東風のキャラ設定の詰め直し

 当分の間、各キャラクターの設定の練り直し作業が続きます。

 また、今回からは誤字脱字等を防ぐため、3回読み直してチェックする事にいたします(今までは一回しかチェックしていなかった。)。




キャラクター02:東風

https://kakuyomu.jp/users/tekitokun/news/16817139555022645965


 オンラインゲーム「ドラゴン・ザ・ドゥーム」の男性アバター。

 ボイルドの命により、ラーグが召喚した4人のアバターの一人である。

 召喚士ラーグの半ば意図的なミスにより、ロッドヒーラー家の施設からかけ離れた場所に召喚される。


 身長は3m。

 20才。

 ジョブは忍者だが、ゲーム内で全ジョブレベルMAX(LV186)を達成しているため全能力が桁外れに高い。

 忍者の特性として跳躍力に特に優れ、18メートル以上のジャンプが可能。

 高所からの着地や歩く足音も忍者としての体術により消す事ができる。

 またクラフト(製造)レベルもMAXに到達しているため、製造施設や道具が揃っているのなら大抵の武器・防具・道具が作成可能。


 異常なまでの肥満体系だが同時に筋肉質な身体を持つ。

 顔は脂肪のおかげでムッチリしてるしタラコ唇にゲジゲジ眉毛で、お世辞にもハンサムとは言えない。

 3mの巨体であるがため指も太く、細かい物を掴むのを苦手としている。


 コスチュームは、薄手の黒のピッチリスーツと深緑の着物、顔には深緑の覆面を被り黒のマスクをしているが戦闘時以外は外している。

 頭髪はボンパドールで前に少し膨らませ、前髪を垂らし、長い後ろ髪を結わえている。


 腰にはナイフを二本下げているが、中華包丁に近いデザインであるうえに、3メートルの巨人に合わせたサイズとなっているためナイフよりもデカい包丁に近い。

 他にも懐に火薬・鎖分銅・煙玉を武器として隠し持っている。

 火薬は主にまき散らして爆発させ攻撃、目くらましとして利用する。

 煙玉は広範囲を煙で覆う事が可能で、一つで半径十数メートルに広がり視界を塞ぐ。

 鎖分銅は2メートル半近い長さがあり、遠くの相手に投げつけたり、絡みつかせたり、あるいは巨大なモンスターの角や首に巻き付けて相手の上によじ登るにも使用する。

 防御力上昇の指輪、各種抵抗力上昇の指輪、各種属性抵抗力上昇の指輪を両手にはめており、素のステータスの高さと相まって殆どの攻撃がまともに通用しない。

 ただし、ドラゴン・ザ・ドゥームに存在しない攻撃や属性に対する防御装備は持っていない。


 主に使用するスキルは「影遁」「武影の太刀」「爆炎陣」「影殺陣」。

 「影遁」……印を結んで影の中に潜む術で、影の中に潜んだまま移動する事も可能。

 「武影の太刀」……目にも止まらぬ速度で駆け抜けながら、周囲の者を切り刻む剣術。

 「爆炎陣」……宙に火薬をばら撒き、両手のナイフを叩きつけた火花で点火する。

 「影殺陣」……印を結んで自身の幻を作り出し、それを攻撃してきた敵に対して渾身の一撃を見舞う技。


 クランSSSRはゲーマーの大学生と社会人ばかりのクランであったが、東風のマスターはゲーム歴が浅い高校生であり、クランメンバーに攻略を教わったり、頼ったりする事が多かった。

 そのため、東風も他のクランメンバーに頭が上がらない。

 特にイザネのマスターには世話になっていたため、イザネの事を師と仰いでいる。

 ちなみに東風のマスターは秘密に別アカウントで趣味全開の美少女アバターを作っており、後日それがクランメンバーにバレてからかわれている。


 東風は基本的にゲーム内の知識しかなく、現実の常識はまるで知らない。


 ルルタニアでは周囲に頭が上がらなかったマスターの影響もあり、また周囲が格上(ベテラン)の冒険者だらけだっため性格は気弱で人見知りをしていたのだが、召喚後は格上の冒険者が周囲にいないためそれが徐々にそれが収まりつつある。

 イザネと同様に優しい性格ではあるのだが、同時に理論先行型の思考であるが故に必要があると判断すれば情を捨て去る事もできる。


 ジョブに対する拘りというものはあまりなく、忍者が火力に優れる強ジョブであったため普段からよく使っていた。


 ドラゴン・ザ・ドゥームは恋愛要素のないゲームであったため、東風は恋愛というものを知らないし、特に興味もない。

 召喚後はイザネに対して恋心を抱くようになっていたのだが、その自覚はなかった。


 酒には慎重で、酔うまで飲もうとはしない。

 酔うと泣き上戸なので面倒。


 大食漢で比較的規則正しい生活を好むが、それをよく周囲の者(べべ王や大上=段)によってかき乱される(あくまで召喚後に身に付いた習慣です)。

 卑怯な事、ズルい事は好まないが、勝つために必要とあれば躊躇はしない。


 嘘はつくのも、つかれるのも苦手だったが、シーフクラス(情報戦のクラス)としての自覚が芽生えてからはむしろ得意とするようになった。


 召喚後の世界の習慣は素直に受け入れているし、楽しんでもいる。


 理論先行型の性格が災いし、話は長くなりがちで、言い訳も比較的多い。


 虫は苦手(ハチに襲われた後は特に)だが、我慢はできる。


 一人称:私

 好きな食べ物:ジャガイモ

 嫌いな食べ物:なし。

 好きなもの:イザ姐

 嫌いなもの:ハチ

 趣味:読書。

 好きな色:浅緑




 イザネと対をなすキャラ。

 両者ともに異世界に来て大きく変化したが、イザネがその優しさ故に非情になれなかったのに対して東風は非情に割り切る事ができ、ゲームの中のなんちゃって忍者ではなくリアルな忍者として成長もした。

 が、最終的には戦いのみを求めて生きる空しささえも悟る事になる。

 デブでブ男というルックスと見合わぬその高い能力によるギャップと、巨体による恐怖演出ができて、作者としては使いやすいキャラ。

 元々のキャラクターコンセプトは、礼儀正しいアースクエイク(侍魂)。

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