第17話 独立記念日に飛び交う

インディペンデンスが語源の……

ジャパニーズインディーズと言う文言を

度々使用して、周囲を辟易させて来たが

インディペンデンスがその語源なら

確実に何かから「独立」しているのだろう。


ジャパニーズをもいで、インディーズレーベルと断るなら

「自社制作」みたいな意味合いが前面に出て来る。

日本のインディーズレーベルの二大看板は

【疾走感】【英語詞】だった。

8割9割が、そのルールを踏襲する。

『B-DASH』『SHAKARABBITS』

『BEAT CRUSADERS』『175R』

『CAPTAIN HEDGE HOG』

『Hi-STANDARD』『HUSKING BEE』

『Hawaiian6』

『NICOTINE』『SNAIL RAMP』(順不同)


上記のアーティストと同じ香りはするものの、

【英語詞】では無く有名なレーベルからデビューした

東芝EMIレコードの『ACIDMAN』や

ビクターエンタテインメントの『GO!GO!7188』は

独自の馬力で、邦楽界の急勾配を

勢い良く駆け上がって行く。

※『GO!GO!7188』は、メンバーの脱退で2012年に解散。

その後の権利はソニーミュージックが所有していると思われ。


同期でも自主制作に関わらず、日本語の歌詞で

伸び伸びと作詞作曲に勤しんでいたと言う実例の一つ。

後々になって、英語から日本語に鞍替えするBANDは結構居て

何を歌っているかダイレクトに伝わることは大事と言う理屈は

そこまで難しくは無い道理である。

【疾走感】【英語詞】が若年層の心に刺さり

一大ムーブメントを起こした、インディーズレーベルの躍進。

見る影も無いが、どの世代のBOOMと位置付けるか?

やはり30代だろう、彼等が推す、インディーズBANDって?

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我等は定刻、茶化ラ塚「過激」団 作家:岩永桂 @iek2145

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