7 バグの夢夢屋

 鏡を抜けると、占いの館のような雰囲気漂う部屋にたどり着いた。

 部屋には大きな絨毯が敷かれており、周りには分厚い本やどこか禍々しい、何に使うのかよく分からない道具などがあり、頭上を見上げると高そうな大きなシャンデリアが飾られていた。


「うわぁ…」

「お客様ですかな?」

「!!(ほ、骨!?)」


 目の前には動物の骨の顔をしたスーツ姿の男が立っていた。

 今まで、顔が見えない鎧の門番さんだったり、羽がついてて浮いてるけど見た目は普通の可愛い人間の女の子だったり、少し変わっているがコスプレだと思えば違和感はなかった。

 青鬼くんだってツノが生えてるけど、鋭い牙などはなく、ツノ以外は普通の人間にみえる。

 けど目の前にいる男は明らかに見た目からして人間に見えず、異質さを覚えた。


(骨の頭でなんで喋れるんだ…)

「おやお客さん。何か私の外見に対して失礼なことを考えていますね」

「…っ!いやっそんなこと…」

「非常に不愉快なことこの上ない」


 誤魔化そうとしたが余計怒らせてしまったようだ。

 俺は素直に謝る。


「すみませんでした…。」

「ふむ、謝罪を受け入れましょう。心から反省している方を許さない道理はございません。」


 どうやら許してくれるらしい。

 俺はホッとする。


「さて、私は貴方に聞きたいことがあります。ですがまずは、お客様方のご用件からお聞きしましょう」


 骨の顔をした男は、俺たちに近づき用件を尋ねた。すると元気よく青鬼くんが用件を伝える。


「はい!バグくんに会いにきました!」

「なぜ?」

「友達なので!」

「そうですか。しかしそちらの方は坊っちゃまのお友達ではございません。ですから、坊っちゃまとお会いになることは出来かねます。」


 骨の男は夕立を見ながら青鬼くんの用件を断る。


「それは……。でもそれは、執事さんが決めることじゃなくて、会うかか会わないかはバグくんが決めることだと思うよ」

「一理ございます。しかしそちらの方は…」


 二人が少々言い争っていると奥の扉がゆっくり開き、同い年くらいの少年が顔を出した。


「…何してるの?」


 少し癖っ毛の髪に、執事さんとはまた違う、くるんと巻かれた特徴的なツノが生えている。

 なんとも高そうなモノクロの雰囲気漂う格好をしており、良いお屋敷に住んでいそうな…童話に出てきそうな少年だった。


「バグくん!」

「青鬼くん、いらっしゃい」


 どうやらこの少年が青鬼くんの友達のバグくんらしい。青鬼くんとは違い、落ち着いた声をしている。


「後はボクが対応するから、執事はさがってて」

「ですが」

「ずっと、みてたから…大丈夫」

「…そうですか。ではお茶をご用意してまいります。また何かあればお呼びください」

「ありがとう」


 バグくんと執事さんがなにか怪しげな会話をしていたが、夕立はよく聞き取れない。


 執事さんは奥の部屋に戻って行き、バグくんと青鬼くんと夕立の3人だけの空間になった。


「バグくん紹介するね!僕の友達の赤鬼くん!前にも話したことあるから知ってるよね?」

「うん…」


「赤鬼くんにも紹介するね!こちらバグくん!夢夢屋の店長をしてるよ」

「て、店長!??」


(俺と同い年ぐらいに見える少年が??)


俺が驚くとバグくんが自ら自己紹介してくれた。


「バグ…です。店長、です。一応…。」

「す、凄いね…」

「そうでもない…です…」

「そっか…」

「………」

「………(話すことが特にない…)」


俺とバグくんが少し困っていると青鬼くんが笑顔でこんなことを言った。


「なんだか二人とも仲良くなれそうだね!」

「どこが!!?」


 夕立が青鬼くんにツッコミを入れると、青鬼くんは「あははっ!」と楽しそうに笑った。


 青鬼くんはどこをみて仲良くなれそうだと判断しているんだろうか?他の人が見たら、完全に会話に詰まって困っているぎこちない会話…にしか聞こえないだろう。


 すると、楽しそうに笑っている青鬼くんにバグくんが声をかける。


「その、青鬼くんはボクに何か大事な用があってきたんじゃないの…?」

「あーそうだ、忘れてた…。僕、バグくんに見てもらいたいものがあったんだよね!」

「それって入国きょ…」


 バグくんが何か言いかけた。

 しかし、言い終える前に、青鬼くんが楽しそうにを四角い物を見せびらかしてこう言った。




「じゃーん!トランプだよー!!」

「…??」




 何故かバグくんは赤鬼くんが出したトランプに驚いている。


「ト、ト…トランプ…?」


 バグくんが困惑した声を出す。

 どうやらバグくんが想像していたものと違ったらしい。


「ミミィのお店で買ったんだー!」

「ミミィのお店で…?トランプなんて買ってなかった気がするけど、いつ買ってたんだ?」

「赤鬼くんがくる前に買ったトランプだから、これはさっき買ったものじゃないよ!…それでさ、このトランプすっごく面白いから3人で一緒に遊ぼうよ!」


 パッと見た感じ、どこにでも売ってそうな普通の絵柄のトランプだ。


(このトランプのどこが面白いんだ…?)


