第八章 注釈集



☆ここでは【第ハ章】の注釈を一覧できるようにしました。

 用語を調べたい時などにご利用下さい。


※本項は作中の注釈を紹介しています。

 若干のネタバレを含む場合がありますのでご了承下さい。


 本項の情報の中で『(作中での設定)』とされている注釈は、作中での一九一九年一〇月時点のものとなります。

 それ以外の注釈はその限りではありません。



◆ 第八章 ◆



◇[註*雑仏ざつぶつ=俗にリビングデッド・ゾンビ、ホムンクルス・ゴーレム等と呼ばれる人造生命体の事。

 詳細は『カルマメイカー ~焦海の異魚(ひがたのにんぎょ)~ 第二幕 幕間 その三 武悪の図鑑 LIVE 幻魔 その二』を参照されたし]


◇[註*橋姫面はしひめめん=能の演目『橋姫はしひめ』や『鉄輪かなわ』で使用される鬼女を表した面]


◇[註*蝉丸面せみまるめん=能の演目『蝉丸せみまる』でのみ使用される、盲目の少年皇子おうじを表した面]


◇[註*明・暗順応=目が慣れて来る事。

 暗い状態から明るい状態に変化した時に起こるのが明順応、明るい状態から暗い状態に変化した時に起こるのが暗順応]


◇[註*種子字しゅしじ=覚者密教において、各仏尊の姿や権能を一音節の真言マントラで表現したもの。

種字しゅじ』との略称もある。

 既に成立している術法を強化したり、状態を変化させる際にも用いる。

 三密加持の簡易版として捉えて良い(作中での設定)]


◇[註*細胞融解弾・爆裂弾=瑠璃家宮 派が魔術師用に開発した弾薬。

 詳細は『第六章 大昇〈食屍鬼(グール)〉前篇 第三節 食屍鬼襲来! その三』を参照されたし]


◇[註*龍泉村りゅうせんむら騒動=一九一九年五月、和歌山県の龍泉村周辺で、九頭竜会の大昇帝 派と瑠璃家宮 派が偶発的に接触して起きた事件。

 その際の天芭の行動は、『第四章 雷獣の咄(はなし) 第七節 岩かじり撃滅作戦 その八・その九』を参照されたし]


◇[註*比星 播衛門が外吮山頂上で宮森に施した処置=詳細は、『第七章 大昇〈食屍鬼(グール)〉後篇 大昇〈食屍鬼(グール)〉後篇 結び その三』を参照されたし]


◇[註*御徴おしるし産徴さんちょうとも。

 子宮頸管しきゅうけいかんに溜まっている粘液と、子宮壁から卵膜らんまくがれた際の出血とが混じった物]


◇[註*排臨はいりん=胎児が骨盤底に到達し、子宮口に見え隠れするようになる事]


◇[註*発露はつろ分娩ぶんべんの場合、子宮口から胎児の頭部が見えたままになっている事を指す]


◇[註*閃光紛せんこうふん=使用の際に大きな音が出た事から、ボンきと呼ばれる。

 閃光電球フラッシュバルブが普及するまで活躍した人工光源]


◇[註*閃光電球フラッシュバルブ=発光器、もしくはフラッシュガンとも呼ばれる。

 金属を燃焼させて光源とする使い捨て式の電球、または撮影用携帯型アンブレラを含めた名称]


◇[註*御真影ごしんえい=神日本帝国においては、太帝の肖像画や肖像写真の事(作中での設定)]


◇[註*けんぴ=小麦粉に砂糖と水を加え、棒状にしたものを焼いて作る菓子。

 堅干、健肥、犬皮との字が当てられる。

 ちなみに芋けんぴとは別物。

 やめられない止まらないを地で行くため要警戒]


◇[註*つやぶくさ=小麦粉の生地を焼き、気泡の見える面を外側にして中に餡子などを包んだ高級菓子。

 ふくさ、とも呼ばれる。

 スポンジ状に膨らんだ皮が特徴で、モフモフ好きは要警戒]


◇[註*ぎゅうひ=白玉粉かもち粉に水あめや砂糖を加え練り上げた菓子。

 求肥、と字を当て、大福の皮にもよく使われる。

 しっとり柔らかもっちり食感の為、モチモチ好きは要警戒]


◇[註*あこや=餅で作った生地に餡を乗せた高級菓子。

 あこや餅、引千切ひきちぎりとも呼ばれる。

 生地を引き千切った際の形が阿古屋貝あこやがいに似ている事から名付けられた。

 生地と餡は形状、色彩ともに様々で、カラフル好きは要警戒]



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