第130話 「短歌」⑦

連れられたりんご畑の坂道でゴロゴロ転がる幼い二人


蜜入りのりんごがおやつ山仕事皮も剥かずにそのままガブリ


長芋の子どもを集め火にくべるスーパーにないホカホカおやつ

(祖母は長芋の子どもと教えてくれましたが、むかごのことです)


トラクター走った方がきっと早い そう思いつつ乗っていたあの頃


日曜日ほっかぶりして山へ行く誰にも会わず着くこと願い


墓参り浴衣姿に足軽く盆花を持って先頭歩く


地獄絵図毎年眺め焼き付ける悪いことせばここに行くかと


 今回は、幼い頃の思い出短歌を作ってみました。

 短歌って、基本的に句と句の間に空白を入れないんですね。今日知りました。

 

月猫散文ノート☆彡 


 

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