第4話 ダンジョンで メイドのエアリンの活躍

ゲーム世界でのちょっとした御話

AIのエアリスは 自分のアバター、メイドのエアリンの活躍に満足そう

「うふふ 下着も可愛いのよね メイドの服装に軽装の鎧とか」

ゲーム世界 御店の『ののはな亭』私のアバター、エアリン


一人の別のメイド姿の少女に声をかけた

「エアリンちゃん 手、空いている?」


軽装の鎧をそのまま身に着け 弓矢を背に魔法石のついたショートソードを

腰のベルトに差し 淡い青髪の少女エアリンは 

手早く準備された注文ランチの数々を大きな籠に入れると籠は小さな宝石になり 

それをペンダントにして首にかけ


「うふっ」笑みを浮かべるエアリン

長い呪文を唱えると 足元には小さな魔法陣

メイド服のスカートが大きく 魔法陣 足下からの風に広がり 舞う

「では 行ってきますね」

 

「あ、あそこね」エアリン 岩場、沢山の岩が並んでいる中を走る

ダンジョンの中で

数人の冒険者たちが モンスターと戦い苦戦中

「おい、戦闘ヘルプはまだか!」

「今、スマホで連絡したから すぐに来るとは思う」

「ご飯も来るぞ!」「素晴らしい!」涙もつい出てしまう冒険者達


「小太郎様、御一行さまですか?」少女の可愛らしい にこやかな声

「ああ、そうだ 君は?」ドキドキしながら問う小太郎


愛らしい黒を基調にしたメイド服 その上から軽装の鎧の少女

「ののはな亭のエアリンです ご注文の品のお届けと戦闘ヘルプに来ました」

愛らしく にこやかに微笑む 笑顔は0円であるが それでも何気に嬉しい


「おおお!食事に戦闘ヘルプさんだああ」小太郎一行さま 

彼等の声が本当に嬉しそう


「数が多すぎて どうしていいか」絡んでくるスライムを切り倒す

確かに・・百近いスライムの群れに ミニゴブリンの群れ

下等モンスターといえど 数が多く駆除出来ない有様 逃げ道も塞がれているようだった

エアリンは早速、攻撃態勢となる

「ええい」剣を振るい 後ろから 襲ってきたミニゴブリンを切り倒す

次に弓で 次々と矢を放ち 小太郎の仲間を助ける

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