃった。

ショウ「えらかったね。でももうちょっと暴れないでくれると先生嬉しいんだけどなー」

らん「もう先生嫌い。やだ。」

ショウ「ごめんね。らんちゃんなんか呼吸荒くない?苦しい?」

らん「ちょっとだから大丈夫。また怖いことするなら何もしないで」

ショウ「ちょっと心配だな。モニターつけるか。あと鼻孔カニューレ。」

マサキ「用意してきます。」

らん「また怖いことするの?やだ。」

ショウ「怖くないよ。痛くもないから大丈夫」

らん「…」

マサキ「用意できました」

ショウ「らんちゃんごめんね。ちょっと洋服まくるね。」

そういってショウ先生は洋服をまくってきた。ショウ先生はなんとも思ってないみたいだけど恥ずかしいよ、、

ショウ「あとお鼻にチューブつけるね。苦しくなくなったらすぐ外すから取らないで待っててね」

ユウタと同じチューブが鼻につけられた。これをしてると息も苦しくないし、疲れていたのもあってすぐに寝てしまった。

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