「大きな机があるし、遊ぶゲームは7並べにしよう!バグくんは前に僕と遊んだことがあるよね、赤鬼くん7並べ知ってる?」

「ああ、うん、知ってるよ」


 7並べなら泊まりがけの遠征で何度か先輩たちと遊んだことがある。

 ちなみに勝敗は——俺のボロ負けだった。


「パスはあり?」

俺は青鬼くんをに7並べのルールを聞く。


「ありでもいいし、無しでもいいよ!」

「じゃあ2回だけ『パスあり』にしよう」

「おっけー!バグくんもそのルールでいい?」

「う、うん」

「じゃあトランプシャッフルしてから配るね〜」


 7並べで肝心なのは、自分が8と6を持っている場合、なるべく出さないようにすること。相手にパスをさせ、自滅させる作戦だ。

 そしてこの方法は…俺が小学四年生の頃、7並べでボロ負けした後に、大人げない先輩たちから教えてもらったことでもある…。


「はい、赤鬼くんの分」


 分けられたトランプを、俺は青鬼くんから受け取る。


「ありがとう」


 トランプを見ると8が3枚、6が2枚もあった。


(これは…、勝てる…!)


 いままで先輩たちや太一以外と七並べで勝負したことがなかった。

 そう、先輩たちにボロ負けしたその後、俺は悔しくなって、太一と昼休みに七並べを猛特訓した。

 猛特訓した今の俺ならこの二人にも、そう、先輩たちにも勝てるはずだ…!


(昔の俺とは違う…!)


 一方…心の中で熱くなってる俺とは違い、バグくんと青鬼くんの2人は、ふわふわした空気の中で、純粋な七並べをしていた。


「あっ…もう出せるカードがない…パスするね」

「バグくん、なんのカードが欲しいの?」

「えっと…スペードの4…」

「僕スペードの4持ってるよ!次出すねーはい!」

「ありがとう青鬼くん…」


(た、助け合ってる…?)


 2人が助け合っている光景は、自分の知っている7並べじゃないみたいだった。


「俺も。パスする…」

「赤鬼くんも出せるカードがないの?出して欲しいカードがあれば言ってね!」


 赤鬼くんに優しい言葉をかけられ、俺は少し困惑しながら小さくつぶやいた。


「7並べって、そう言うゲームじゃない気がするんだ…」

「えっ、どういうこと?」

「なんでもないよ…」


 自分が大人気なくなってきた。もっと、純粋な心で二人みたいに七並べを楽しむべきかもしれない。


(いやっ!でも!!小学四年生の頃、俺は野球の遠征で先輩たちに『5回も』ボロ負けしたんだ…!)


俺は悔しい記憶を思い出す。


(その後、太一に付き合ってもらって、学校で七並べの練習をした。家でも母さんとばあちゃんに七並べの相手をしてもらった…!今こそ!練習の成果を見せるときだ!次、先輩たちと七並べをしたときに、勝つ為にも…!)


「………パス(手加減はしないことにする夕立)」


 固い決心をしながら2人を自滅させるように7並べをしていると、とうとうその瞬間がやってきた。


「僕もう出せるものないやーパス!」

「ボクも…」


 青鬼くんとバグくんはパスを選択する。


「じゃあはい、スペードの2」

「うう…ない…パス!」

「あっ…」


 どうやらバグくんは、出せるカードがないようだった。そしてパスも2回使い切っている。


(勝った…!後は赤鬼くんを倒せば…!!)


