第571話 想像力
向こうから告白してきて、私と彼が付き合う。
学校で一番ラブラブのカップルだと言われて、照れる。
一緒にデートに行ったり、勉強会をしたり。
受験も彼と一緒なら、楽しくできて。
2人とも第一志望の同じ大学に合格して、大学生デビュー。
気がつけば同棲していて、私がご飯を作って彼が食べる。
いつも美味しいって言ってくれる。
大学を卒業して、会社でバリバリ働いて。
ちょっと落ち着いたら、子供は何人がいい? なんて聞いちゃって。
それで、家族でサッカーが出来るくらい、なんて答えられて。
赤くなった私を見て可愛い……。って言いながら私を——。
想像力は無限大だ。
0から1でも2でも生み出せる。
物理法則でさえ立ち向かえない、生物に与えられた特別な力だ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます