第127話 「短歌」④

いつからか あなたの香り 気になって 目で追うわたし 恋したみたい


繋いだ手 ドクンドクンが 聞えちゃう 私の心臓ハート 大人しくして


危険かも 恋のワクチン 接種したい モテるあなたに 溺れてしまう


手に入れた 雲にかけはし だった彼と 教会で誓う 永遠の愛   


やはりそう 嫌な予感は よく当たる 他の女に 手を出すあなた


教会で 死が分かつまで 一緒だよと 誓ったあなた 舌先三寸


忘れたい 愛し合ってた あの日々を 思い出しては 枕にパンチ


裏切った その唇で キスするな もう触れないで 別れたいから


判押した 緑の用紙を ここに置く 未練もないし 二度と会わない 


清々し あなたのいない この部屋で 希望に満ちる 未来を掴む


 モテ男に恋をして、結婚。そして、別れまでの連句。女性編です。

 ちなみに、『雲に梯』という言葉は、カクヨム作家の歩さんの『言の葉のささやき ~ひなの目覚め~』より拝借致しました。


雲にはしごをかけるように、とてもかなえられない高い望みの例えだそうです。

(特に恋)


  月猫散文ノート☆彡



 

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