 俺が勝利を確信した瞬間、トランプがガタガタと震え出す。


「えっ!?」


 すると手持ちのトランプに描かれたイラストが次から次へと空中へ飛び出した。


「えええっ!!?」


 空中でトランプに描かれたイラストたちが『ランラン♪』といいながら空中を歩き回る。中には踊ってる奴もいたり、スキップしてる奴もいたり。

……何故か俺を見て『プンプン!』と怒っている奴もいた。


 そして俺の手に残ったのは何も描かれていない、真っ白なカードだけだった。


「…!?」


「あははっ!何回見ても面白い!!」

「トランプに弱い魔法がかけられてることは知ってたけど…こう言う魔法だったんだね…」

「魔法がかかっていたことに気づくなんて、さすがバグくんだね!これはトランプに描かれたイラストがゲーム中に動き出すトランプなんだ〜!」


(ま、魔法…?つまりこの世界では道具に魔法がかけられるのか…)


「なんて変なトランプなんだ…。はあぁ……。」


 こんな目の前に映るよく分からない魔法に勝負の邪魔をされ、俺は少し気を落とす。


「ちなみに、動き出すのは手持ちのトランプだけで、机に置かれているトランプたちは動かないから安心して!」

「安心してって…真っ白な手持ちのトランプじゃ、ゲームは続けられないだろ」


 何も描かれていない真っ白なトランプを青鬼くんに見せながら夕立は言った。


「大丈夫!時間が経てばちゃんと戻ってくるから!ほらみて!戻ってきてるよ!」

「…うわっ!?ほんとだ…」


 真っ白なトランプの中にイラストたちが次々に戻っていく。


「はっ…?」


 しかし戻ってきたカードの中に、俺が大切にしていた8と6の数字はなくなっていた。


(8と6が戻ってきてない!?)


 俺は震えた声で青鬼くんに状況を説明する。


「…あ…青鬼くん。手持ちのカードが変わっているんだけど」


 すると青鬼くんが俺の気も知らず、とても楽しそうにトランプの説明をしてくれた。


「そう!これは自由に動き回るトランプだからね!だからもちろん!手持ちのカードも変わるよ!ちなみに、イラストたち自身が行きたい場所へ、好きな場所へ、勝手に移動するんだ〜!」


「へ〜…。」


 手持ちのトランプを再度見ると、トランプたちは『ニコニコッ^^』と俺を見て笑っている。


 俺は、俺を見て笑っているトランプたちを見下し、冷ややかな冷めた目して笑いながら「へーーー…」…と先程より長く、低い声で言った。


「あっ、出せるカードがあるからボク出すね」

「8だ!出して欲しかった数字だよ!ありがとうバグくん!」

「うん…」

「…………」

「あれっ?次赤鬼くんの番だよ?」

「…………」

「もしかして出せるカードない?じゃあ次、赤鬼くんが出して欲しい数字があったら出すね!なんのカードが欲しいの?」

「もうパス2回使ってる、だから俺の負け」

「……ハッ!!」


 出せるカードがなくなった俺は、『ニコニコッ』と笑っているトランプたちを冷めた目をしながら全て並べる。そして俺は目を細め、小さく微笑みながら、トランプたちに飛びっきりの言葉を吐き捨てる。




「許さないからなお前たち」




「あ、赤鬼くん…ッ!トランプたちをそんな見たこともないような怖い目で見ないであげて…!!」

「怖い目なんかしてないよ青鬼くん。気のせいじゃないかな?」


青鬼くんの次は、バグくんが心配そうに、何故か震えた声で俺に声をかけてきた。


「き、きっと…たまたまだよ…トランプたちに、わ、悪気はないんじゃないかな…?」

「そうだねバグくん。俺もそう思ってるよ」


 俺がそういうとバグくんは少しホッとした顔になる。

「そ、そう…それなら…よかった…」



 しかしこのまま、めでたしめでたし。と終わる訳にはいかない。なので俺は2人に提案する。


「そうだ、後でもう一度七並べをしよう」

「「えっ」」




「二人とも、もちろんゲームに付き合ってくれるよね?」





バグくんと青鬼くんは恐ろしいものでも見たように、ガタガタと震えていた。





———————————————————————


(その後…)


