第2話
夜ご飯に誘われて、お父さんと継母さんの3人でファミリーレストランへ行きました。
料理を待っている間、たまたまお父さんの手の甲の血管を見ました。
自分の手と見比べて、同じ場所に血管があったのがうれしくなり、お父さんに一緒だねと伝えました。
そしたら、継母さんに
「私は一緒じゃない。家族じゃないからそんなこと言うんだ。」
そう言われました。
私はなんでそんなことをいうのか意味がわからず固まっていたら、お父さんに「今すぐ謝れ!」と怒られました。
私は泣きながら謝りました。
その後も、継母さんとどう接していいかわからかったので敬語で話ししていたら、ある日お父さんに夜寝ている時に起こされ、「私は家族じゃないからそんな話し方なんだ」と継母が言っているから謝れ!と言われ、タメ語で話すと「話し方がなっていない」と同じように夜起こされ言われました。
何かある度に継母さん本人から言うことはなく、お父さんを通じて怒られました。
おばあちゃんと継母さんは仲が悪く、よく口喧嘩をしていました。
その理由は今までやってきたおばあちゃんとおじいちゃんの仕事のやり方が古いと継母さんが反対したからです。
お父さんは継母さんの言うことが一番だと思っているので、何かあると継母に謝れ!とおばあちゃんにも言っていました。
謝らない場合は夜中の3時まで続きました。
継母さんに夏祭り一緒に行こうと誘われて、指定された昼の時間に浴衣を着て待っていました。
しかし1時間経っても2時間経っても連絡が来ず、私はショックで泣いてしまいました。
5時間経ってやっと連絡がきて、一緒に夏祭りに行きました。
後におばあちゃんから聞いた話ですが、お父さんと継母さんは夏祭りの前に2人で旅行に行っていたそうです。
ある日テーマパークに連れて行ってもらった時、継母さんに「今までお母さんとどこに旅行にいったりしたの?」と聞かれました。
私は素直に行ったことのある場所を言ったら、継母さんは「私は連れて行ってもらってない!」とお父さんに何かを言い始め、よくわからないままお父さんに「継母に謝れ!」と怒られました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます