大上=段のキャラ設定の詰め直し
当分の間、各キャラクターの設定の練り直し作業が続きます。
キャラクター03:大上=段
https://kakuyomu.jp/users/tekitokun/news/16817139555022626257
オンラインゲーム「ドラゴン・ザ・ドゥーム」の男性アバター。
ボイルドの命により、ラーグが召喚した4人のアバターの一人である。
召喚士ラーグの半ば意図的なミスにより、ロッドヒーラー家の施設からかけ離れた場所に召喚される。
身長は2m10cm。
35才。
ジョブは魔術師だが、ゲーム内で全ジョブレベルMAX(LV186)を達成しているため全能力が桁外れに高く、筋肉質のプロレスラーのようなその身体は一見して魔術師とは思えない。
またクラフト(製造)レベルもMAXに到達しているため、製造施設や道具が揃っているのなら大抵の武器・防具・道具が作成可能。
マスター(プレイヤー)によって作られたフレーバー設定により密教僧を名乗っているが、段自身も段のマスターも密教についてそれほど詳しい訳ではないし、プリーストとしての能力がある訳でもない。
また僧侶として死者に敬意は払うものの、生者に対しては”悪即斬”を徹底しており、まるで容赦がない。
浅黒い肌で顔は黙っていれば男前なのだが、不意にしょーもない事を言ったり、考えなしに口を開いて墓穴を掘るため台無しである。
コスチュームは、白い上下の服の上に黒い魔術師風の服を着て、首には紫の水晶を下げ、頭にはつばの大きい黄色い帽子を被っている。
この黄色い帽子は僧の被る深編笠の代わりであり、西洋風の世界観のドラゴン・ザ・ドゥームに和風の装備が少なかったという事情が裏にはある。
段の持つ杖はドラゴン・ザ・ドゥーム内で最も錫杖に近いデザインのものを選んでいるが、杖の中央にある大きな宝玉は錫杖のデザインとはかけ離れている。
防御力上昇の指輪、各種抵抗力上昇の指輪、各種属性抵抗力上昇の指輪を両手にはめており、素のステータスの高さと相まって殆どの攻撃がまともに通用しない。
ただし、ドラゴン・ザ・ドゥームに存在しない攻撃や属性に対する防御装備は持っていない。
主に使用するスキルは「魔杖風」「ファイアストーム」「サンダーカッター」「サンダーコール」「ロックウェイブ」「ポイズンクラウド」「ジェノサイドフレア」。
ドラゴン・ザ・ドゥームには魔法詠唱に音声が設定されていなかったため、詠唱は割と適当でも魔法の発動が可能であり、段は真言を魔法の発動に使用している。
後にゼベックに習ってからは拳闘による格闘術も使うようになる。
「魔杖風」……魔力を込めた杖を振るう事で突風を起こし相手を牽制する護身技。魔法を詠唱する必要がないため即座に発動できるが、威力は低く攻撃目的であるならば格下相手にしか効果は期待できない。周囲の砂や石を風で巻きあげて相手に叩きつけ、一時的に怯ませるのが目的の技。
「ファイアストーム」……ドラゴン・ザ・ドゥームのランク1炎魔法。掌から炎を放射する。射程距離は約30mで、近距離で当てる事に成功したならばランク2の魔法に匹敵する威力を発揮する。発動に使用する真言は『おん きりきりばさら うんはった』。
「サンダーカッター」……ドラゴン・ザ・ドゥームのランク1電撃魔法。杖の先に電撃を発生させ、それを振るう事によって電撃の刃を生成して撃ちだす。射程は150m。発動に使用する真言は『おん さん ざん ざん さく そわか』。
「サンダーコール」……ドラゴン・ザ・ドゥームのランク2電撃魔法。杖を振り下ろして魔術で作り出した雷雲から雷を落とす。ドラゴン・ザ・ドゥームのゲーム内では建物の中でも狙った場所に雷を落とせたが、召喚後の世界では屋内で使用すると天井が邪魔になってしまう。射程は500mにも達するが、余程視野が開けた場所でしか狙いを付けられないし、ドラゴン・ザ・ドゥーム内でも画面外に出てしまうためその長射程が活かされる事はなかった。発動に使用する真言は『おん ばざら だらま きりく そわか』。連続で唱えると雷雲は巨大に膨れ上がり、無数の落雷を落とし続ける。
「ロックウェイブ」……ドラゴン・ザ・ドゥームのランク2土魔法。杖を振り下ろした地点から縦150m・幅5~6mの範囲にある物を地表ごと空高く打ち上げる。下から打ち上げられる衝撃だけでも凄まじい物があり、普通ならこれだけでもただでは済まない。また、魔法の範囲内の地面は地表が掘り返されてガタガタになってしまう。発動に使用する真言は『おん ころころ せんだり まとうぎ そわか』。ドラゴン・ザ・ドゥーム内では、直線上に地面から大岩が次々と空に向かって飛び出す魔法だった。
「ポイズンクラウド」……ドラゴン・ザ・ドゥームのランク2闇魔法。左右に広げた腕を閉じて交差させると共に強力な毒ガスを前方に発生させる。射程は200m、毒ガスの範囲は中心から半径80mにも及ぶ。発動に使用する真言は『おん かかか びさんまえい そわか』。
「ジェノサイドフレア」……ドラゴン・ザ・ドゥームのランク3闇魔法。異次元に潜む魔王の力を借りて、無属性の爆発を発生させる。魔力を込めた杖を自分の前方に浮かび上がらせ、その杖に向けて両掌を突き出し魔力を更に集中させてこの魔法を発動させる。魔法の発動するには杖に充分な魔力を集めねばならぬため時間が掛かり、杖に集めた魔力を爆発を発生させる地点に転送するにも時間が掛かるためタイムラグも発生してしまう。射程は350m。爆発範囲は最大で半径100mにも及ぶが、爆発範囲を広げれば広げただけ威力が拡散し、最大にまで範囲を広げた場合はランク1の魔法の威力にも劣ってしまうため、威力を集中させるには爆発範囲をなるべく狭く絞る必要がある。発動に使用する真言は『のうまくさんまんだ ばざらだん せんだん まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん』。
段は派手な魔法を好むため、多少地味でも堅実な効果が期待できる氷魔法は習得していない。
段のマスターがクランSSSRに加入したのはイザネより僅かに早く、最も早くべべ王のクランメンバー募集に答えたプレイヤーであった。
以来、マスター共々べべ王とはずっと腐れ縁である
クランSSSRのサブマスターの権限もべべ王から与えられているが、本人はその事を既に忘れてしまっている。
段は基本的にゲーム内の知識しかなく、現実の常識はまるで知らない。
段はマスター同様にわがままな性格である。
戦いを好み、退屈を嫌う。
酒や遊び、そして何より冒険には貪欲だが、面倒な事はとことん嫌う。
召喚後の世界の事は”面倒な事が多い”と段は不満たらたらである。
ジョブに対する拘りというものはあまりないが、派手な攻撃が好きだったため魔術師のジョブを選択していた。
他にも魔剣士や忍者などの派手な火力を持つアタッカーのジョブが、段の好みだった。
ドラゴン・ザ・ドゥームは恋愛要素のないゲームであったため、段は恋愛というものを知らないし、特に興味もない。
酒はいくら飲もうが酔おうが気にしない。
酔うとやたら陽気になって馴れ馴れしく絡んでくるので面倒。
好きな時に好きなだけ食べ、好きなだけ寝るのが理想と思っている。(あくまで召喚後に身に付いた習慣です)。
卑怯な事、ズルい事をされるのは大っ嫌いだが、自分がそれをしていても自覚なし。
直情的な性格で、我慢や隠し事はできないタイプ。
この大男の体つきはどう考えても屈強な戦士なのに、どうして魔術師なのか? 分かっていても見る度に悩みそうになる。
図々しさと横暴が服を着て歩いている。
「俺様の酒が飲めないってのか? 東風?!」
一人称:俺様(セリフだけでイザネと区別しやすいように、第二稿から変更する予定)。
好きな食べ物:肉。
嫌いな食べ物:人参。
好きなもの:冒険。
嫌いなもの:家事。
趣味:酒・博打。
好きな色:黒。
当初はクソ真面目な坊主キャラを作るつもりだったのだが、東風とキャラが被ってしまうため急遽キャラの性格を張飛(三国志)タイプに変更した。
結果それが大成功。
こうも直情的なキャラが動かしやすいとは思いませんでした。
イザネや東風と違い、召喚後の世界でも頑なに自分の価値観を貫き通して変わろうとしなかったアバター。
酒や博打など、娯楽は率先して受け入れていたものの、日常生活を退屈と感じる性分から召喚後の世界に対しては不満の方が勝っている。
べべ王とコンビとして運用するキャラでもある。
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