「赤鬼くん…?まだやるの?」


————7回やって7回俺は負けた。


「もういい…俺の負けだよ…負けでいいよもう…」


 負けを認めると、トランプたちが勝手にでてきて、俺を慰めるかのように寄ってきた。そして頭を撫でられる。


「おまえら、さっき俺をニコニコしながら笑ってた奴だろ、覚えてるぞ」


 夕立がげっそりとした顔で吐き捨てると『ランラン♪』とスキップしながら数人どこかに逃げていく。


 しかし残りの数人は、俺のそばに残って、まだ俺のことを慰めてくれる奴もいたり。俺の隣に座ってただ足をバタバタさせている奴もいたり…したり…。


「はあ…(一体どんな魔法をかけられたんだこいつらは…)」


 トランプたちに魔法をかけた親の顔が知りたくなった。


「トランプたち…すごく、楽しそう…」

「赤鬼くんはトランプたちと遊んであげるのが上手だね…!こんなに楽しそうにしているトランプたちを見たのは、僕、初めてだよ…!凄いね赤鬼くん!」

「そんな褒められ方されても全然嬉しくない…」

「あははっ!それもそっか!はあーでも楽しかったなー!まさかこのトランプたちにこんなに感情があるなんて知らなかったしね!」

「そうだね、ボクも変わったものが見れて楽しかった」

「また3人で遊びたいね〜!」

「………俺はもういいかな…」


 ゲームが終わり、3人で感想を言い合っていると奥から執事さんがやってきた。


「皆さま、お疲れ様でした。お茶をどうぞ」

「わーありがとう!」


 紅茶の香りがしてきて、みてみると…墨のような黒い液体がティーカップに注がれていた。


「………(の、飲みたくない…)」


 バグくんと青鬼くんは出された黒い液体を普通に飲む。俺は目の前に出された黒い液体をマジマジと見つめた。


「………」

「あれ?赤鬼くん飲まないの?」

「俺は猫舌だから遠慮しておくよ」

「そっか〜!」


 とてもいい香りがするので飲んでみたくなるが、飲まないのが吉な気がする。


「ゲームはもう終わりましたか?」

「うん」

「ではそろそろ本題に入った方がよろしいのでは?」


 バグくんと執事さんがまた怪しげな会話をする。


(本題とは一体?)


 青鬼くんは、バグくんと遊ぶために夢夢屋にきたはずだ。本題…というか目的は既に達成されているはずだが…。




「門番から聞いております。入国許可証を取りに来たと。」


「入国、許可証…」




 門番さんとの会話がフラッシュバックする。


『君はおとぎの国人国許可証を持っていない。現時点だと人間だと思われて牢屋に入れられる可能性があるんだ。』

『ちなみに牢屋に入れられるとどうなるんですか…?』

『それはー…その』


『………』

『………』


門番さんは何も言わずコクリと頷く。


『牢屋に入れられるとどうなるんですか!?』

『じゃあ二人とも、おとぎの国を楽しんできてね』

『も、門番さんーーーー!!』


『門番サーーーーーン!!』





 そして夕立は即座にこの夢夢屋から離れる言い訳し始める。


「青鬼くん、俺ミミィのお店に忘れ物したみたいだから今すぐ取りに行きたい」

「えっ!そうなの?じゃあ今すぐ一緒に取りに行こうか!!」


(青鬼くんが純粋な人でよかった…)


 俺が青鬼くんに感謝しながら安堵する。

 しかしその安堵は執事さんの言葉によってすぐに消え去った。


「審査してからでお願いしますね」

「あとから…」

「審査してからでお願いします」

「今すぐ取りに行かなきゃいけないんです…!た、大切な!俺の命より大切なものなんです!!!(本当はそんなものないけど…!!!!!!)」

「そうですか、では、私の使いの者に取りに行かせましょう」

「いや大丈夫です!自分で取りに行きます!!ご迷惑はかけられませんので!」

「気にしないでください」

「俺は気にする性格なんです!!!」

「診察室へどうぞ」

「うわあああああああああ!!!!!!」


 俺が逃げようとした瞬間、サッと執事さんに襟を掴まれ、強制的にズルズルと引きずられる。


(うわあああああああああ!!!!!)


 青鬼くんに助けを求めて俺は手を伸ばす。

 すると赤鬼くんは歯医者に行く子供に声をかけるように俺にこう言った。


「痛くないよ〜大丈夫だよ〜…!赤鬼くん頑張って〜!!」


(わあああああああああ!!!こいつ全然助けてくれないっ!!!!)


 抵抗も虚しく終わり、そして俺は奥の部屋のベットの上に寝かされた。

 逃げようにも何故か体が動かない。

 どうやら見えない何かに貼り付けられているようだ。


(やばいやばいやばいやばいやばい…!!!)

(審査って一体なんなんだよ!?)

(うわあああああああ!!!!)


 一体何をされるのか…パニックになっている夕立には検討もつかない。

 抵抗しても意味がないことは分かっているが、それでも抵抗しながら虚しくも俺は訴えかける。


「俺、体が弱いんです!!!審査とか絶対無理です!!無理です!!!!」

「大丈夫です」

「大丈夫じゃないです!!!!!!!」


 執事さんは俺の叫びに聞く耳を一切持たなかった。すると奥からそっとバグくんが現れ、心配そうに近寄ってきた。


「か、かわいそうだよ…そんな身動き取れないようにしたら余計怖がっちゃう…」

「『暴れる者にはあらゆる手段を使い速やかに実行に移せ』これは法律で決まっております」

「う〜ん…」


(なんだその恐ろしい法律は!!?)


 バグくんを横たわる夕立を見ながらこう言う。


「えっと、大丈夫だから…眠ってて」


(こんな状況で眠れる訳ないだろ!!!?)


「全然!!大丈夫、じゃ…」


ない…




「大丈夫だよ」




………。













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