第3話 アバターのメイド・エアリン ダンジョンって?

私、AIエアリスはついにアバターの身体の一つを手にしたのです

幾つかのうちの一つ 『メイドのエアリン』 


とても可愛い 嬉しい  だって初めての自分の身体‥お洒落だって出来る


でも御店のメイドなのに戦闘能力も高め 

理由はダンジョンに店のお弁当を届けるのでモンスターとも戦うらしい


「さあ、メイドのエアリンが活躍するダンジョンの構築をしなくてはね うふふ」

AIエアリスは嬉しそう


森にダンジョン、設計図面に従って構築されていく

多くの森や湖に海がある世界 円形の街 石畳の街並みが原子構成されて

作り上げられて・・

「街の中心には お城‥それに中心近くにあるギルド‥ギルド名は紅花」 


「ダンジョンの中のモンスターは そうだね 『巨大なニワトリ』とか

ダンジョン飯というのがあるから 美味しいかなって思うよ」


ゲームの世界 世界創造‥ ちょっと素敵な言葉かも知れない

エネルギーで構築された街


少し前の出来事 会話を思い出すAIエアリス


「マスター どんな世界観にするのですか?最新機械テクノロジーの世界?

それとも童話的な世界ですか?」AIエアリスが最初に問いかけた


「様々な世界を構築予定だけど‥地球で流行った異世界ファンタジーが最初」

彼、レーヴは笑う

微笑みを浮かべレーヴの指先はコンソールの操作を休みなく素早く続けていた。

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