この物語は素晴らしいです
自らの力ではどうしようもない、厄介な現実から何とか逃れるために、形而上の力を借りてしまう
そのような人知を越えた、善とも悪とも分からぬ者を頼ってはならぬのに、それは重々知っているのに、ついに忌むべき業を重ねてしまう
何の因果にかそうせざるをえない境遇を背負ってしまった自分
怖ろしくも哀しい人間の本質がそこにあるように思います
作者からの返信
お褒めの言葉をいただきとても嬉しいです。
いくつかの聞いた話を組み合わせて、そこにカミサマ(というかペット・セマタリー的要素)を加えたらこうなりました。
人間の本質というご指摘の通り、私たちは誰でも脆くなったときになにか妖しいものに魅入られてしまうのでしょう。
合理主義を常に疑い続けているので、そんなことを考えてしまいます。
ご評価ありがとうございました。
面白かったです!
もしよろしければ、企画の趣旨通り、オナオリサマについて以下のように紹介してもよろしいでしょうか…?
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【オナオリサマ】
鬱蒼とした森の奥の、人気のない神社に奉られているカミサマ。どんな凶暴な癇癪持ちでも、オナオリサマのところに行けば、なおしてもらえる。
やり方は簡単。鈴を鳴らして、本殿にその子を閉じ込めるだけ。家に帰ったら、従順ないい子が待っているよ。
そう。まるで《《別人》》のような、いい子が待ってるの。
題:てのひらのうえのすこしだけこわいおはなし
作者:黒石廉 様
キャッチコピー:1話完結ホラー掌編集
リンク:https://kakuyomu.jp/works/16817139558344734236
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引っかかるところがあれば自由に訂正・削除していただいて(できれば修正版を返信していただけるとありがたいです)大丈夫ですし、断っていただいても全然大丈夫です!
もしご不明な点・ご不安な点あれば、飴傘に連絡用近況ノートがありますので、申し訳ありませんがそちらにコメントいただければと思います。お手数おかけします!
作者からの返信
飴傘様
面白かったというコメントだけでも嬉しいのに、ご紹介までいただけるなんて、喜びのあまり踊りだしそう、というかすでに踊っております。
>引っかかるところがあれば自由に訂正・削除していただいて
いえいえ、とんでもございません。
素敵な紹介文でとても嬉しいです。
ありがとうございます