第7話
「ユリさんおはよう。もうそろそろ起きないと仕事間に合わないよ? 」
え、こんな寝起きの顔見られたのショック過ぎる。涎垂らしてないよね?
てか、昨日のあのキスなに。朝からこんな綺麗な顔拝めるとか今日1日仕事頑張れそう
まって、洋服昨日と同じはやばいな
と、頭では考えながらなんとか言葉をはっした
「やばい、おはようございます。もう起きなきゃ。ちなみにここら辺って朝早くから洋服売ってるところありますか…」
きっと顔は真っ赤だったのでしょう。一希さんがクスッと笑いながらホテルの朝食を頼んでくれた
「洋服も頼んで置いたからそのうち届くと思う。こんな朝早くからはさすがに服屋は空いてるところはないからね」
苦笑いしながらも洋服を頼んでくれる彼をみて一体何者なんだろうかと初めて疑問に思った
それとも今まで興味なかったのにキスして、興味が湧いたのか
もしそうだとしたら私はかなり現金主義ではないか
まあ洋服がくるならいいかと思いホテルの朝食を頂いた
ノックの音が聞こえて、洋服がかかったラックが運ばれてきた
どれも可愛らしくそしてみるからに高そう…
「どれでも好きなもの選んでいいよ。」
どれにしたらいいのか分からず固まっていると後ろから
「ユリさんはこのワンピースとかも似合いそうだけど、どうかな」
勧めてもらったのは水色の薄い花柄が可愛いワンピースで1番高そうなやつだった
それに着替えて仕事場まで車で送ってもらうことになった
別れ際にどうしようか悩んだが、一希さんともう一度会いたいと思いなんとか連絡先をゲットしてわかれた
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